表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/52

星野と戦闘服を着て本気のスパーリング

朝食が終わってしばらくホテルの部屋で本を読んでいたメープルは、読書を中断して隣のヨハネスたちが宿泊する部屋の扉をノックした。応対したのは星野だった。


メープルは微笑して言った。


「あなたとスパーリングをしたいのだけれど、いいかしら」

「僕はいつでもいいですよ」

「それじゃあ、お願いね」


美琴、ムース、李、ヨハネスが見守るなかで星野とメープルのスパーリングは実施された。


リング上で対峙するメープルは前回の黒スポーツブラとホットパンツではなく、赤のナポレオンコートにピンクのベスト、水色のジャボ、白いキュロットスカートに黒のストラップシューズを合わせている。


服装を一瞥した美琴はメープルは本気であると察した。


スター流メンバーには各々の戦闘服があり、それを着ることで百パーセントの実力を発揮することができる。つまりメープルは相手の実力を見抜いて練習ではない本当の勝負を挑んだのだ。

対峙するだけでふたりの間に闘気が満ちているのがわかる。


透明で静かながら、非常に緊迫感があり美琴はこくりと唾を飲み込んだ。

星野もメープルの覚悟に応えたのか、今は漫画を置いて両腕をだらりと下げたまま向かい合っている。


棒立ちにも思える脱力した姿勢だが、侮れない。

どこまでも冷静で感情の揺らぎを感じさせない黒い瞳は対峙するものに無言の威圧を与える。


「いくわよ」

「いつでもどうぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ