プールで遊びまくるわよ!
「ピラニアさんはいないみたいですね」
「特訓用のプールじゃないからね」
「これなら思いきっり楽しむことができそうですわね」
プールに来た美琴たちは顔を見合わせて微笑んだ。
美琴は黒のビキニ、ムースはフリル付きの赤ビキニ、李はオレンジ色のタンキニを着て準備運動を済ませてからプールの中へ入った。
ムースは泳げないので大きな浮き輪をみにつけて浮き、ときおり美琴に抱き着いたりして楽しんでいる。メープルは白いビキニを着たものの水に浸かることはせずにデッキチェアに寝そべってまどろんでいる。
やがてトランクスタイプの水着でやってきたヨハネスと星野も合流してビーチバレーをしたり水をかけあったりとプールを満喫している。
そんな彼らの様子を見てメープルの口にもにっこりとした笑顔が広がる。
自分たち以外には誰もいない貸し切り同然のプールは何をしても怒られない。
広大なプールで遊んでいる美琴たちを見てメープルも小さな見栄を捨てて混ざることにした。
きゃあきゃあとはしゃいで笑いあえるのは戦いばかりの日々をすごしてきた彼らにとって本当に貴重なひとときで、心から休んでいることを実感できるのだった。
さんざん遊び疲れたあとは水着から私服に着替えてホテルの部屋に戻って昼寝をする。
たくさん遊んだからだろうか身体は疲れ切っており、全員が泥のように寝てしまった。




