表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート?いいえトーチです  作者: 取手名
62/62

オークション後②

次はエミか。

とりあえず、ミネルバに言って呼んでもらう。

ちなみに、リッカがいないのは奴隷になったばかりの2人を安心させる為だ。

アイリスもミネルバも形にこだわるから多分新人奴隷達は恐縮してしまうからな。

なんだかんだいいながらも、リッカの事を信頼している事に気づいたらが、リッカのくせにってのがあるから後からイジメよう。


「連れてきたぞ」


「失礼致します」


改めてエミを見てみる。

黄色いセミロングのかみで胸もそこそこあり、目元もぱっちりしていそうだ。疲れ果てた顔をしているが、なかなかそそる。


「たしか、足を悪くして冒険者を辞めたそうだな?」


「はい、たしかにゅ。たた確かに足を悪くしたんですが、もう治っていましゅ。いいいます。ですので、何でも致しましゅのでどどどうか、ここここに置いて下さい!!」


「・・・?捨てる気とか逃す気はないぞ?リッカに何か言われたか?」


「はい、あのデブ貴族とぬ、にゅー札がが合戦で途方もない金額で購入頂いたと」


「まー、そうだが。ミネルバがあいつの頭の中を除いたから、詳しくはミネルバに聞いてくれ」


「わかった、共有したものを説明するぞ」


エミとブタ貴族の出会いは街中で馬車に轢かれそうになった子供を助けた事に端を発する。

エミが馬車に向かって文句を言うと、ブタ貴族が出てきたそうだ。

冒険者として活動していたエミはパーティーに騙されて、ダンジョン内に取り残され命がけで脱出したが、その時の怪我が長引き冒険者を引退し、飲食店で働いていた。

今にして思えば、パーティーに騙されたことも豚貴族の策略によるものだったのだろう。


その飲食店にも、豚貴族の魔の手が迫ってきた。

豚貴族の手下どもが店の料理に難癖をつけ、店の客にも暴力を振るようになった。見かねたエミが、手下を押さえつけたが駆けつけた衛兵に捕まり投獄され、犯罪奴隷となった。


豚貴族の計画では、エミを屈服させ詫びを入れさせ、屈辱の限りを尽くすさらに、あらゆる拷問を計画していたようだ。

両手の肘から先両足の膝から下、四肢を雪だし、すべての歯を抜き、自分の汚物を与え続ける予定だったみたいだ。


「下衆の極みだな。貴様も大概だが、それ以上がいるとは・・・」


「ミネルバ?お仕置きかな?放置だな」


「なっ、なんでそうなる」

「ひっ!!」


「ほら、エミが怯えているじゃん」


アイリスがエミを宥めている。

よし、今のうちにステータスでも見ておくかな。


エミ・クロン

種族:人族

職業:

称号:

16歳

レベル:18

HP:700(700)

MP:570(570)

攻撃力:690(690)

防御力:600(600)

素早さ:700(700)

魔力:820(820)

器用さ:1020(1020)

運:49(49)


<固有能力>


「レンタル」


<スキル>


槍術:Lv5(二連突き:Lv5 円月:Lv2 飛刃 :Lv1)


火魔法:Lv3(ファイアボール:Lv3 ファイアランス:Lv2)


シフトチェンジ:Lv2(バックステップ:Lv2 カバー:Lv1)


<加護>


女神の加護:Lv10


<獲得可能職業>


槍術士:Lv3


<獲得称号>


看板娘


スキルポイント 800


気になる?きになるよね。レンタルって何やねん。ちょっとアダルティな感じがするのは俺だけだろうか?頭沸いてるのかな俺。


レンタル・・・1日1つだけ固有スキルを借りれる。効果時間は1日。内容が分からないスキルはレンタル不可。


これは面白い固有能力だな。

エミも当たりだ。

そしてそろそろ限界が来ている。2人にどんな事をするか妄想が止まらなくなってきている。

ミネルバさん、そんなに蔑んだ目でみないでアイリスを見習って。ほら、諦めたような目をしているじゃん。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ