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模擬戦 先鋒 後編

ゲームスタート。熊田は鞄から野球ボールを取り出した。そしてサッカーボールを狙いボールを投げた。

「幻想魔球。」

熊田が呟くとボールが突然消えた。一秒後ボールが再び現れて、サッカーボールに当たった。サッカーボールは天空に舞い上がった。熊田はサッカーボールを取るために飛んだ。掴んだと思った時熊田は地上に落ちた。突然の出来事に私は何が起きたのかを理解できなかった。宮本は熊田に近づきポケットに閉まっていたピンポン球を奪った。サッカーボールは白い壁まで転がった。私はタイマーを見る。時間は三十秒で止まっていた。

そして宮本は熊田にアドバイスを伝えた。

「魔球を使いピンポイントでサッカーボールを狙う作戦は見事でした。ただし隙が多すぎます。隙を狙えば秒殺できます。このようにね。そもそもゲームのルールが単純すぎるのですよ。このゲームのルールはプレイヤーが自由に決めることが出来る。つまり提案したプレイヤーが有利になるルールを作ることも可能。いいですか。ルールは自分を守るためにあるのですよ。」

初戦は敗北した。もう後はない。


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