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リバースサーフェス ~この魔法の廃れた世界で 転生薬剤師さんが 魔導王(マグスロード)を目指します!~  作者: 吾妻 八雲
シーズン6 【ルミナラ創生編】

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冒険者ギルドへようこそ!

感想やレビューもお待ちしています!

(例:「面白い!」だけなどでも結構です!)


「よっし、ここでいいかな?」

レオンが平らな場所にキューブを置くと、

「オープン!」


チャンバー•アルチザンは、激しく光始めると、キューブの1面が開いてさらに、もう1面が開いてと、

「パタッパタッ•••パタパタパタパタ」

と、音をたてて次々と広がって行き、瞬時に人が入れるほどの大きさのキューブへと変化した。


「凄いな!」

「入ってみましょ!」


クラリッサがそう言って、チャンバー•アルチザンの表の扉を押すと、自動ドアのように音をたてて開いた。


「コンビニみたい•••」

「懐かしいーーー!」

レオンがニヤケながら入った。


室内はとても広く、外観の大きさからは考えられないほどだった。


虹色に輝く壁が広がるマシカクの部屋で、中央の床に魔方陣が描かれていて、その前にコンソールのような台が設置されていた。


「これで、行き先を決めるのか!」

「じゃあ、一度ルミナラに戻って見たら?」

「オッケー!」


レオンがコンソールを操作して、

【ルミナラ】を選択した。


すると、魔方陣が光始めた。


「レオン、乗るよ!」

「うん」


レオンとクラリッサが魔方陣の上に乗ると一瞬周りが真っ白になったかと思うと、さっきとは少し雰囲気の違う魔方陣の上に立っていた。


外へ出ると、ルミナラの街の中心だった。


「ハーベル!」

「お、来たね!転移所うまく設置できたみたいだね!」


「ああ、ありがとう!」

「なんか、かっこいい転移所だね」


「ありがとう、あのエフェクトには全く意味がないんだけどね•••」

「そうなんだ•••」


「なんか、転移したって感じがしていいかなと思って作っただけ•••」

「ハハハ!ハーベルらしいな!」


みんなは腹を抱えて笑っていた。


「これで、エリスさんもすぐに呼べるから、ノクターニアもすぐに稼働できそうだね!」

「その辺の店みたいに言うなよ•••」


「国なんか店とたいしてかわりないって!」

「そんなもんか?」

レオンは少し気が楽になった。


「エリスさん来てくれるって!」

「じゃあ、僕たち戻るね!」


レオンたちが転移所へ走っていこうとすると、

「ああ、ちなみにレオンたちは、イヤーカフスですぐに戻れるよ!」

「ええ、先言えよ!」


レオンたちが大きな声でツッコむと、イヤーカフスでノクターニアへ帰っていった。


「ああ、エリスさんお待たせしました!」

「いいえ、今、来たところよ!」


金色の長い髪を風に棚引かせながら佇んでいた。


「それにしても、本当に何もないところなのね!」

エリスが呆れている。


「まずは、冒険者ギルドをお願いできますか?」

「任せて!」


エリスは、自前の大きな机を鞄から出すと、いくつかの本を取り出してペラペラとページをめくり始めた。


「 レオン 、どんな感じの建物がいいの?」

「 そうですね、 冒険者ギルド なので どっしりとした大きな建物がいいです」

「 分かったわ」


エリスは、あるページを開くと、

「ガイア•シェイパー•コンストラクト!」


エリス ♀

リバースサーフェス

風と土(自然)

(Zephyr / Gaia)

「ゼファー•ガイア」

魔法属性は、光、風、土属性

元の職業はセレブ


地面が一瞬で整地されると、下から物凄い大きな音と共に、なにやら建物が競り上がってきた。


「スッご!」

「こんなの始めてみた!」

クラリッサが驚きのあまり言葉を失った。


あっという間に、 ゴツくて立派な建物ができた。


「 こんな一瞬でできるなんて エリスさん すごいですね!」

「まあ、私の得意分野だからね!」


そんな具合で、どんどん周りを整地しては建物や道を整備していった。


「 ところでレオンはどこに住むの?」

「 城とかもめんどくさいので クラリッサ と 住める 小さな家を建ててもらっていいですか?」


クラリッサは喜びが隠しきれなかった。


「エリスさん、この家がいいです!」

クラリッサが、小さな可愛い家を選んだ。


「了解よ!」

エリスが冒険者ギルドから少し離れた小高い丘の上に、とても可愛らしい家を建ててくれた。


「う、可愛すぎる•••」

「きゃあー!」

クラリッサは跳び跳ねて喜んだ。


「エリスさん、ありがとう!」

「どういたしまして!」


「ああ、もう一つお願いが!」

「この際なんでも言って!」


「魔法の練習場を近くに建ててほしいのです。大きめの物を!」

「任せて!」


可愛い家から少し離れた森の中にどでかい体育館のような建物を建ててくれた。


「大きすぎたかしら?」

「いいえ、ちょうどいい大きさです。助かります!」


「また、必要な物があったらいつでも言ってね」

「エリスさん、ありがとうございました!」

二人は、丁寧にお辞儀をした。


エリスはイヤーカフスのダイヤモンドに降れると、一瞬でウィスパーウッドへ戻っていった。


「使いこなしてる•••」

「よかったね、レオン!」

クラリッサは上機嫌だった。


その頃、ガルシアはサーフェスレルムで人を探していた。


次回 探し人の世界へようこそ!


続きの気になった方は、

ぜひともブックマークをお願いいたします。

最下部の⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

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