底辺作者は割と凄いことをしている
こんばんは。
絶対空域に滴る乙女の小水に魂を引かれた愚かな人類、絹ごしホルモンです。
まだ帰らないで。
あとバカでかい石ころも落とさないで。
さてタイトルに書いた通り、私はなろうでは『底辺』に位置付けられる、ブクマ100未達成の作家です。
トップページで、ですます口調のザマァ系長文タイトルとか、『悪役令嬢』入りタイトルを見つけては、『なろうに魂を売りやがって』と舌打ちをする次第。
そして、どれどれ評価はどんな感じかと、三流悪役のような気分で小説情報を覗いてみては、10倍以上のポイント差にバイバイキンする、模範的な悪役です。
ですが、さっき酒の勢いで気付いたんです。
『俺、実は凄いとこやってるんじゃ?』
と。
私は凄い人ではないですよ?
でも、私の作品の方は、割と凄いんじゃ、と思ったんです。
私の作品の最大ブクマは、現時点で83人。
一見すると胸を張れる人数ではないですが、冷静なって(酒飲んでるけど)考えてみると、これって凄いことです。
現実世界で、私は言論だけで83人の心を惹くことはできません。
10人だって怪しい。
でもそんな私の作品に、83人もの方が『しばらく付き合ってやろう』と、わざわざ一手間かけてボタン押してくれたわけです。
これは、凄いことです。
現実の、生身の私では不可能なことを、私が生み出した世界やキャラクター達はやってのけたのです。
カテゴリーとしての底辺脱出には届きませんでした。
私は底辺作家です。
でも、83人……実際は読了して外した方もいると思うのでもうちょい、それだけの方が時間を割いてくれた私の作品は、名作とは言えないけど、良い作品であったと、自信と感謝を持って言うことができます。
ブクマやポイントが少ないと嘆く貴方。
その数字、本当に少ないですか?
実はもう、生身の自分の限界を軽く突破した、物凄い数字になっているかもしれませんよ。