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目的もなく生きる人生

初めてなんです、教えてください

私は暇だった。異世界に転生して、チートスキルも持っていた、

この世界には魔王やそれを守る幹部などがいることを聞いていた。こんな能力を持ってるのはそいつらを倒すためだと思ってた、だが違った、私が9歳のころに魔王は討伐されたらしい。

所詮私は魔王を倒した勇者が失敗したときの、予備やスペアといったとこだろう。

その日のことは今でも覚えている町中の人間が猿みたいに喜び、

私の最低な人生の始まりだった。

「おいアルグこれでも食えよ!!」

ある時は領主の息子に馬糞を食わされそうになったり

「おいアルグお前いい年なのに彼女もいないのか、俺が紹介してやろうか?まあ、誰も知らない3流領主の5女とかいうクソだがな?」

こいつの父親、つまり領主が私の父の雇用主いわば、家族ぐるみの関係と言うやつで、適当にあしらってもめげずにいじめてきたり、数の暴力で倒そうとしたりするのだ。領主というのは暇なのだろうか。


こいつも、長男のスペアのスペアとして作られてほかの兄弟が優秀すぎて、親に見てもらえないという不遇のくせに調子に乗るなと言おうとしたが、さすがに現実を強制的に見せつけるのはきついだろう。


魔王がいなければ勇者候補もただのニートである。平均寿命が40を切ってるこの世界では来年で8歳になる私はいい労働力であるらしく、来週から働くことになった。

どうせ働き始めたら今のような生活はできないのだ、したいことを今のうちにしてしまおう。まずはなぜ空想物想像(ファンタズムクラフト)という特殊なスキルを持つ理由でも調べることにする。確かこういうのは前世が特別とかの俗説を聞いたことがある。前世を見る魔道具でも作る。見ると言うのは見られるということ。

深淵をのぞく時また自分も覗かれている。それをデメリットにして、依代は適当な鏡などでいいか。



だが、それは間違ってた、私の前世は歪んでいた。その形すらわからず、大きささえも図ることができなかった。とても明るく、熱く見ただけで正気を失いそうだ。やばい。しぬかも。




「これでお前の体と縁ができた。3000年前の後悔を清算するために貴様の体を借り受ける」

行巣が少なく表現できる藻がいいのか、長くてもしっかり、分かりやすくのほうがいいのか

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