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にっき
僕が少し目を離すと、直ぐ彼女に酷い事をする奴らが近づいてくる
僕だってこんな事はしたく無い
でも、僕は手を休める訳にはいかない
僕はもう彼女を守ると決めたのだから
彼女も僕がいないと駄目だ
これは僕の使命だ
僕が彼女を支えないと、守らないといけない
それはもう決まっている事
だから僕は止める訳にはいかない
それは彼女の求めている事だから
僕はそれに答えないといけない
僕には分かる
彼女は僕にとても良く似ている
僕が守ってあげないと
彼女が僕を見れる様に
彼女に悪いやつらが近づかないように
僕が守らないと
僕と彼女の幸せの為に
僕と彼女が結ばれる為に
僕と彼女が一緒になる為に
彼女が僕だけを見られる様に
僕がやるんだ
彼女に近づくやつらを
僕は許さない
彼女は僕を見ている
だから僕も彼女だけを見る
彼女がいれば
彼女だけがいればいい
他はいらない