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自分の可能性

作者:高瀬浩司

僕は魚釣りが大好きでした。

子供の頃に「釣りキチ三平」という漫画が流行っていて、
その影響で「麦わら帽子」をかぶっていました。

”θヘ( ・_・)なんでやねん!( ・_・)_θ☆

いえ、そのマンガの影響で魚釣りにのめり込んでいました。


当時(37年前)、奈良県の小学生のほとんどが、
魚釣りをして遊んでいたのではないでしょうか。
奈良県は、農作物を育てるための「ため池」が多くて、
ため池には色んな魚が生息していました。

小学4年生の僕は、フナやコイを釣るのはお手の物。
でも、「ヘラブナ」という魚が難しかった。
そのヘラブナを釣るのがカッコ良かったんです。

ヘラブナを釣るために、魚釣りの本を読んだり、
エサを自分で調合したり、
それはそれは熱心に学んでいました。
「ヘラブナを釣るぞ!」
という目標があったからです。

何で?そんな目標が出来たというと、
「友達に自慢」したかったのでしょね。
「俺はヘラブナを釣ったぞー!」みたいな。(笑)

学校から帰ってすぐ、家の近所のため池に行く。
そして、暗くなるまで一人で魚釣りをする。
全く釣れなくても、毎日、ため池に行く。
雨の日にも、カッパを着こんで、ため池で魚釣りをしたものです。

何日も通い詰めて、釣れない日が続きましたが、
魚釣りを嫌いになることはありませんでした。
逆に、「絶対に釣ってみせるぞ!」
と気合が入ったものでした。

気合が入るのも、
「簡単に手に入るものではない」
から、気合が入ったのでしょう。

簡単に手に入るものなんて、
そんなに喜びを感じませんが、
苦労して手に入れたものには、
苦労しただけの喜びが加算されます。

また、簡単ではないから、
頑張った人しか手に入れられない。
それを、自分んの努力で手に入れたのだから、
「自分が誇らしい」のです。


僕が、魚釣りに魅力を感じるのはそこなんです。
魚が好きなわけでもない。
食べたいわけではない。

自分が努力したことの「結果」が出るからです。
努力したことが評価されるからです。

「よくやったな!」
「凄いよお前!」

そうやって褒められたかったのです。

というのも、
子供の頃からイタズラが過ぎる子供でしたので、
両親からは怒られてばかりでした。
親から褒められることなど、ほとんどありませんでした。
反対に、
家の物が壊れていたら、僕が犯人扱いされます。
家の物が壊れた原因の90%は、僕が犯人でしたが。(笑)

勉強はしませんでした。
だって、学校から帰ったら魚釣りに出掛けますから。
魚釣りに関しては、本を読んだり実践したり、
とかく学びました。
あの頃の魚釣りと同じように、勉強してたら、
親も喜んだのでしょうね。(笑)

魚釣りは、入れ食いのように、
「釣れるから面白い」
と言う人もいれば、
「釣れないから面白い」
という人もいます。

僕は、後者の「釣れないから面白い」と思う人です。

エサを付けて、すぐに魚が釣れると面白くない。
何日も何日も、1匹も釣れない日が続く。
諦めムードも出る中、それでも歯を食いしばって釣る。
そして釣れた時の感動は、その人にしか分からないでしょう。
その喜びを知っているからこそ、
釣れない日が続いても耐えることが出来るのだと思います。


何かにチャレンジして、すぐに効果が表れなくて諦める人もいる。
諦めるのが悪いのではない。
それが正しい選択の時もあります。
諦める勇気も大切です。

しかし、
少しやって成果が出ないからといって、
「自分には無理」
だと決めつけて、
「自分の可能性の芽を摘む」ような人もいる。

簡単に自分の可能性を見極めていいんですか?
あなたは、
「それっぽっちの人間ですか?」

ほんのあと少しの努力で出来たかも知れないのですよ?

最後の最後まで、
気力を振り絞って、
それでもダメなら諦めて良いと思う。
それくらい努力してダメだったとしても、
「最後までやり通した」
自分に対しての「責任感」を養えたと思う。
「最後まで戦ったぞ!」
という自信も付いただろうと思う。

何よりも、
「自分の可能性」
の幅が広がっただろうと思う。

やりたい事があった場合、
「私には無理だ」
と思う人もいるだろう。
不安はあるでしょう。

私には無理だろうなって思いながら行動しても、
上手く行かない場合が多いと思う。

それよりも、
「どうやったら私にも出来るのだろうか?」
と考えると良いかも。
いきなり、大きな事は出来ないけど、
手始めに、小さなことからやって行こう。
そして出来たら、次は少し大きな事を。
その繰り返しで、目標を達成している人が多いです。


跳び箱を、いきなり10段飛び越えろ!
と言われたら、誰だって不安があります。

でも、
跳び箱を1段から練習すれば、「コツ」を掴めると思うのです。

「コツ」さえ掴めば、あとは応用です。

1段を飛び越えれると、自信も付きます。
2段目も、練習を積み重ねたら飛び越えれる!という、
「勇気」が出ると思うのです。

「私には無理」と、自分の可能性を否定するよりも、
「どうやったら私にもできるのだろうか?」
と、発想の転換が出来たら人生の幅が広がると思います。





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