第3章 宵のかすがい〈2〉
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軽やかな風がランタフェール城の窓を撫ぜて、微かにガラス戸を震わせた。
静かな城の回廊を一人歩いていたイグニスは、ふと足を止めて、窓から外を見た。窓の外の視界の端を、黒いマントのような人影が掠めた気がしたのだ。
だが、辺りを見ても、そんな影は見えなかった。目の錯覚か、疲れているのかと、目頭に指を押し当てて溜息をつく。
ここ三日はかなりの激務だった。元々二年前の戦役で亡くなった総将軍の位に着くものが現れず、その職務を一介の軍隊長であるはずのイグニスが引き継いでいたので、普段から仕事が少ないわけでは無かったが、ここ数日は異常だった。
ついに聖戦の鐘がなり、いつかは来ると身構えていたが、それでも目を回すほど。「英雄」という存在を直で見て、自らの凡庸さと愚鈍さを噛み締めた数日だった。どうしたって辿り着けない者を前にして、折れずに激務をこなした自分を褒めてやりたい気分だ。
窓からもう一度、夜のランタフェールを見渡して、イグニスはもう一度目的地へ足を向けた。
目的地は、ルシアンの執務室。王国宰相の執務室は、王城の三階部の政務フロアにある。
三階部は彼の執務室を中心にして、内政府・外交府・祭祀庁などの国府の中枢が広がり、利便性のために国政の為に必要な文献のみの書庫も置かれている。
このフロアでは朝も夜もなく人が行き交い、各自なんらかの仕事に追われている。特にこの三日間は。イグニスも総将軍の仕事を兼任しているが、ルシアンもルシアンで宰相の仕事と、空席になっている外務卿を兼任しているので、イグニスを軽く超える激務に日々追われている。
今日あの話し合いの場を開く時間を作るのにも、正直かなり調整がいっただろう。彼自身はかの王の神秘性に酷く魅せられていて、そんな事はどうでもいいという風だったが。
今日の一件の整理と、今後についてを少し、先ほどの王の反応を見て、話し合う必要ができた為に、王国宰相から直々に呼び出しがあったのだ。イグニスもそんなに暇ではないのに、と嘆息したが、仮とは言え総将軍の役目を果たしていたとしても一軍隊長と、王国文官の長である宰相とでは身分に雲泥の差がある。断ることは外聞的にかなり良くないどころか、ほぼ不可能だ。そもそもイグニスは頭の硬い男なので、曲がりなりにも宰相の呼び出しを断ろうと考えたことはないが。
本館三階の宰相執務室の前まで来ると、中から話し声がした。軍隊に入った十五の時から鍛えられているイグニスの耳にやっと届くほどの、穏やかで静かな声だ。少し躊躇しながらも執務室のノックしようとすると、その前に中から扉は開かれた。
「イグニスかい? ああ、約束があったんだね。待たせてしまったならすまない、私の方はもう済んだから」
「い、いえ、来たばかりですのでお気になさらず……」
「それなら良かった。それでは、私は部屋に戻るよ。ルシアン、時間を取らせたね。こちらの心配はいらないから、君はやるべき事に専念してほしい」
「……ええ、心得ました」
部屋の空気は少し冷えていた。
春先の冷える夜だから、と言う理由ではなく、部屋から出てきた将門の纏う雰囲気が、花冷えの頃の細雨のように柔らかく冷えていた。
殺気とも違う、どこか悲壮感に似た空気を纏って、いつものように淡く微笑んだ英雄は回廊を抜けて去っていく。イグニスは、暫くその後ろ姿を立ち竦んだまま見ていた。
将門は一度も振り返らずに、宵闇の回廊へ消えていった。
「イグニス? 中へどうぞ」
「あ、ああ」
ルシアンに促されるまで、イグニスは宰相執務室の扉の前に居たことも、扉を開けたままにしていたことも、全て忘れていた。
ただ、この部屋の全ての不を従え、引きずって歩いていったような英雄の姿だけが、目に焼き付いていた。
部屋の中で奥の椅子に座っているルシアンは、嫌に神妙な顔をしている。いつも具合の悪そうな顔か死にかけの顔か、情けなくべそをかいている顔しか見ていないような気がして、イグニスはそのルシアンの顔が少しだけおかしく見えた。彼の執務机の前にある二人がけに腰掛け、おかしさを抑えながら問い掛けた。
「珍しく悩んでいるみたいだな」
「悩みもするでしょう……覚悟は決めていたにしても、よもや自分が遭遇すると思っていなかった聖戦に、いよいよ足を踏み入れたのですから。しかも、国はこんな状態で……」
「嘆いても仕方ないとさっきまでは息巻いていたのに、何かあったのか?」
確かに王との会談の後で、彼と少し会話をした時には王の神聖さに魅せられ、心の底から奮起していたはずだった。今はその勢いもなく、加えてどこかしょんぼりしているように見える。
将門と口喧嘩をしていた風な様子でも、英雄たる彼にルシアンが反感を抱いているという風でもなかったので、至極真面目に国のことを悩んでいるのだと勝手にイグニスは結論付けた。彼のその長年の勘は、間違っていなかったようだ。
「陛下の事か?」
「ええ。これほど難しい方だとは想定になかったので……」
「どの国の王も傑物揃いだからな、我が国も……と思うのも無理はない、か」
「いいえ、イグニス。それは違う」
イグニスはルシアンの、王に陶酔していた目が覚め、現実に愕然として悩んでいるのだと思っていたが、それは違ったらしい。自分の勘もそれほど当てにはならないようだと、心の中で見直すことにした。
「陛下は、糸恩様は紛れもなく傑物です。今はまだ手に何もなくとも、人々を引きつける力があの方にはある。それを活かすも殺すも私たち次第なのです」
彼の目は覚めていなかったらしい。それどころか、酷くなっている気すらした。
イグニスは糸恩に対して、ルシアンほどまで心酔できるほどの好感を持っていなかった。
ルシアンが何を感じたのか、それは彼にしかわからないが、イグニスの目にはあの広間での一目以降は、ただのか弱い少女にしか映らなかったのだ。すぐに気を失った事も、虚弱な王として映っている。
まだルシアンがそこまでの期待をかけるべきものである、とはどうしても思えなかった。
「イグニス、確か君は魔力が低かったのですよね」
「ああ、だから近衛隊には入れなかった……それが、どうかしたのか?」
「私の魔力値は、まぁそれなりのものなのですが、姉には劣りますが魔力を感知する眼は強いほうなんです」
「魔法の痕跡なんかが見えるのだったか」
「ええ。あの広間で少しだけ見えたのです。あまりに強過ぎて私には一瞬しか見えませんでしたが、古の魔力の痕跡が」
広間の古の魔力、そう聞いてイグニスは瞠目した。ルシアンは謙遜して「それなり」と言ったが、選帝侯家の嫡流である彼の魔力量は、常人の比ではないほどに高い。
彼の言う通り、彼の「姉」には劣るかもしれないが、卑下できるものではない。その彼が少ししか見ることができなかったと言うほどに強く、また古い魔法の痕跡があの場にあったとするのなら、それは謁見の間に刻まれた古の文字によるそれなのだろう。
そして、あの時部屋に入ってきた王に呼応するように、その魔法が動いたのなら、それは彼女がやったことに違いない。けれど、彼女は魔法を使うそぶりなどなかったし、魔力を流しているそぶりすらもなかった。
ならば、その魔法を動かしたと魔力とは、「あの王がそこにいるだけで流れて出ていた魔力」という事になる。それほどの魔力の持ち主を、ルシアンは未だかつて見たことがない。
「魔法使いの竜王」と呼ばれるイグティエの白雪王や、剣だけでなく魔法にも覚えがあるという、キウスの賢帝 セイレーン帝には戦役の際に会ったことがあるが、あの二人でさえ匹敵しないほどの強大な魔力だろう。
その他の王がどれほどの魔力保有量をしているのかはわからないが、本来高位の魔術師が数十人がかりで起動させる様な、古の魔法を垂れ流しているだけの魔力で呼び起こすなんて事は、そうそうできないはずだ。
王の紫の瞳を見た時から相応の魔力はあるのだろうとは思っていたが、そこまでのものだとは感じられなかった。それもイグニス自身の魔力耐性が低いからだろう。
しばらく唖然としていたイグニスに、ルシアンがこちらへ引き戻す様に声を掛ける。
「そして我が糸恩陛下は、その魔法が刻まれた壁の方を見てもいらっしゃった。きっと、私が一瞬しか見えなかったあの痕跡も、しかと見えていらっしゃった筈です」
「魔力耐性も感知能力も一流という事か、いや、なら何故それを言わなかったんだ? もしかして我々の様子を伺っていたのか……?」
イグニスの質問にルシアンは頭を振る。その目には確信があった。そもそも、宰相である彼が確信なく否定や肯定を、明確に示すことはまずない。その判断や答えに責任がある事は、彼が一番よくわかっているのだ。
「いいえ。陛下は魔力も魔力感知についても、ご存知では無かったのです。自らの力を何も。これは将門殿に先ほどお尋ねしました」
「その話をしていたのか。だが、そんな無自覚な状態で、強大な魔力を保てる人間がいるのか? 下手をすれば体が崩れてしまうほどの魔力量だろう? あの小さな体に留められるわけがない」
「それは、私も不思議なところなのです」
ルシアンが顔をしかめる。金色の髪がさらりと揺れた。硬いレンズの奥の瞳は、物思わしげに伏せられている。
彼は姉と無意識に比べて、自分の顔の造形が良くないと思っている節があるが、髪と眼鏡を外してみればかなり整った顔立ちをしている。その顔で目立つのも嫌だというのも、眼鏡と長く伸ばした髪で隠している理由の一つでもある。
ルシアンが不思議に思うのは、魔力を持つものなら当たり前だった。
魔力とは血液に乗る様に体を循環するもの。生命の根源とは別だが、無くては生命を維持できない類のものである。強大な魔力にはそれに見合うだけの体の強さが必要になる。釣り合う器が無ければ負荷に耐え切れずに、魔力は体から溢れてしまう。
それはアルマティアでは、初等教育で教わるごく初歩的な事で、常識である。そう、文字を読み書きできるよりも、ずっと初歩的で単純な、生きる為に必要な知識なのである。
「文字を知っていらっしゃらなかったので、もしやと思い、将門殿に尋ねてみたのです」
ルシアンのその問いに、将門も暫し沈黙を置いた後、「知らないだろう」と言葉を発した。
それ以外にもおそらくこの世界の常識の大半、そしてこの世界ではない世界の常識すらも、王は微かにしか持ち合わせていないだろうと、紫黒の英雄は言ったそうだ。
そのルシアンの答えに、イグニスは今度は瞠目も通り越して、頭を抱えた。
傑物揃いの王の中で、傑物の素質を確かに持ちながらも、まだ何も持っていない王。何も持たないのに、無自覚に力を持つが故に糸恩という王は崩壊寸前の様な危うさを孕んでいる。
ルシアンの言う通りの様だった。彼の言う事はいつも正しく、そして正確だ。それが思わしい内容で無くても。
「それは確かにお前の言う通り、悩みもする、な。国の事も何もかもを総合しても状況が悪すぎる」
イグニスの言う事にも間違いはなかった。
十二番目の王の国である事、国内の情勢、王の素質、全てを総合しても聖戦で生き抜ける様にはどうしても思えない。
きっと素人の平民が聞きかじっただけでもそう思うだろう。そして他国にでも亡命する筈だ。
平民ならそれで済むだろうが、この国の中枢にいるルシアンやイグニスはそうはいかない。
他国に縋ることも、何処かへ逃げることもできず、戦い抜いて終わる未来は、明確に見える様だった。確実に来る未来として。
けれども、彼らはそれを悪い事だとは思わなかった。アルマティアの民として生まれたのなら、それは誉れだと彼らは思っている。
この世界では、それが「普通」なのだ。それ以外の「普通」を彼らは知らないのだから。
「戦って死ぬ事は武人の誉れだ。けれど無能な王のもとで死ぬのは、それは、屈辱だ。平民の俺に誇りなどと思うかもしれないが、許せる事じゃない」
「平民云々と私が言わないのは、もうわかりきった事でしょうに。無能な王になるかならないかは、これから次第です。王は未だ白紙のままなのですから」
イグニスは頭の中の考えを乱す様に、自身の黒髪を掻き混ぜて、頭を抱えたままで吐き捨てる様に言った。その彼の様子にも少しも動じずに、ルシアンは微笑みかけ言った。
いつものイグニスならルシアンと二人きりだろうと、こんな風に吐き捨てたりはしなかっただろう。二人ともきっと疲れ切っていたのだ。この生活にも現状にも。
それを打開する手立てだった王や英雄の様子にも。ルシアンの方が希望を持って考えられていたのは、彼が糸恩の可能性を直で見る事ができた故だろうか。イグニスほど悲観に考える性格ではないから、かもしれない。
「イグニス、糸恩陛下に失望するのは、我々が手を尽くしてからでも良いとは思いませんか? あの方にはそれだけの時間と期待をかける価値があると、私は思うのです」
ルシアンのその言葉に、イグニスは押し黙る。答えは決まっていたのだ。ルシアンの言った期待をかける価値である、魔力の量や適性、そしてこれからの見込み。それは期待かけるに余りあるものだった。
けれども、素直に首を縦に振れないのは、何故だろうか。そもそも国の中枢に自分がいるのがおかしい事だと思っているが故の、気後れだろうか。それとも無自覚に力を持つ王への、少しの恐怖と憧れだろうか。
「お前の言うことなら、納得できる……と言いたいが、俺はまだ半信半疑だ」
「それでもいいではないですか。何もかも信じて、なんて盲目的な真似、私たちはできませんよ」
糸恩の様子に心酔していた自分は棚に置いて、ルシアンはそう言う。けれども確かに、彼は糸恩に魅せられていようと宰相としての役割を忘れはしなかった。呆けていてもすぐに立ち直っていた。その気概の強さは流石上級貴族の男児と言えるだろう。
ルシアンは分厚いレンズの奥の透き通った青い目を細めて、どこか遠くを見るような顔をする。宰相の彼の目には、どれほど遠くの未来が写っているのだろうか。
「私たちの導き方次第で国がどちらにも傾く。それは今までと、現状と同じです。そこに王という打開策になるかもしれない、大きな一手が来てくれただけ、ありがたい事ですよ」
硬く考えずに堅実に行きましょう、ルシアンはそう言ったが、悠長な時間が無いのも事実だった。今日か明日にはどちらかの選帝侯、おそらく南の選帝侯からの返事は届くだろう。
その結果次第でも、この王都・ランタフェールの現状は激しく動く。今王都は吹けば飛ぶような、机上の紙のような状態なのだ。
これまでは最善手を打ち続けることで、何とか長らえていたようなもの。ルシアンが出した三ヶ月の命という推定は、実はかなり奇跡に近い数字なのだ。
「どちらの選帝侯が動いても、王都の負けは必至なのです。ならば足搔けるだけ足掻いてみましょう」
「……わかった、付き合う。お前の言う事はなんだかんだ、いつも正しいからな」
「そう言われると少し恐縮してしまいますね、正しいと思える道を毎回何とか捻り出してるに過ぎない身ですから……」
イグニスは肩を竦め、眉根を下げて笑った。何だか久しぶりに笑った気がした。少しだけ気が楽になった気もした。
変わらない現状の中でも、最悪にしなくていい事があるなら、手を尽くしてみる気にはまだなれることが、何だか嬉しかった。
「……とは言え、将門殿が大半を担ってくれるそうですので、私たちはそのサポートですね」
「それは、俺たちにできる事はあるのか?」
ルシアンは青海の目を細めて、軽快に笑う。彼のその軽やかな笑いを見たのも久しぶりな気がした。最近の彼は含む様に、隠す様に微笑んでばかりだったからだ。その微笑みをまた見れたことも、イグニスは嬉しかった。
明日─おそらくもう日付は変わっているが─からも、ずっと忙しくなりそうだと気を引き締めた。
部屋の中に久方ぶりの優しい雰囲気が満ちた、丁度その時、部屋の扉が爆音の様な音を立てて弾け飛んだ。
「なっ!!」
「何事です!?」
ルシアンとイグニスの驚きに満ちた声が、短く部屋に響いた。
扉の破片と木屑が空中を飛び、扉近くの本棚から突っ込んであった資料が落ち、何枚もがひらひらと宙を舞った。加えて掃除嫌いのルシアンの悪い癖もあって埃と塵が混じって漂い、視界が遮られてしまう。
イグニスはひとまず、戦うすべのないルシアンを守る様に剣の柄に手をかけて、扉の方に体を向ける。
向き直ったはいいが、その屑や塵を吸い込んでしまった事で、イグニスもルシアンも噎せて咳き込んだ。視界と聴覚を遮られ、警戒はすれど今狙われれば勝ち目はないと身構えるが、一向に攻撃などは来なかった。
扉を大破させた人物も、その惨事の一番近くにいるのだから、そうなって然るべきな筈だが、そちらからは咳き込む声はしなかった。代わりにふてぶてしく、悪びれもしない女性の声が宰相執務室に響く。
「全く……汚部屋癖はそのままのようだね」
その声に二人は心臓を握りつぶされた様な感覚を覚えた。一度音を失った様にも思えた心臓は、すぐに息を吹き返して早鐘を打ち始める。
塵が晴れると視界もマシになってきた。目を一度擦って扉の方を見たイグニスの目に写ったのは、ここには居るはずのない人物だった。
ルシアンと同じ淡い星の色をした金髪に、陶器の様な白皙の肌。青空より青く、青海より深い色をした碧眼。見る人全員が全員見惚れてしまうほどに美しい、傾国の美貌を湛える花のかんばせ。
南の選帝侯領特有の、薄めの柔らかな生地の軍服は、扉を大破させた事によって起こった風で、まだヒラヒラと揺れている。身の丈以上もある三叉槍を肩に立てかけて持ちつつ、少しも悪びれる様子もなく、その美貌の女性はそこに佇んでいた。
「な、何故貴方が、ここに……」
絶句して、椅子に座り込んだままのルシアンを一瞥し、ほぼ口から落っことす様にイグニスはその女性に問いかけた。動揺と緊張でその体はじっとりと汗ばんで、嫌な汗が背中を伝った。
女性は花のかんばせに自信に満ちた微笑みを浮かべたまま、よく通る玲瓏な声で言った。
「何故って、我が愛しき愚弟と可愛いその友人たちに、会いに来たに決まっているじゃないか」
天上の美貌を持つ、その麗しの女性の名はライオリア・メルヒェン=アーヴェントリア。
王国宰相 ルシアン・メルヒェン=アーヴェントリアの実姉にして、インフェリア選帝侯 ライネス ・アーヴェントリアの長子である。




