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ソリオンのハガネ  作者: 伊那 遊
第二章・魔物狩り
63/75

 61 矛盾した感情

「少しは落ち着きましたか?」

 凛の問いかけに、ミオンはこくりと頷く。先程までは酷かった手の震えなども収まってきているようだ。

 リュンの部屋にやって来た鋼と入れ替わるように一階へ戻り、彼に頼まれた後始末などをする事十数分。家主に無断で色々借りてしまったものの部屋と彼女を小奇麗に出来た。ミオンはその間ずっと心ここにあらずの状態だったけども、こちらの言った事は素直に聞いてくれたので楽なものだった。

 ミオンがじっと、こちらを見ている事に気付く。

「どうしました?」

「あ、いえ……」

 そういえば彼女は類稀な魔力感知能力を持っているのだ。鋼が魔物憑きだとあっさりと見抜いていたのを思い出す。

「……その、ルウさんから、あの人の魔力も感じるような気がしたので」

 例えば、勘が非常に鋭い者であれば、強大な魔物を前にした時と同種の威圧感を感じ取り、鋼が魔物憑きではないかと疑う可能性はゼロではない。人の感覚では魔力強度の違いは感じ取れないと言われているけれど、高位の魔物に対して感じる威圧感や重圧の正体がそれではないかという説がある。

 けれども、今の凛の魔力に鋼のものが混ざっていると気付くのは。普通ならあり得ない事だ。どれだけ鋭敏な感覚を持っていて、どれほど正確に相手を測れるのだろう? こんな状況でなければ、一度ゆっくりと検証してみたいものである。

「間違っていませんよ。今の私の魔力は、コウの魔力も混ざっている状態ですから。少量ですけれど」

 驚いたようにまじまじとこちらを見てくるミオン。その素直な反応に凛は首を傾げる。

「怖くないのですか?」

 二階にいる間、一階で鋼が魔力を全開で解き放った事に凛が気付かないはずもない。その時ミオンが大凡どのような目にあったのか、詳細は分からないまでも想像はついていた。鋼は全力で脅しつけ、彼女に恐怖を植え付けたはずだ。

 凛は今も常に《身体強化》に魔力を割き、微弱ながら発動させ続けている。そうしないと鋼からもらった《加護》でなくなってしまうからだ。ミオンがそこから彼の魔力を感じ取れるなら、もっと分かり易く怖がると思っていた。

「こ、怖いです、けど。本物のあの人ほどではないので、まだ、なんとか……」

「ふふ、それはそうですね。愚問でした」

 彼の怖さというか、背筋が粟立つような迫力はこちらもよく知っている。むしろミオンよりもずっと深く知っているのだと妙な対抗心さえ芽生えているレベルだ。鋼は死の谷ではそれはもう暴君だった。

 そんな彼を怖いと思わなくなったのはいつだっただろうか。割とすぐだった気がする。正直あの時の鋼については魔物より怖かったのだけれど、だからこそこれ以上ないくらい頼もしい存在でもあった。怖いからこそ安心出来る。きっとその感覚は、死の谷に落とされなければ自分には理解出来なかったものだ。

「……ルウさんは、あの人が怖い人だと知っているけどもう怖くはないんですね」

「はい」

 即答して、続きを言う声は自然と陶然としたものになる。

「……ここだけの話、お慕いしております」

「あ、はい、それは普段から見てても分かりますけど」

 素に近いというか、分かって当然というリアクションを返されて凛は感心してしまった。

「バレていたのですか。魔力を感知するだけでなく、そういうところもミオンさんは鋭いのですね」

「え、いやあの。鋭くはないと思いますけど……」

「ああ、《加護》を頂いている間は口が軽くなっていけません。自制しようと、冷静になろうと心掛けてはいるのですけれど。秘めてこその想いだというのに、どうも軽率に口にしてしまって……。ヒナのようにはいきませんね。もちろんあの方が強く命じてくれるのであれば、恋する女子としては完全に自制してみせる自信はありますけど」

「あの、また口にしてませんかそれ」

 これは手厳しい。ミオンの指摘にはっとなって、凛は両手で軽率な己の口を塞いだ。

 店の天井を見上げてみるも、鋼や店主達が降りてくる様子はない。こちらから呼びに行くべきだろうか。思案していると、時間がまだあると思ったらしきミオンがおずおずと訊ねてきた。

「ルウさんにとって、どういう方なんでしょうか。その、あの人は」

 先程から彼女は鋼の名を呼ぶのをどこか避けている節がある。口に出すのすら恐ろしいのだろうか。それを微笑ましく思いながら凛は質問に答えた。

「私にとってコウは、師匠でもあり、戦友でもあり、家族のような存在でもあって……。他にも色々、とても一言では言い表せません。いえ、そうですね。それを敢えて一言で言うならば……」

「言うならば……?」

「あの方は私にとって『全て』です」

 言い切るとさすがにミオンだってぽかんとした顔になった。かつて少々毒舌なある戦友に「アンタのそれは狂信というのよ」と言われた事もあり、人に引かれる恐れのある感情とも理解しているけれど、それは紛れもない本心だ。

「私、こう見えてもそれなりに良いところの生まれなのですけど、……色々ありまして、そこから放逐された身なのです。ずっと籠の中の鳥として育てられ世間を知らず、いざ籠から出されても自活出来るだけの能力もない、かつての私はそんな娘でした。そんな甘ったれた小娘に生きる術と戦う術を教えてくれたのが、コウなんです」

 だから凛は日本にいた頃は一人暮らしだ。何の力もないただの中学生が自力で生活するにはやはり無理も出たけれど、鋼や日向、それに二人のそれぞれの両親が普段から気にかけてくれ、色々と助けてくれたので、暮らしは破綻せずに無事中学卒業まで漕ぎつけたのである。

 その境遇を聞いてこちらの事を苦労人だと言ってくれる人もいたけれど、死の谷を経験した後では全く辛いと感じた事はない。生き方を誰にも強制されず、更には魔物に襲われる事などない生活はむしろ天国だ。鋼と死の谷に鍛えてもらった精神力のおかげか、凛にとって世界はとても生き易いものとなっていた。

「たくさん、苦しい事もありましたけど……。それを乗り越えられる事が出来たら、世界はこんなにも自由なのだと。あの方には教えて頂きました。それに、私が一人前に戦えるようになるまで、いえその後も、あの方はいつだって私を守ってくださいました。コウの傍で新たに得た生は、それまでにない安息と充足に満ち溢れていて……、まるで世界に色がついたようで……」

 生きるか死ぬかの日々を乗り越えたからか、凛は日本においてももう周りの評価など気にならなくなっていた。だからまるで人が変わったようだと評されるくらいの勢いで、初めて好き勝手に生きてみた。

 趣味と実益を兼ねて料理の勉強を始めたり、クラスの友人に借りたあれこれで気付けばオタク文化にハマっていたり、ソリオンに戻った時魔術に役立てるため本を読み様々な知識を仕入れたり。どうやら自分は多趣味で節操の無い人間らしいとようやく自覚できたのは中学時代の最後の方であった。

 この新たに発見した己が性分を凛は気に入っている。

 知識を深めたり技能を習得したりして自分を高めれば、それだけもっと鋼の役に立つ人間になれるからだ。

「コウは、今の私があるための全てを与えてくれた存在なのです。そもそもあの方がいなければとうに消えていたこの身、この命。あの方のために使うのは至極当然の事。だから私にとって、あの方は私の全てと言えるのです」

 言い終わり、一息つく。長々語ってしまったのは緊張感が欠けている証拠だろう。今も外では〈紅孔雀〉の襲撃は続いているというのに建物の中は静かなものだから、なんだか気が抜けてしまっている。もうここにずっといればいいのではと思うほどに平和だ。

 ミオンが口を開く。

「……そう言い切れるのって、すごい事だと思います。ルウさんも、あの人も、しっかりと自分というものを持っていて羨ましいです」

「ミオンさんは持っていないのですか?」

「私、臆病で……。生きたい、死にたくない、怖いものから逃げたい、という思いは強いんですけど。それってなんというか、ただの反射的な感情の動きであって、生きた上で何がやりたいかというと特には……」

「ああ、昔の私もそのような感じでしたから、少し分かる気がします。きっと不安な事がたくさんあって夢を見る余裕が無いからだと思うんです。安定した平穏な生活を手に入れて、何をやってもいいと自由も与えられたら、何かしらやってみたい事というのは出てくるように思いますよ?」

 慰めは自分の耳にも空しく響いた。こんな言葉程度でどうにかなるほど現実の不安というのは軽くない。過去の自分に当てはめてみるとそれがよく分かる。今の自分も、ただ不安が取り除かれただけで鋼には出会わなかったと仮定してみれば、きっとここまで変わりはしなかっただろう。

「そうなんでしょうか。いえ、きっとルウさんが言うならそうなんでしょうけど……。私、亜人で魔物憑きだし、その割に強くもないし、心も弱いから……、不安が無くなる事って、これから先無いと思います」

「私には自分で言うほどミオンさんが臆病には見えませんけどね。もう随分落ち着いているじゃないですか。コウの怖さをよく知る身としては、結構意外なんですよ?」

 言われてふと気付いたかのように、ミオンは不思議そうな顔で自らの手を見下ろした。もはや手の震えは無い。先程凛が彼女を見た時の憔悴ぶりは影も無く、ともすれば鋼が彼女を脅したという凛の想像が間違っていたのかと思えるほどだ。

「……」

 少しの間沈黙し、何かに思い当たったのか、ミオンはどこか諦めたような、それでいて穏やかな苦笑を浮かべる。

「なんだか、気が抜けちゃったみたいで。無駄だと悟ったというか……」

「どういう意味でしょう?」

「……私、相手の強さがなんとなく分かるんです。それでさっき、至近距離であの人の魔力と殺気を受けて。……怖いなんてものじゃなかったです。抵抗する気も逃げる気も起きないくらい、あの人は圧倒的でした。同じ魔物憑きでもこんなにも格が違うんだって思い知らされて。まるで竜を相手にしているような気分でした」

 大袈裟な例えだと笑う気には一切なれない。亜竜ではない本物の竜を鋼は打倒し得ると、凛は本気で思っているからだ。

 彼の強さを人に説明するのは難しい。というか、凛だって正確なところを知らないというのが正しい。どの魔物より強く、どの魔物には勝てないのか、そういった基準で強さを測れる人ではないのだ。能力差や状況だけを判断するなら負けて当然の戦いの数々を、いつだって彼は敗北する事なく切り抜けてきた。凛達だって人の身より遥かに大きな魔物を幾度と無く倒してきたけれど、彼の性質は一つ次元が違うように思う。

 必勝、なんて言ってしまえば人からは失笑を買うだろうけど。鋼は、例え鋼より強い(・・・・・)敵を相手にしても(・・・・・・・・)、何故か最終的には必ず勝利する。そういったイメージが凛の中では強い。極限状態の中で、勝利を手繰り寄せる力が尋常でないほどに強いと言い直せるかもしれない。

 ミオンは相変わらず気の抜けた笑みを浮かべていた。彼女のそういう自然体の表情を見たのは初めてかもしれない。落ち着いている証拠になるのか分からないけど、狐耳もどことなくヘタれていた。

「怖くて、さっきまではどうにかなりそうでしたけど……。全力で逃げても逃げ切れないって確信しちゃったから、むしろ諦めがついたというか、気が楽になったと、いうか。不思議と、今は普段よりも落ち着いているくらいかもしれません」

 その言い様に凛も苦笑する。

「普段よりも、という事は、いつもずっと肩肘張って緊張しているんですか?」

「そ、その。私、魔物憑きですし。身寄りも、無いですから。人に嫌われたら生きていけないのに、気をつけていないと何かやらかしてしまいそうで……。実際に今回、リュンさんに怪我をさせてしまいましたし、やっぱり私、いつも緊張しているくらいで丁度いいと思うんです」

 まあ、常に気を張っていたところで咄嗟の時に人を攻撃してしまうなら意味がないけれど。凛がそんな感想を抱いていると、普段よりも落ち着いているかもと言うだけあってミオンだって気付いているようだ。余計な力の抜けた苦笑を浮かべて彼女は首を横に振る。

「でも、もっと肩の力を抜いていいかもしれません。すごく気を張っていてもあんまり意味は無いし、それに……。仮に私が取り返しのつかない事をしても、これからは罰してくれる人がいますから。私、やっぱりどうしても自分に対しては甘いですから、そういう人がいて絶対に逃げられないって分かっていればきっと何もかも受け入れられます。自分が死ぬ事になっても自業自得だって、素直に思えます。逃げて生き延びてしまって、自分の事をもっと嫌いにならなくて済むんです。それはすごく、有り難い事かなって」

 彼女が鋼からどのように言われたのかは分からない。その時の事を思い出すようにミオンはぎゅっと自らの手を握り、恐怖で再び体が震えだすのを抑えているように見えた。そこには確かに恐怖の感情が見受けられるのに、それと矛盾した安堵の表情もまた彼女は浮かべている。

 これはいけません、と凛は思った。

 よくない兆候だ。これを放置してはいけない。恐怖と安堵、本来なら同居する事のない二つの感情。それらは容易くとある感情に変化してしまうのを、凛は知っている。それはもう身をもって知っている。

 頼りになる存在の庇護下にあるという事。支配されている(・・・・・・・)という安心感(・・・・・・)

 彼の味方が増える事自体は嬉しいけれど、彼の魅力を深く知る人物は当然ながら少ない方がいいのである。正直に言うと戦友達以外のライバルは要らないのだ。

「ミオンさん。突然ですが、『吊り橋効果』というものをご存知ですか?」

「はい?」

 凛が実行しようとした『もし鋼に対してドキドキしてもそれは恋心では無いから勘違いしないように』作戦はしかし、中断を余儀なくされた。満月亭の階段を下りてくる足音と彼の魔力を感知したからだ。

 一階にやって来たのは当然凛の想い人である。

「悪い、もう大丈夫か?」

「はい。そろそろ出発ですか?」

「ああ。あの弱い鳥だけならここでも安全と思ったが、悠長にしてられなくなった。ヒナからメールが来てな」

 鋼は手の中の携帯を軽く示す。

「西から〈紅孔雀〉以外の魔物が来たらしい。西門が破られたのか知らんが、でけえ魔物に遭遇したみてえだ」



 ◆


 魔物憑きとその被害者を探してうろついている間に、何があったというのか。

 改めて街の西方の日本人街へと出発した伊織達一行が目にしたのは、そちらから避難してくる人々の流れだ。そちらへ向かって避難していった市民達を伊織は今まで何度も見ている。逃げる方向が逆転していた。

 耳に入った彼らの話す内容によれば、街の西から魔物の群れがやって来たらしい。

 日本人街はそれでも無事なはずだろうと進み続けた伊織達は、そうしてとうとう辿り着いた区画の入り口で、予想外の光景を前に立ちすくむ事となった。

「え、……なんで?」

 並ぶ雑貨屋やコンビニの店内も含め、人気は無い。道や建物の壁に所々傷がついていたり、火で焼かれたような跡があったりと、何やら荒れた雰囲気である。

 ここで戦いがあったのは一目瞭然だった。その最たる証拠が路上にいくつも転がっている。

 黄土色の毛並みをもった野犬、といった見た目の生物の死体が四つ、路上に放置されていた。

「そんな馬鹿な!」

「魔物の死体……? 嘘やろ、ここまだ入り口やで?」

 マルが叫び省吾が疑問するのは当然だった。日本人街はパルミナ内では中央より西寄りの区画で、街の端っこでは無い。しかも東から来たのに早々にこんな光景に出くわすならば、ここから西の日本人街は既に全域が危険という事だ。

「〈紅孔雀〉だけかと思ったら、いつの間にこういうのまで……」

「これは、街の西から来た魔物が、既に門を破ったという事か?」

 伊織が言い、クーも続いて予想を述べる。いつに無く険しい顔をしたターレイが魔物犬の死体に歩み寄った。

「……この〈グルウ〉だけであれば、私達でも余裕を持って撃退出来る魔物でしょう。しかしここから先、何が出てくるか分からない現状では進むのは得策とは言えません。来た道を戻りましょう」

「だが、じい! 戻ってもここを素通りして魔物が東に来るだけじゃないか!? 何が起きているのかもう少し調べても……!」

 言い募るマルにターレイもすぐには反論を返さない。彼も迷っているのだ。

「……ここには、ニホン国への『門』があります」

 ターレイのその言葉に全員がはっと反応する。

「間違いなく、この街で最も守りが強固なのはそこのはずです。そこにまで魔物が侵入しているとは少し考え辛いですから、恐らくは重要施設の防備を固めるあまり素通りする魔物には手を出していないのでしょう。もしそこまで辿り着けるなら、そこが現在この街で最も安全な避難所である可能性が高い」

「ならばやはりこのまま進むという事か、じい?」

「……。道中、何が出てくるか分かりません。安全策を取るならやはり後退すべきと思いますが……」

 皆が難しい顔を向け合う中、そこにさらりとした声が割り込んだ。

「しかし、コウの故郷が危機かもしれんとなるとこのまま捨て置くのもな。少し見て来よう」

 クーだ。

 あまりに堂々と彼女が道を進みだしたものだから、咄嗟に誰も止める事は出来なかった。意見を封殺される事となったマルの護衛官は不憫だけれど、彼女の後に日向も続く。動かない皆に気付いて無表情の日向が振り返った。

「気付いて、ないの?」

「……何に?」

「少し行った先で誰か戦ってる。それをちょっと、見てくるから」

「そうなの? 私も行く!」

 ついそう言ってしまった伊織に残された皆の注目が集まるけども、目を逸らして受け流しておく。だって人と魔物の戦いだ。見てみたいに決まっている。その為なら多少危険な目に遭っても構わないのが有坂伊織という人間であった。

 結局ここで待ってもらっても安全かは分からないので、様子を見に行くのは全員でという結論になった。



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