表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/62

幕間:命名記録―ラグナ=ハウル―

記録日:星暦1725年翔月13日

記録者:ギルド記録管理局:第二記録班 レメル=ヴァイス


◉ 記録対象個体

- 仮分類:異常個体(魔獣種/大型・咆哮型)

- 識別特徴:漆黒鱗、双角、尾部二又形態。咆哮による魔力干渉(恐慌効果)を発生。体表より瘴気様反応を継続的に放出。標準個体との魔力構成差は230%以上。

- 行動特性:視認時点での脅威度はB+相当。知性は限定的と推測される。反応速度・攻撃行動に異常な凶暴性と連続性を確認。


◉ 命名個体名

- 正式名称:ラグナ=ハウル(Ragna Howl)

- 命名理由:「終焉ラグナを告げる咆哮ハウル」を意味する

- 命名者・承認:冒険者ギルド本部ギルドマスター、グレイム=ロッシュの承認を受けて記録班により命名


◉ 対応記録

- 対応者:B級冒険者二名、A級冒険者一名による三名共同パーティ(パーティ名未定)

- 戦闘結果:個体討伐確認、魔核回収済

- 記録補足:

- 対応時の連携記録より、以下の協調性が確認されている。

- 前衛による高精度な間合い制御

- 援護・回避・撹乱の交差的配置

- 咆哮干渉下における瞬時対応

- 魔核は既知魔獣種のものと魔力構造が一致せず、“異常個体”と暫定分類。


◉ 補足・備考

- 他支部の記録班からも、類似の“異常魔核”を有する個体報告が増加傾向にあり、ギルド上層部としての統合的調査と、星歴記録局との連携が求められる段階に入っている。

- 本記録は、討伐対応者の戦闘報告および観測隊員記録に基づき、正規記録班によって作成。

- 分類および命名は今後の分析結果に応じて再整理の可能性あり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ