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成功者って何? その一

ようこそ1000%茶番へ。


成功者って何? その一


 カオリが笑顔で

「こんにちは、窓際社会学室へようこそ! そこのアナタ! 今、お金持ちになる方法を探しているでしょう! 今、絶賛発売中の作者の哲学書、人生に必要な事、アマゾンサンで絶賛、電子書籍で」


「やめーーーい! 投稿小説サイトは、宣伝の場じゃあないの!」

 ケイは叫んだ。


 カオリが笑顔で

「だって、宣伝しないと本なんて売れないじゃあないですか! 宣伝しまくって、何時も耳に入ると人間ってその本やモノを買う習性を利用しない手はありませんよ」


 ケイが頭を抱えて

「ここは、純粋の学問を話す場なの。そういう下世話な話は控えようね」


 カオリがガッツポーズをして

「でも、人生なんて成功してナンボでしょう! 作者は、人生、失敗しまくって大変になって、小説しか逃げ場がなくった。ダメ人生よりは、成功してお金持ちになった方が絶対に幸せですって!」


 ケイが焦り

「やめーーーーい! 作者をディスるな! 否定するな! 恥ずかしい話を出すなーーーー」


 カオリが胸を張って

「だって、この作者は、一回、一年間の間に7つのライトノベルや小説の応募に作品を出して全て、第一次を越えられずに落とされたんですよ。

 電撃文庫、ファミ通文庫、MF文庫、ジャンプ小説大賞、集英社小説大賞、

 ファンタジア小説大賞、角川学園小説大賞、オーバーラップ文庫大賞、SB文庫大賞、角川小説大賞、あと…」


 ケイが眉間を寄せて

「ま、待って、今、一、二…あれ? 十個くらい…出てるけど…」


 カオリがハッとして

「そうですね。確か…作者が一年間の間に応募したライトノベル系や小説大賞を聞いた限りで…。まあ、全部の賞に、全くのオリジナルを出して、全部、一次で落とされたんですから、駄作ですよ!」


 ケイが顔を引き攣らせて

「君のそういう攻めの姿勢…見習いたいよ」


 カオリが楽しげに

「だって、作者が応募した電撃文庫とMF文庫は、その当時、応募者に感想を送付するって事をやっていて、送付された感想には、『お前の作品はつまらない』、『意味が分からない』、『規模が大きすぎて分からない』、何て、書かれていて。MF文庫に至っては、

『小説を書くに値しない』って書かれていましたもんね! 作者、全否定ってMF文庫スゲーって思いましたよ」


 ケイが顔を引き攣らせて

「今、作者は、全く小説で食っていけないから、言えるけど…。もし、出版社からお声が掛かって。小説で収入を得られるようになったら…。後でどんな事になるか…」


 カオリがバンバンとケイの背中を叩き

「大丈夫、大丈夫! そんな事は、地球に隕石が落ちて大量絶滅するくらいにありえませんから! 作者は、人生一発逆転なんてムリなんですから! それに、作者も書いているネット小説の応募をしている会社の編集者の話のように、そんなの…億分の一の可能性もゼロですって! 作者は、どうせ! ナノマシンシステムを生み出して、オレ、スゲーって妄想こいてベッドで自慰行為をする人生負け組ですから!」


 ケイが額を抱えて

「カオリくんの、その攻めの姿勢、本当に凄すぎて作者のビックリだよ。むしろ、清々しいくらいで、好感を持てるね」


 カオリが

「そうですよ。人生負け組の野郎共なんて、早く死んでくれて、人生勝ち組の男さえ生き残ればいいんです! それが世の中の為なんですか!」


 ケイが

「それじゃあ、今、地球上にいる男性の9割は絶滅してしまうよ」


 カオリが

「だったら、人生勝ち組の成功を見習えばいいんですよ! 9割の負け組の男達全ては!」


 ケイが

「それだと、誰も成功者には成れないねぇ…」


 カオリが驚きを向け

「え、だって、成功するには成功した人を見習うのが一番早いでしょう」


 ケイが首を傾げて

「それは…どうだろう? 成功する人を見習って、じゃあ、成功した人の行動通りにやっても、やっぱり失敗してしまうからね」


 カオリが目を点にして

「じゃあ、なんで…成功する人がいるんですか?」


 ケイが眼鏡を押さえて

「それは、偶々なんだよ」



 続く。


まだまだ続きますよ~

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