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ルール 前編

私は自宅に帰ろうとした。しかし黒崎は許さなかった。自宅に帰れる道中でまた奇襲が発生すれば勝ち目がないというのが理由だ。私は黒崎の家に泊まることにした。明日の時間割は明日家までテレポートすればいい。

 そして勉強会が開かれる。勉強と言ったが数学や歴史の勉強ではない。地方戦争の勉強会だ。黒崎は鞄からルーズリーフを取り出しメモを取る準備をした。私はルールブックを広げた。


『地方戦争。このゲームは三つのステージに分けられる。第一ステージ。小隊を組織しろ。小隊の構成は指揮官一人。戦闘員三人。計四人。戦闘員はその地域に一週間以上滞在している人物の中から選ばなければならない。ただし戦闘員は人間以外の動物でも可とする。尚二日以内に小隊が組織されなければ敗退となり二億円のペナルティーが発生する。第二ステージ。戦争を始めろ。以降がルールである。対戦相手は戦争一日目の午前六時に発表される。戦争は五日に渡り行われる。一日五回開戦しなければならない。一回の開戦は五分まで。五分以内に決着しなければ引き分けとなる。対戦時間は午前七時から午後七時の十二時間に限定される。時間外の戦争は無効となる。対戦方法は自由。何でもいい。』


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