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チート?いいえトーチです  作者: 取手名
61/62

オークション後

さぁ、さぁ、お待ちかね。

お金持ちから一転、小金持ちまでランクダウンしたが、そのかいはあったのではないだろうか?

まずは蜘蛛人族のラダーナから見ていくとしますか。


地下への階段を降りて行くと、筋骨隆々のむさいおっさんがたっていた。

交換札を2枚渡す。


「でろっ!!」


男が鍵を開け一言そう言うとラダーナが檻から出され、手錠を外された。


やっぱラダーナいいっ!!

口元にほくろが最高だし、真紅の瞳は美しい。

蜘蛛の下半身の毛並みも非常に綺麗だ。


次はたしか「エミ」って呼ばれてたな。

そのエミも同じように檻から出てきた。

その後奴隷紋も登録し終わり、つつがなく屋敷まで帰ってくることができた。

屋敷の中央にある1番大きな部屋で、アイリスがそれぞれに挨拶をさせるとのことだったが、双子に頼んで風呂に入らせ、リッカには服を買って来てもらうことにした。


「アイリス、急に2人も増えてしまって大丈夫か?」


「今更ですか?ご主人様。ご主人様の無茶にはもう慣れてしまってますから大丈夫です」


あらっ?以外に反応か薄いのだが・・・。

んー、まぁ後から考えるか。

今は別の事が重要だからな。


「えーっと、ラダーナとエミだったか。2人共風呂は入ったな?」


「はい、いただきました」

「・・・はい、もらっ、いいただか、いたがきましゅた」


きちっと答えたラダーナと、神噛み、いや噛み噛みのエミ。


「ふぅ、今から1人づつ面談するからラダーナは残ってエミは控え室に。リッカ頼めるか?」


「分かったッス、エミさんこっちッスよ」


エミが出て行ったあと、アイリスとミネルバとラダーナが部屋に残った。

ラダーナは地面に平伏している。


「コノ度は、私の様な人ならザる物をご購入頂キ誠にアリがとう御座イます」


わぉ、卑屈だ。

さてどうしたものか、はっきり言って自分自身で分かっている。俺の性癖は歪んでいて、蜘蛛人族だろうがなんだろうが美しければ欲情してしまう。

いや、まじラダーナが日本にいたら絶対ファンクラブ結成されるって。

それくらい可愛い綺麗だ。下半身が蜘蛛でもそれはマイナスにはならない。


「モ、申し訳ゴざいません。何が至らナイことが・・・私みたいナ蜘蛛人族に大金ヲ・・・」


俺が気を悪くしたと思ったのか、ラダーナがいきなり謝りだした。

ひ、卑屈だ。


「大丈夫だ。何も問題ない。それより説明では蜘蛛人族の姫って言ってたよな?姫なだけあって毛並みがめちゃくちゃいい。触っても?」


「お前も物好きだな・・・」


「さすがご主人様です。私もそう思っていました」


ミネルバは批判的で、アイリスは相変わらず俺信者だな。


「ゴ主人様が望まレルのであれば・・・」


「嫌なら嫌って言っていいから。批判も受け付ける。さっきのミネルバ・・・黒エルフが言った言葉に対して別に責めてないだろ?だからラダーナも言いたい事言っていいからな?」


「イエ、ご主人様ガ不快な思いヲされるのではト・・・」


卑屈オブ卑屈。


「大丈夫大丈夫・・・うおっ!!ヤバっ、なんちゅー手触り・・・シルクってレベルじゃないぞっ・・・。それにこの青い幾何学模様的な見た目もスゲーいい。アイリスも触らせて貰えっ」


「はいっ、ご主人様・・・本当に滑らかで美しいですね」


「わ、私も触るぞ?」


「ミネルバはダメ〜っ!なっ、ラダーナ?」


「ハい」

「なんっ!謝るから・・・」


ミネルバがぎゃーぎゃーいっているが、無視することにしよう。

さてスキルはと、


ラダーナ

種族:蜘蛛人族

職業:

称号:

19歳

レベル:7

HP:900(900)

MP:300(300)

攻撃力:980(980)

防御力:550(550)

素早さ:2200(2200)

魔力:600(600)

器用さ:1850(1850)

運:68(68)


<固有能力>


「ショート転移」


<スキル>


糸魔法:Lv3(粘糸:Lv3 斬糸:Lv2 柔糸:Lv1)


土魔法:Lv3(ストーンバレット:Lv3 アースウォール:Lv2)


複眼:Lv3(幻惑:Lv2 魅了:Lv1)


<加護>


女神の加護:Lv10


<獲得可能職業>


暗殺者:Lv3


<獲得称号>


蜘蛛姫


スキルポイント 300


めちゃくちゃ優秀だな。

噛み装甲、いやいや紙装甲で素早さ特化の暗殺者か。・・・怖っ!!

パーティーの斥候役で隠密とか覚えさせたら恐ろしいな。


「なんで奴隷に?」


「蜘蛛人族の里を守ル為でス。皆を逃す為ニ・・・」


んー、俺にとってはいい事だが・・・。いい子だから自己犠牲精神が高いんだろうなー。


「運が良かったな」


「・・・はぃ」


「あぁ、違う違う。いや、違わないか。蜘蛛人族は災難だったが、俺はラダーナみたいな綺麗な奴隷が手に入って運が良かったって事だ。まークズな事言ってる自覚はあるから責めてもいいが・・・」


「綺麗・・・気を遣ってイタだいて有難ウございます」


「使ってないってーの。言っておくけどめちゃくちゃタイプだからな?夜の勤めも頑張ってもらうからな?」


「欲情サレるのデあれば・・・」


卑屈ー。絶対、ヒクヒクさせてやるぜっ!!






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