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そらへ  作者: まうりあ
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スペースシャトル

「オーパーツで建造されたスペースシップ」


父である高城宣彦が残してくれた全長200mのスペースシャトルを大きくして造られた船が自分の目の前に鎮座している。


「地上からそら(宇宙)まで経済的に上がることが出来る航空機でスペースシップといって言い」


父の古くからの親友であるレグルスは巨体に似合わないエンジニアであり今回は副操縦士兼機関長を務めてくれると言う。


「睡眠学習で短期間に勉強したけれど実地はアメリカでセスナの免許を取っただけだけど」


亡くなる前に父からヘッドアップディスプレイとふずいした教材を渡され3ヶ月ぶっ続けて学習をさせられ、更にアメリカに飛びセスナの免許を取らされただけでと不安になる。


「3ヶ月とにかく飛ばし経験を積んでもらうだけです、安心してくださいサポートもバッチししますから」


そう言われて特殊な素材で造られたパイロットスーツ、これはシンプルだがの宇宙服にもなり色々な機能がつけられており何れは試す機会があると思いながらレグルスが、


「機体色は」


「某アニメの白地に青のヘッドでインテークは黄色に」


それが好きでプラモデルも作り少しオリジナルとは違う色を足したもので、


「船名はメイティス、知恵の神」


オーパーツに引っかけて船名を決め早速乗船した。


「こいつはパルスと言う自立型のロボットで我々をサポートしてくれます」


某宇宙戦艦のロボットのように計器はあまり見えておらず、卵を半分に横にきって切り口を下にして頭部はレーダーのように円盤タイプのがついており移動はなんと浮いている。


「初めましてパルスと申します。何かありましたら申し付けを何でもこなす万能ロボットです。えっへん」


わざとロボットらしい音声にギャップのある自立しているのか変わったしゃべりに少しだけ笑い、


「よろしく高城宣隆、ナオと呼んでくれればいいよ」


そう言うと白く塗装された表面からホログラフィックのように顔が浮かび上がり笑顔で挨拶をしてコックピットへと向かう、


「後部にはエンジンが四角にその真ん中が格納庫で地上用特殊作業車であるガイヤと小型航空機が1機ウラノスがある」


黒い車体に上部に埋め込まれた砲身が見え土木用にもだがその他でも使えると説明を受け、航空機もVTORの垂直離着陸機能がメイティスと共に備わっており作業用の色々な機能もついてると言うことだった。

そこから前は機関室でオーバーテクノロジーを越えた機関であり後日試験運用をそらでも行うと言うことで分厚いハッチを抜けるとEVが上と下にあり上は乗務員や客室など両側にそれぞれ大きさが違うが15室ずつありその前には大きなラウンジでありまたEVでひとつ下がるとコックピットにようやく到着した。


「私の定位置はここです」


パルスがコックピットの中央、何もないところに進んで床に接地する。


「接続はケーブルとか古いこと考えちゃダメですぜ、全て思い込みしないようにしてくれないとですな」


レグルスが言うのを頷き席の説明を受ける。


「半分埋まった感じの席で左前から副操縦士、右前が操縦士、左後ろが機関士、右後ろが航海士と通信士の席となっており私は副操縦士の席で機関士も兼務しますぜ」


そう言われて右の席へと座ると学習通りの席で座ると体に合わせて動きホールドしてくる。

ひじ掛けの前に半球の穴が空いた所に手のひらをのせて指をいれた。


「初期確認を行います。お名前を」


「高城尚孝」


そう言うと手のひらのスキャンが始まりDNA等のチェックが始まり、


「登録通り高城尚孝を専任パイロットと登録しました」


どうやら登録していてくれたらしくこの席に座れるのは私と副操縦士のレグルスだけらしくまかり間違って知らない者が座っても強制的に動きを拘束して排除すると言うことだった。


「脳内ダイレクトラインとコントロールスティックを選べますがどちらになさいますか」


そう言われて訓練も兼ねているので手でのコントロールを選び学習通りに3Dスクリーンで表示をされている計器を確認を一通り行うと左をみてレグルスに頷いた。

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