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路地裏の一軒家  作者: ゆきだるま
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1話 走る

本文の始まりです。すこしでも楽しんでくれたら幸いです。

ただ夢中で走った

泣き崩れ顔はぐちゃぐちゃ、髪もボサボサになり手足も何回も転んだせいで傷だらけになっている。

あぁ、もう何日経ったんだろう…ろくなご飯も食べずただ毎日死んでいくのを待つだけ

走馬灯のように昔の思い出が蘇る

「子供一人で何もできない」昔誰かに言われた言葉

その時は「そんな事ない!子供も大人も関係ないよ‼」と思っていた。だけど、今となってはその言葉が心に染みる。どれだけ親に守られ、親に守られ生かされてきたのかを実感する。

「っ…」また目に涙が貯まってくる

こぼれ落ちそうなのを必死で拭い、自分に言い聞かせる

大丈夫、大丈夫。

小さいときから、ずっと一人だった。両親は仕事で家を留守にし、妹達は違うところに住んでいる。

そう思うとただ家がないだけでこんなにも人間は苦しいのかと実感した。

でも何もせず、ずっと座っているだけじゃ何も変わらない。

ボロボロの体をゆっくりと持ち上げ歩きだす


最初の(ただ夢中で走った)は走れメロスを参考にしています。メロスはボロボロになりながらも友を助けるためにただ夢中で走った。とても心に残ったシーンです。

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