3回
元のお金が返ってきたことと慰謝料で大金貨3枚と金貨7枚とちょっと、日本円にして370万円の小金持ちになった。
生活用品とかいろいろ買い出しに行かなきゃなっ。アイリスの分もいろいろ買わないといけないし、以外に余裕ないぞ?
「アイリス・・・今からアイリスの装備とか生活用品とかいろいろ買い出しに行く」
「かしこまりました。ご主人様」
朝食の時間は過ぎている為、宿屋を出たあと屋台を探して覗いてみた。
「ここはいい匂いの店だな・・・何の肉かわからないのが怖いが・・・」
「ミノの肉ですね」
「ミノ?」
「ミノタウルスです、ご主人様。ご存知ありませんか?」
「いや、知らないな。じゃあ買ってみるか・・・。この串焼きを二本売ってくれないか?他にも鳥の肉とかないかな?」
「ありやすよ?ミノが二本、鳥も二本でよろしいので?」
「あぁ、それでいい」
「合わせて・・・ちょうど銀貨1枚ですぜっ」
お金を支払い、ミノの串焼きと鳥の串焼きを1本づつアイリスに渡した。
一口食べてみた・・・うん、肉っ!って感じだな・・・。味付けは塩とハチミツかな?わかんないけど。鳥の方も一口・・・こっちは普通に焼き鳥の塩ダレみたいな感じだ。
あれっ?アイリスは串を手に持ったまま食べようともしてない・・・。
「食べないのか?」
「えっと、食べてもよろしいのでしょうか?」
「あっ!もしかしてエルフだから肉は食べないとかか?だったら無理して食べなくてもいいぞ?」
「確かにエルフにはベジタリアンが多いですが、私は特にそうではありません。ですが奴隷が主人と同じものを同じタイミングで食べるなど・・・」
「食べていいから。この際だから言っておくが、食事は一緒に同じものを食べるからなっ!それから床で食べるとかそういうのはなしだ。理解したか?」
「ご主人様がそうおっしゃるなら理解いたしました。では失礼させていただきます。・・・わっ・・・美味しいですねっ!?奴隷になってからこんな美味しいものを食べれる日がまた来るなんて・・・」
アイリスが喜んでくれている、今夜の為にも体力をつけておかないと・・・。
あっちにも何か屋台があるな・・・これは薄いパンみたいなやつに肉と野菜とトマトみたいなやつを挟んでるのか・・・タコスみたいなものかな?
「2つくれっ!」
「あいよっ、銀貨1枚ねっ」
1つをアイリスに渡し自分の分を食べる・・・。うまっ!!トマトみたいなやつは酸味が強いけど逆にその酸味のおかげでサッパリ食えるなっ!
「これも美味しいです、ご主人様っ」
アイリスの反応も良さそうだなっ。
人心地ついてから今度はあの武器屋に向かう。
「アイリスは冒険者になることを了承してるんだよな、どんな武器が得意なんだ?」
「特には・・・ただ細剣はそこそこ扱えると思いますので、細剣を使った前衛が良いかと。もしご主人様がおっしゃる様に呪いが解けたのであれば・・・」
「呪いは解けたっ!間違いない」
これは譲れない。解けていなければ夜の生活がわびしいものになってしまう。アイリスが疑いを持ったまま本番に突入しても、最高の夜にはなりえない。威厳だっ!
「はいっ!呪いを解いていただいたので、ちょっとした魔法も使えるはずですので基本的にポジションはどこでも大丈夫です」
そうか・・・だけどよくよく考えたら大金貨3枚も増えたんだし、もう1人くらい・・・。でも大金貨3枚で足りるのか?いやいや今はまだアイリスと2人の時間を、主に夜の時間を楽しむべきだ。
「アイリスの職業はどうすれば変更できるんだ?」
「教会や神殿などで然るべき手続きによって変更できますが、ステータスを見ることが出来るご主人様であれば、パーティー設定によって奴隷の職業を変更できる様になるかと・・・」
なるほど、パーティー設定でアイリスをパーティーに入れて・・・アイリスのステータス画面から職業・・・細剣士Lv1を選択っと。
アイリス(所有者:カナメ)
種族:エルフ
職業:細剣士:Lv1(奴隷)
称号:なし
16歳
レベル:18
HP:250(250)
MP:540(540)
攻撃力:520(520)
防御力:360(360)
素早さ:400(400)
魔力:450(450)
器用さ:620(620)
運:30(30)
<固有能力>
「風読み」
<スキル>
風魔法:Lv3(ウインドフォロー:Lv1 ウインドエッジ:Lv1)
雷魔法:Lv2(スタンボール:Lv1)
主従の呪い:Lv5
<加護>
女神の加護:Lv5
<獲得可能職業>
弓士:Lv1、弓術士:Lv1
<獲得称号>
薄幸のエルフ
呪いに耐えし者
スキルポイント1510
よし、では向かうか・・・。
武器屋について装備を選んでいく。アイリスの武器は黒鉄の細剣と小盾、装備は俺と一緒の皮の装備一式でいいそうだ。
俺は剣を黒鉄の剣に変え、盾と小手を魔獣の盾と魔獣の小手に変えた。さらに、予備の武器と解体用のナイフ、外套2着買ってお値段はなんと大金貨2まーい・・い・・・ぃ・・・。グズンッいいもん、いいもん。アイリスの笑顔はプライスレスだし。
余裕はないが、あのジミーなお姉さんがいる服屋に顔を出して、アイリスの服と下着を3着づつ買った。お値段は金貨5まーあ・・・ぁ・・・い・・・ぃ。グズンッいいもん、いいもん。アイリスの下着姿はプライスレスだし・・・えっ?・・・プライスレスだよね?まさか本番は別料金とか?そんなことはないよね?
アイリスは買ったばかりの服に着替えていた。エルフっぽい格好だけど、それ胸のあたりがパッツンパッツンなんだけど、目に毒だよっ!
それから夕食に間に合うように宿屋に帰ってきたけど、ハッキリ言ってこの後の部屋での展開しか考えられない。食事の味なんてわかんないけど、アイリスが美味しそうに食べていたので良しとしよう。
アイリスの手を取り、急いで部屋に戻る。
「ふうっ、今日は1日歩き回ったから疲れたな?」
「・・・はい。桶と手縫いが用意されておりましたので・・・よっよろしければ、ご主人様のお体を洗わせていただきたいのですが・・・」
アイリスは顔を赤くし、うつむきながら返事を待っている。かっかわいい・・・。俺は主人、アイリスは奴隷。当然のことであり、身体を拭いてもらのも当然なんだ。ただ、拭いてもらっている時に襲いかかってしまいそうだ。ここは我慢だっ我慢だっ我慢だっ!!
「そうだな・・・き、許可するっ」
「はいっ・・・では・・・失礼いたします・・・」
ジャジャーッ・・・ピチョンッ・・・ガサゴソ・・・ハサリッ。背もたれがない椅子に座っていると、後ろから手縫いを絞っている音、水滴が落ちる音。遠くから街の喧騒が僅かに聞こえてた気がしたが、今はもうアイリスが動く度に出る布が擦れる音しか聞こえない。
・・・ん?・・・ハサリッ?なんの音だ?
・・・ピトッ・・・なんだこの背中に当たる柔らかい感覚はっ!!ア、アッアイリス・・・あんたっなんて事ばしよっとねーっ!
アイリスは背後から手を回し最初は恐る恐る、その後絶妙な力加減で全身を拭き上げてくれている。
興奮して変化した部分へ触れた瞬間、驚いた様に一瞬手を引いたが、他の部分と同じ様に絶妙な力で綺麗にしてくれた。
「アイリス、し、正面から拭いてくれ・・」
「・・・わ、わかりました。失礼いたします」
アイリスは正面に膝立ちになり、身体を拭いてくれる。白く美しい身体が動くさまに見とれてしまう。もちろん2つの塊は言わずもがなだ。フニュってなったりプルルンってなったり、たまに先端がわずかに身体にふれる。真っ赤になったアイリスと時々目が合うが恥ずかしそうにすぐ目線を外された。
もう無理です!!それ以上されたら・・・、そこももう大丈夫・・・綺麗になったからっ!
「つ、次はアイリスを綺麗にする番だっ!」
「い、いえ。ご主人様にしていただくわけには・・・」
「こっ、これは俺の務め、義務、役割り、願望なんだっ」
「さっ、最後の言葉は・・・あぁ!!」
「静かに・・・」
「はい・・・よろしく・・・お願いいたします」
まずは無難に肩から腕にかけて洗う・・・なんて事出来る訳がない。その大きな2つの塊に手を伸ばし、最初はわずかに触れ、そのあとは10本の指を深く沈ませながら丹念に拭いた。背中の傷はヒールで消えていて滑らかでウエストはキュッと引き締まっている。
「ごっご主人様・・・」
「動くなアイリス」
「も、申し訳ございません」
脇から脇腹ウエストを触られたのだ、くすぐったかったのだろう。今も僅かに身体をくねらせている。俺の命令で動かない様に頑張っているアイリスもかなりエロい。そしてお尻だが、手が吸い付くような触り心地・・・そして大き目だ。ウエストが細いから対比で大きく見えるのかな?そのあとも全身余すところなく拭いた。
アイリスは顔を真っ赤にしながらも拭き終わった布と桶を片付けている。俺は先に布団に入った。
しばらくするとアイリスが床に土下座していた。
やめさせる為に声をかけようとすると、
「ご主人様、奴隷であるアイリスにご主人様のお情けをお恵みいただけないでしょうか?」
「・・その口上は商館で習ったのか?」
「はいっ、ですがこれは私の意思です。誰かに言わされているわけではありません」
「アイリスっ」
「はい・・・」
「床に土下座はもうやめるんだ。早くこっちに・・」
多少乱暴にアイリスの腕を引っ張り、布団の中に引き込んだ。柔らかな感触といい匂いに一瞬で包まれた。
すぐ胸に手がいってしまうのは男の性だろう。そのあとは正直治らず3回した。アイリスに負担をかけ過ぎたかもしれないので次からは自重しないと・・・。そんな思考で眠りについた。