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星野からハニーの話を聞くわ
入浴が終わって服も着替えてさっぱりした状態で星野とヨハネスと合流した美琴たちは固まってホテルの部屋へと向かいながら先ほどの話の彼らにもすると予想外の反応がかえってきた。
なんと星野は兄からカイザーの妹の話を聞かされていたのだ。
「名前はハニー=ブレッドといい、デニッシュ=ブレッド皇帝陛下の末っ子ですね。
カイザーさんは長男で皇帝は次男のジミー様が継いでいます。先の戦いで兄さんとジャドウさん、カイザーさんと一緒に皇帝親衛隊隊長サラマンデスと激闘を繰り広げることになり、結果として彼の攻撃で命を落としています。僕は会ったことはないですが兄さんの話とテレビなどで観た印象からすると、無邪気で聡明だったことは間違いありません。少なくとも、あのジャドウさんが戦慄するほどに」
「それほどの逸材だったのね……」
「会ってみたかったですね」
美琴の言葉に全員が頷く。
メープルは自分が女で初めてスター流に加入したとばかり思っていたのだが太古の昔に前例がいたのだ。
もしもハニーが超人キャンディーを食べ、現在まで生きていたらスター流はもっと違った形になったかもしれない。聡明な人物ならスターを説得し、恋愛禁止の掟はもっと早くに撤回されていたかもしれないのだ。
惜しい人物を亡くしたとメープルは手を強く握った。




