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ハニーの登場!

マックイーン島に集められたロディ、川村、ラグ、不動、ジャドウ、カイザーの六名は海辺で敵の襲来に備えていた。もちろん、全員戦闘服を着用している。


やがて、上空から白いフードを被ったひとりの人物が浮遊してきた。

ただの人間ではないことだけは間違いはなく、フードの影で顔が見えない。


やがて人物がバサッとフードを外した。


中から現れたのは蜂蜜色の髪に瞳が特徴的な美少女で、黒と蜂蜜色のチェック柄のとんがり帽子に甘いゴシックドレスという魔法少女然とした服装をしていた。靴は先の曲がった黒い革のブーツだ。


「なんだ。どんな化け物が現れるかと思ったらお嬢ちゃんじゃねぇか。これなら楽に倒せる――って、どうしたんだ隊長⁉」


隣にたカイザーの異変にロディは気づいた。冷静沈着なはずの彼が血の気を失い、体は小刻みに震えているではないか。異常事態だ。


いや、カイザーだけではない。不動仁王も額から汗を流して目を見開き驚愕の色を見せている。

ジャドウもその場から一歩だけ後退した。


上位陣の中でもスターの高弟である彼らが揃って非常に強い警戒を見せていることに、ロディもようやく相手の異常さを察知した。間違いなくあの少女は只者ではない。


最初に口を開いたのは不動だった。愕然とした表情をしている。


「俺は夢を見ているのか……」

「いや。夢ではありませんぞ」

「だとすると、最悪だな」

「左様。最悪の中の最悪ですな」


カイザーはずっと無言だったが、彼の頭の中には様々な考えが巡っていた。


目の前の出来事に理解が脳が追い付かない。ずっと以前から覚悟していたが、絶対に認めるわけにも受け入れることもできない現実があった。


彼は左隣にいるジャドウに言った。


「どうやら私の最も恐れる相手が現れた。スター様の言葉は正しかったようだ……」

「隊長。あの嬢ちゃんと知り合いなのか? 誰なんだ一体⁉」


ロディが怪訝な顔をして訊ねるとそれに答えたのは少女だった。

彼女は可憐な笑みを浮かべて言った。


「私はハニー=ブレッド。久しぶりだね、カイザーお兄ちゃん♪」


おしまい。

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