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僕の思う物語

作者: ダル神


僕の一つの物語を書き終えた自己陶酔につきあってほしい。


自分の考えていた結末より、書いていて、それよりすっと面白い結果になったことはないだろうか?


そんな時の僕は思うのだ。


こんなに、面白いと自分で思うのは、それは僕が考えていない、誰かがくれたものだからじゃあないか?


もしそうだとしたら

なんてことだ?


僕は一体その物語を与えてくれた者たちにどうやって感謝すればいい。


この想いをどう表現すればいい?



書こう。


今までの物語を完成させてくれたもの達全てに


与えてくれた者たち全てに。


本当にありがとうって気持ちを今から書きます。


聞いてくれ。


始まりは漫画を書きたいと思う所からだった。

でも、答えは簡単にでる

無理だ。

僕には、僕のやりたいことを表現できるだけの画力がない。

力がない。

ならば、小説ならどうだ?

無理だ。

それを表現できるだけの文章力がない。

力がない。

でも、僕はあがいた。

小説しか、道がなかったからだ。

絵のような、下手さ加減があらわにならない、それを書き続けた。

ろくに小説すら読めないくせに。

書いていてわかる。

ひどいもんだ。

こんなの誰にも見せられない。

恥ずかしいもんだ。

僕の逃避行にも似たそれ。

そんなものいくら書いても無駄なだけだ。

初めはやっぱり欠く意欲がわかなかった。

そんな、自他ともに認める自分の夢から逃げるための手段。

そんな、もの書くことすらできなかった。

そんな、時、一つのアニメに感動した。

やっぱり、何かに感動すると、書きたくなる。

何かを作りたくなる。

表現したくなる。

だから、僕はその逃避行の一つである、小説の初めての作品を二次創作にした。


やっぱり、初めて書いたので、そりゃあひどいもんだ。

でも自然と書けた。

それをブログにあげた。

そんな陳腐なものを面白いと言ってくれる酔狂な奴があらわれた。


そして、僕は初めて喜びを感じた。


気が狂いそうになるくらい嬉しかった。


ずっと、暗い、掃き溜めのような所にいたと思っていたのに一気に世界が変わった。


嬉しい、ああ、こんな事があるんだ。


それを切欠に僕はその物語にうちこんだ。

ちょっとでも面白くなるように全身全霊をかけた。

今まで、だらだら少しずつしか書けなかったそれが、待ってくれている事を思うと手が止まらなかった。

こんな幸せな気持ちで書けるんだ。

見てもらえる読んでもらえるってこんなに嬉しいことなんだ。

そして、物語にはかならず終わりが来る。

結局書き終わるまでに、見てくれた

お気に入りに入れてくれた人は


9人だった。


ちっぽけだ。


すごい人は3000人も5000人もいるのに。


僕はたったの9人だ。


それでも、何故だろう?


嬉しくてたまらない。


僕の作品に感想を書いてくれた人。


読んでくれた人。


どんなに感謝してもしきれない。


だって僕を救ってくれたんだぞ?


逃避行としか役割を持たせなかったでく人形に魂を吹き込んでくれた大恩人だぞ?


その人達は間違いなく僕の誇りだ。


僕の作品も誇らしく思えるのはやっぱりその人達のおかげなのだ。


この作品を書いた僕なんかよりすごいとそう思った。


物語は終わりがあり


そして、またすぐに始まりがある。


また、新しく書いていこう。


それもまた二次創作だ。


まだ自分自身のオリジナルに自身は持てない。


書いている。


面白い事に気がつく。


自分の書いているものに感動し、自分で胸踊り、自分の展開にはらはらしていることに気がついた。


そうか、これは僕だけが書いているわけではない。


僕は誰よりも面白い物語を読みたいのだ。


そのために、何かが僕に、物語を与えてくれている。

僕と一緒に僕の知らない物語を作ってくれる?


ありがたい。


自分だけの作品に何の価値もない。


誰も読んでくれない物語なんて、どんなに面白くてもいみなんてないじゃないか。


僕の作品を支えてくれるひと


そして、僕の物語を一緒に書いてくれる何か。


その、全てのものに感謝を表現したい。


どうすればいい?


考えるな、思い出せ。

自分で展開を頭で考えるより、いざ書き始めた方がずっと面白くなっていったではないか。


絶対に思いつかないどんでん返しは、書いている最中にしか思いつくことはできなかったじゃあないか。


そして、その展開を誰よりも待ち望み、それにはらはらし喜んでいたのは他でもない僕自身だった。


だから、みんな見てくれ、僕のちんけな文章だけど見てくれ。


これは僕一人で描いたもんじゃあない。


どう表現するかなんて決まってる。


頭で考えるな。


手を休めるな。

まずは書け。


今までもそうやって、


そして、自分の力では説明できない結果をのこしてきただろう?


自分ひとりではとても無理なことができただろう?


それは間違いなく、多くの者が関わっている。


多くの者が手助けしてくれている。


僕と一緒に面白いものを作ってくれる何か。


僕はあなたをよくしらない。


ちゃんとあった事があるかどうかもわからない。


でも、僕はあなたに感謝する。

だから頼むよ。僕と一緒に書いてくれよ。

もっと、もっと面白い物語を僕に見せてくれよ。

お願いだ。

お願いします。

そのために、僕も頑張るからさ。

なんだってするからさ。

ずっと面白い物語が見たくてしょうがなかったんだ。

まだ見たこともないそんな物語を僕は見たい。

ずっと、ずっと、そう思ってきたんだ。


みんなに見て楽しんでもらえるように頑張るからさ。


だから、僕を、みんなを楽しませてくれ


僕はあなたを楽しませて見せるから。


あなたの与えてくれた物語を僕がどう解釈するか、きっとあなたを楽しませてみせるから


だから、これからも、僕と一緒に物語を書いてくれないかい?


僕達の物語を面白くするために

どうか一緒にがんばってほしい。


こんな想いも文章にすることで見えた。


ありがとう。


また、僕を楽しませてくれたね?


きみはどうだい?


僕のこんな解釈を


面白いと、思ってくれたかい?




物語を書き終えたこの感覚。きっとみんなそれぞれ色んな思いがあると思う。


ここまで読んでくれたあなたに、最高の感謝を。

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― 新着の感想 ―
[一言] 読みました、感想が遅くなりました、こちらこそ面白い作品を読ませて頂いてありがとうございます!! 続編も期待していますから!! 頑張って下さい!!
[良い点] 素晴らしいですね! 新しい考え方を見つけた気がします。 ありがとうございました [一言] …そんなわけで、私の詩を評価していただけたらいいなぁと思います。 ヒマな時があれば、よろしくお願い…
[一言] こちらこそ、ダル神さんには感謝で一杯です。あんな面白い作品を読ませて頂いて。 自分も小説を書くキッカケは同じでしたね。絵が描けないから文を書く。 今は小さな個人サイトで連載していますが、自…
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