初ミッション
「軌道上の98%のデブリを排除しました」
数ヵ月のち8機の衛星が地球の掃除を行っており目に見えて減っていく、
「久しぶり、あれは驚いてるけど掃除を進めてくれて助かる。あちらさんは憤慨しているが」
NASAの情報スベシャリストのグレッグが連絡をして来る。
「国際宇宙ステーション様の資材を上げるミッションがあるのだが受けてもらえないか」
唐突に言われレグルスが、
「新しい試みとして受けても良いと思います」
そう言うと上げる貨物の内容を聞いて格納庫に納めることができるサイズなので料金と聞くと、
「2000万ドル、少ないがお願い出来ないだろうか」
打ち上げにはこのペイロードだと6000万ドルはかかるが、
「問題ない、ただし軍事関係をのせていたら契約破棄、品物を破棄させてもらう」
「それは問題ない、だだし荷物管理とコミュニケーション要員として1名同乗させてくれないか」
これが目的なのはわかっているので、
「なら交渉の責任者としてグレッグ君が乗るなら了解しよう」
「冗談だろ、50を越えたロートルでワイフから最近太り始めたって言われたるんだぞ」
「普通の宇宙船ならそうだがメイティスなら問題ない」
そう言うと笑いながら同意して、
「上はそんなこと了承することはないとジョークにされたが一番のジョークはオレが宇宙に行くことなんて、ワイフにも信じてもらえないだろうな」
こうしてミッションは2週間後と決まり笑いが止まらないグレッグとの通信を終わった。
「しかし向こうからとは好都合でしたね」
「たしかに、訓練と調査だけではあきるからな」
そう言いながらレグルスは受け取りの方法等をグレッグと確認し当日にケネディ宇宙センターへと進路をとった。
「ケネディ宇宙センターへアプローチに入る」
近場には異常はないとは言いながら滑走路を使い着陸してコンテナが積まれている場所に向かう、
「レグルス後は頼む」
格納庫へ向かい外部を確認後ハッチを開けた。
「今回はよろしくな、紹介しようリーダーのナオだ」
グレッグが待っておりマックとなんとABC放送のクルーが出迎えてくれる。
「ABCニュースのキャスターをしていますフォックスといいます」
短く刈り込んだ銀色の髪の頭をした男性が握手を求めてきたので応じる。
「しかしこのシャトルは大きいですね200m以上の大きさでこれで宇宙に行けるなんてファンタステック」
「すべてと言っていいほどオーパーツで構成されておりブースターなど使わなくてもそら(宇宙)に上がれますので、今回NASAの情報スベシャリストのグレッグに依頼されて今回のミッションとなりました」
「以来を受ければ我々も宇宙へ上がれると言うことですか」
「そうなりますね、ただし軍事関係はお断りしております」
「軍ではアメリカ合衆国への驚異になると言っています」
「技術は正しく使うと言うことをまずは考えています。現に宇宙にあるスペースデブリのほとんどを取り除き各国の衛星の安全を確保したり、災害にあった場合に救助を行うことは依頼があっても無くても積極的に行っていきます」
「ミスターナオ、次回ミッションで我々ABCのクルーを宇宙へとあげてもらえますか」
「喜んで、戻ってきたら早速ミッションを考えましょう」
そう言うとパルスがガイアを操作してコンテナを次々と運び入れ最後にグレッグと共にメイティスに戻った。
「グレッグは特別にコックピットに入ってもらうよ」
そう言うと大喜びして私の後ろに座り周囲を確認後発進した。
「ブースターもなくGは」
「重力制御があるのである程度までは」
一気に大気圏を抜けて国際宇宙ステーションへの軌道に乗るとグレッグが色々説明をして来るのでしっかりと答える。
「しかしこれがあればNASAの宇宙計画も大幅に進めていくことができるだろう」
「月計画アルテミスですね」
各国合同の月探査計画でありアポロ計画からようやくと言うこで協力に同意する。
「地球に帰ったら大忙しになるな」
グレッグは陽気に笑っていると緊急の通信が入る。
「ISSで事故があったようだ」
目的地で作業するため屋外活動をしていた宇宙飛行士が命綱を着けていないときに流されたと言うことで急いで向かう、
「5分後に到着、ウラノスで先に行く」
流されたのは月方向と言われて搭載機でISSに追い付きそこから左へターンを行うと月へ向かいながら減速する。
「メイティスのセンサーに引っかからないか」
ウラノスのセンサーに反応がなく焦りながら見ていると、
「脳内ダイレクトイメージを使ってみてください」
レグルスからそう言われて目を閉じると頭の中に宇宙が広がる。
自分の感覚を周囲に伸ばすように広げていくとゆっくりと流されているのを見つけゆっくりとスラスターを噴射して近づいた。
「助けて、流されている」
近づくとようやく無線が聞こえ悲鳴と共にこちらに手を伸ばしてきたのでキャノピーを開けて手を伸ばして収容した。
「ありがとう、ありがとう。もう助からないかと」
女性なのだろうメイティスに着艦するまで何度も言われた。
「ナオ、感謝する」
グレッグが格納庫に顔をだし礼をいってくれる。
「大事にならなくて良かったですよ」
「グレッグさん、これは」
宇宙服を脱ぐとそこにはブロンズの女性がおり、
「ロシアのフランチェスカと申します。今回は助けていただきあらためてお礼を申し上げます」
「ナオです。大事にならずに助けられてよかったです。ステーションに移るまで休憩をしてください」
そう言ってラウンジに案内をするとメイティスはステーションと同期をとって搭載ハッチを解放してPSで押し出し所定に場所に接続すると作業を終えた。
「無事完了と言うことか、感謝します」
戻るとグレッグから礼を言われさらに、
「すまないがフランチェスカをそのまま地上へ送ってくれないか」
地上と協議して精神的にかなり弱ってしまったフランチェスカを地上に戻すと言うことでコックピットに戻るとそれぞれの後部シートに座ってもらうと地上へと降下を開始した。




