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暑すぎる……みんなはどうして平然としていられるのかしら?

イーストウッド島は観光地としても名高い島でスターコンツェルンが経営するホテルも建てられていた。

強制的に島へとワープされた六名は到着するなりホテルを目指して歩き始めることになったのだが。


「……ハアハァ。ちょっと、みんな歩くの速くないかしら?」

「そうですか?」

「お姉さま、休憩しますか」


メープルは先を歩く美琴たちを見た。灼熱の日差しの中を歩くのはかなりの体力を消耗されるはずなのに美琴とヨハネス星野は息ひとつ乱すことなく歩いている。


美琴は白の上衣に丈の短いスカートで構成された忍者装束は彼女が歩く度に肉付きのよい太腿や色々なパーツが晒されて目のやり場に困る。


ヨハネスはいつもと変わらぬ薄茶色の鹿撃ち帽子にインバネスコート姿で颯爽と歩を進めている。長く艶やかな金髪が風に揺れている。


メープルは疲労困憊だった。額やツインテールからはポタポタと汗の雫が流れる。

口に咥えた棒付きキャンディーの甘さが舌にへばりついて不快だ。


黒のスポーツブラに同色のショートパンツという露出度が高く開放的な服装をしているが、それでも汗が止まらない。肌が弱いので日焼けも心配である。なのにヨハネスたちは厚着でも平然としている。


同じスター流でもここまで暑さの耐性が違うのかと密かに肩を落とした。

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