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こころころして祈るまほう

作者: 春葉あけぼの



くるなといわれ、

なぜここにいるとなじられ、

わけがわからない。


ともだちとおもっていた。


こんな未来がさいあくの未来として

かんがえていたこともあった。


うらぎられた気がする

まえからその芽はあったけど

まさかここでこんな風に

てのひらを返されるとは。


もう、

嫌いっていってくれてるんだね。


嫌われている理由もわからない、

私に問題があるのかもしれない、


でも、

もう、

わからない。


そんなていどの会話も

できなくなってる。


好かれたいかといえば

べつにそうでもない、

べつにつよがりとかじゃなくても


けど、

まえの関係のほうが気楽だったし

戻りたい願望はある。


ただ、

ときをまきもどす奇跡は

だれにも不可能なことだから。


私は不可能を可能にするあがきはしない

起こってしまったことを後悔するだけだ。


このままでは、

また、ともだちがひとり減る。

減った数だけ憎しみを背負う。


私の世界は、そのたいはん、

ひとりぼっちでだいじょうぶよ。


けれど逃げられない悪口や

貼られたレッテルにまみれて

こんな顔してつまみものにされて

どう祈ればいいのだろう?


まるでまほうつかいのなみだぽろぽろ


ともだちにもどしてくださいと

こころころして祈ればいいのだろうか?






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