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1 君のために

第一話です。

アドバイスたくさんお願いします。

「がんばって。あなたならできる。」

救われた。とにかく出る言葉はこれしかなかった。

特殊魔術技能保有者

通常の魔術ではなし得ないような技能を持ち、数億年前に勃発した数千年にも渡る神話時代戦争に終止符を打ったのも特殊魔術保有者の誕生に寄るものだ。

「がはっっ、ごぷっ」

俺には才能が無かった。

ルクス・オーディン、10歳

国家特別魔術師という魔術師の中の魔術師をたくさん出すかの有名な、私立オーディン魔術師育成学校を創立した名家オーディン家の長男として姓を受けたのが俺ルクス・オーディンだ。

魔術保有量0その言葉が今も自分を呪っている。

テイル王国には4歳の時に魔術保有量を測るしきたりがある。

俺は齢4歳で夢を、強い魔術師になる夢は人からも現実からも否定されてしまった。

踏みにじられた俺の夢は一度消えかけた、いや、消えたのかな？でも今は元通り逆に強くなっている。

これは君がくれたから、だから

君のために。

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