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出会い、異国の王女

前回

家出ということで外出をしてるが、ほとんど関係なくなってきたアオキ。森の中から現れた謎の美少女に、奴隷商人を始末するように頼まれた。

そして森には普段見ない魔物とかがいた。(伏線かもしれない)


そのように美少女でもあるマリナのお願いを聞き、奴隷商人を皆殺しにするようの武器を作っていると、森の奥から大柄な男が走ってくる。

「おいックソ女ァテメエ、よくも大事な家族を逃がしてくれたなァ」

「フッ、言動も見た目も三下って感じだな、木偶の坊」

「うるせえェなんで妙に小さい木に煽られなきゃ行けねえんだァ」

「小さいとはなんだ170後半センチの身長はあるわ!死んで反省しろ」

そういい死の小剣(デス・エッジ)で武器を持ってる右肩に突き刺す

「グッ、なんだ急に肩が軽く、いや何も感じねえ、切り落とされたわけじゃねえのに一切動かない」

「お前の右肩は今後一生動くことは無い、肩の下にある腕も一緒だ、直して欲しければ、お前らが捕まえてる人間を置いてどこかに行け」

「はあ?俺が捕まえたまものはそこの女にほぼ全部逃がされたよ、姿が見えないから、精霊かなんかは知らないが、道に魔物が出たら大変なことになる。」

まもの?もしかしてさっき殺した見たことがない魔物か?

「それは、でかいカマキリみたいなのもいるか」

「まあいるが、それより調教のために餌を抜いてたから興奮して、人を襲いそうなんだよ」

「魔物とはいえ、何もしてない子に餌を与えないなんて、、、」

そのようなやり取りをしてると檍にとある疑問が生まれる。

(こいつ見た目は悪そうだが、そこまで悪い奴ではないだろうか?)

「一つ質問だ、おまえの職業はなんだ」

「魔物の調教師だ」

10分後


「マリナ、ごめんなさいは」

「魔物も同じ生物で、すごくやせ細ってて、あんな境遇なら野生で暮らしたほうが幸せと思ってしまって、他の人の迷惑になるかもしれないと考えず魔物を逃がしてしまい、申し訳ありませんでした。」

「俺もあんたの魔物だと知らなくて、襲ってきたやつは全員焼き殺していた、すまない。代わりと言っては何だが殺した魔物一匹に対して50万払わせてくれ」

そういい二人で頭を下げる。

「……まあ悪気があったわけじゃないんだろ、魔物に過酷な調教をして倒れも悪いってことで、あんたひとりにほとんどの魔物を逃がされるこっちも悪いし、俺になついてた子たちは言いつけを守って残ってたから、」

とても重い空気が流れる。

一人は何も知らないとはいえ愛情をもって育てたらしい魔物を解体(ばらした)あと珍しい素材以外は焼き払った男。

一人はかわいそうだからという理由で魔物を逃がした女

一人は顔が怖い、体臭がきついという理由で街になじめず、魔物と共存してたがある日それをすべて壊された男。


「謝っただけで許してくれてよかったな」

時代が変わっても真面目に謝ったら許してくれるのは変わらないのか。

「……ありがとうございます」

「お礼はいいから次からは何をしたらどうなるか考えてくれよ?」

「はい、すみませんでした」

「まあいいが、なんか俺、君には甘い気がするんだよな、実は俺と会ったことあるか?」

「いえ、私遠めの国から来たのであなたがここの出身ならないと思います」

なるほどだからここら辺では見た事がないほどに綺麗な見た目をしているのか。

”この肉体”の記憶で過去に会ったかもしれないと思ったが違ったのか。前世の妹みたいだ。

「…もしあなたがいなければオズワルドさんの魔物が人を襲って、全員が処分されなくて良かったです、一国の王女としてお礼を申し上げます」

「見たことがない装いをしていたからこの町の人ではないと思ってたが王女とは、では改めて私も、自己紹介をしようアオキ・ウルシヌス、この町最強の勇者候補だ」

そういい軽く会釈する。…最強というのは間違ってはないだろうこの町に一人いないし。

「・・・あなたが勇者候補なんですか、聞いてたよりかは、普通ですね。」

「普通か、初めていわれたよ、その言葉、君は自分に素直なんだね」

「えぇと、いい意味、いい意味で言ったんです。聞いた話だと、前領主があなたの力を使った戦争をしようとして一族事皆殺しにしたと聞いて、すごく気性が荒い方だと思って、その、怒ってますか?すみません」

心配したようにおずおずと聞いてくる。噂道理の人仏像だと、殺されると思ったのだろう。

「別に事実だしそこまで怒んないし、君みたいなかわいい子を傷つけたくないよ。それより服とかが汚れてるから、町の中で洗うなりしたほうがいいんじゃない」

「事実なんですか!」

「まああんな人間生きてるだけ無駄というか、だって自分の領土を増やしたいとかいう理由で他人の平和を壊そうとして、代わりもいるしいっかなって」

…若干ひかれたというか、距離が開いたというか、自分が好き勝手生きてきた大証のようなものだろう。…それでも生き方を変える気はないが。

とりあえず町の中で代わりの服などを用意して、観光することにしたらしい。

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