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サバイバルゲーム 1

第三の部屋。この部屋は殺風景だった。あるのは壁に設置されたモニターと時計。机の上に置いてあるタブレット端末くらいだ。

そのときモニターに文字が表示された。

『黄金の部屋にようこそ。この部屋を通過することが出来れば選択肢の視野を広げることができます。答えによっては。さてこの部屋は普通の部屋とはルールが異なります。あなたの答えは予想という形になります。その答えが正しいかはコンピューターが判断します。答えが間違っていた場合強制的に出口を変更します。』

先ほどの第二の部屋とは一味違う雰囲気を感じる。これは娯楽ゲームではない。真剣勝負だ。どのような難しい問題が出題されるのだろう。そして第三問が出題される。

『第三問 時間旅行をしたいなら過去に行きたい。』

 あれ。私は目を疑う。最初のルール説明の時に黄金の部屋の問題は難しく設定してあると聞いた。この問題はおかしい。第二の部屋の問題より簡単すぎる。悩んだがYesを選択した。

 するとモニターに次のメッセージが表示された。

それでは実演をしましょう。

実演と聞き私は首を傾げた。タイムマシンは発明されていない。実演なんて不可能だ。そう思った時突然モニターが発光した。眩しすぎて目を開けることができない。発光がおさまった時再び目を疑う出来事が発生した。私は殺風景な部屋にいた。しかし私の目にはジャングルの景色が広がっている。


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