第五弾
あれからひとまず弾を補充しながら撃って分かったのはオレの腕の悪さだ。
ま、良く考えれば銃に触れるどころか目にする機会すらない日本人が拳銃で小さい生き物を撃って当たるワケがない。
そこからはもう永遠に打ち続けていた、枝とかドロップ素材の小動物の骨何かもたまに変えて一日中。
とにかく射撃に関するスキルが無ければ話が始まらない、このままではあの雨漏りに「プークスクス一日潜って武器を手に入れてもそんなもんですか〜?」と煽られるのが目に浮かぶ。
4時まで粘ってようやく【射撃】のスキルが付いたがこれは凄いエイムが良くなっただけでは無く何となく構えが良くなった…気がする。
ここでオレは調子に乗って三階に脚を向けるのだった。
これなら行けると残弾は30くらいだか蹴りも使えば問題ないと判断したオレは三階に降りて初めて後悔した。
この階の敵はウサギとオオカミがメインでたまにほかの動物モンスターも出てくるらしい。
当然オオカミは群れで行動する、たまにハグレと呼ばれる一匹の奴もいるが中には一匹故にレアモンスターとかユニークモンスターって呼ばれる奴がいる。
オレがそれを知ったのは家に帰ってからだった。
地味に察知能力の上がったウサギを倒しながら歩いてそろそろ帰ろうかと思ったその時、一匹のオオカミがやって来た。
銀の混じった灰色のオオカミは金色の瞳でオレをじっと見つめると、オレたちの間に緊迫した空気が漂う。
一歩を踏み出したのはオオカミ、それと同時に一発目の弾丸が戦いの火蓋を切った。
現在レベル6
スキル
【魔弾作製】【格闘(脚)】【射撃】




