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コンビニ強盗

午前七時三十分。コンビニに入店した。弁当コーナーに直行して品定めをしていると、銃声が聞こえた。レジの方を見ると拳銃を手にした男がいた。男は叫ぶ。

「金を出せ。」

コンビニ強盗だ。

「おとなしくしろ。撃つぞ。」

コンビニ強盗は客たちにも銃口を差し出す。レジから大量の札束を回収すると次の要求を掲示する。

「お前ら財布を出せ。これだけでは足りないからな。財布を出せば命だけは助けてやる。」

この場合はおとなしく財布を出した方がいいだろう。そう判断した時、一人の女性がコンビニ強盗に近づいた。しかし彼女は財布を出そうとしなかった。

「もう止めませんか。」

コンビニ強盗は拳銃を女性に向ける。

「うるさい。死にたいのなら本当に撃ってやるよ。」

次の瞬間は誰のでも想像できる。目の前にはこの女性の射殺体があると思う。人々は目を伏せる。銃声が聞こえる。恐る恐る目を開けると、コンビニ強盗が倒れていた。女性の射殺体はない。まもなく警察が来て現場検証が行われた。この女性は忽然と姿を消した。


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