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チートの世界へようこそ!


「さあ、試験当日まであと20日しかないわよ!ハーベルもここまでこれば試験会場までたどり着けるでしょ」

「はい、師匠ありがとうございました」

リーフィアの手を握って丁寧にお辞儀をした。


ハーベル•••気をつけて•••


リーフィアは、少し心配そうに目を閉じた。


「師匠、大丈夫?」

「ああ、ごめんなさい•••」


「さあ、あなた方3人ならMD合格も夢じゃないわ、頑張ってきなさい!」

「はい!」

「くれぐれも無理だけはしないで、死んでしまっては何にも成らないからね!」

「はい!師匠」


「次のチェックポイントは、婆さんのメモによるとウシマ地区の農場みたいだね、距離もそんなに遠くない」


ハーベルは、スキルの事を伝えるか迷っていた。


「ハーベル、後ろで楽できていいよな、誰か運転変わってくれないかな•••」

「ごめんね、クラリッサばかりに運転させて•••」

「ネルはいいんだよ•••ネルはね•••」


ネルの運転ヤバいんだよな•••

ハンドル握ると人が変わったようになって暴走するから危ないんだよ•••


「いや、ごめんごめん言ってみたかっただけだから気にしないで•••ネル」

「そう?」


「あ、ハーベル、リバースサーフェスやデュアルのことは誰にも言うなよ!時がきたら師匠が教えてくれるから」

「分かってるよ」


「ここみたいだな」

農場の前に車を停めると中へ入っていった。


クラリッサがベルを鳴らした

チリーンチリーン


「は~い、ちょっと待ってね~」

しばらく待っていると可愛い女の子が走ってきた。


「はい、なんのご用ですか?」

「お父さんかお母さんはいるかな?」


「お父さん、お客さんだよ!」

「おお、ありがとうな」

大男が現れ女の子の頭を優しく撫でた。


「おお、受験者か?」

「はい、お願いいたします」

「じゃあ、付いて来い!」

大男に付いていくと、


「まあ座ってくれ!」

ハーベルたちは警戒しながら腰かけた。


「まあ、そんなに警戒しなくていい、今回のチェックポイントは、魔法の基本2「スキル」についてだ」

「スキルか•••」


「じゃあ、まずは自分の属性と現在使える「スキル」を順番に教えてくれ!」


「私はクラリッサ、属性は闇、炎、水属性で、「スキル」は、「分解」「精製」「破壊」だけです」


「私の名前は、ネルと申します、属性は光、土、風属性で、「解析」「合成」「構築」です」


「俺はハーベル、無属性「設定」だ」


「よし、まずは合格だ!」

「え、もう?」


「いや、ここで基本スキル以外のことを答えた時点で不合格だ!」

「ああ、あと無属性の「設定」スキルは特殊だから判定しようがないのでこの時点で合格だ!ふたりの試験を見学していてくれ!」


「ええ、ズルい、ハーベル!」

「ラッキーですね」


「よし、クラリッサから順にスキルを使って見せてくれ!そこにあるものは何を使ってもいい!」

「分かりました」


クラリッサは、泥水の入ったビンに手を添えて集中して「精製」と唱えた。

泥水がスーとキレイな透明に変わっていった。


そのまま「破壊」と唱えてビンを粉々に砕いた。さらに、ガラスの破片を「分解」でサラサラの珪砂けいしゃへと変化させた。


「上出来だ!次!」

「はい!」


ネルは、さっきの珪砂けいしゃを使って「合成」でガラスの塊を作り出した。さらに、「構築」でガラスのビンを作成した。そして、「解析」で回復ポーションを作成した。


「お見事!」

「ありがとうございます」


「ふたりともすごいね!」

「スキルの特性と応用はバッチリできている、ふたりとも合格だ!」


「やった!」

「ありがとうございました」


「早速だが、次のチェックポイントの地図だ。頑張ってくれ!」

大男は、三人と握手をして送り出してくれた。


「この調子で次行くわよ!」

「おーー!」


「次は、ガニヤ地区の水族館だって、海の方だから少し時間がかかるわね」

「今日は、ここで休んでいこう、牧場の土地を使っていいってさ」

「オッケー!」


「食事の準備するから、ハーベルは休んでおいて」

「ありがとう」


ハーベルはベッドに腰かけてスマホを確認してみた。

やっぱり、さっき見学していたときの基本スキルがすべてスキルリストに保存されている。


「なんか、人の能力を奪うみたいで気が引けるな•••でもさっきのを見てると使えたら凄く便利になるのは間違いないし•••」


ハーベルはしばらく考えていたが、

「よし決めた、スキルはどんどん吸収させてもらおう、奪う訳じゃないし借りると思って納得しよう」


早速、自撮りをしてすべてのスキルを覚えていった。

でも、ふたりだけには話しておこう、もし後で自分に不利になったとしても後悔はない。


「ハーベル準備できたわよ!」

「はーい」


食事をしながらいつ話そうか考えていた。


「ハーベル、元気ないわね」

「実は、ふたりに話したいことがあるんだ•••」

「どうしたの?急に改まって?」

「そうだよ?」


「スキルの事なんだけど•••」

「ああ、さっきの試験の話か?上手くいってよかったよ」

「違うんだ、俺の設定スキルの事なんだけど•••」


「ハーベル、さっきのおじさんも言ってたけどスキルについてはたとえ仲間内でも明かすもんじゃないわよ」

「うん、それは分かっているけどこれだけは伝えたいんだ!」


「それで?」

「クラリッサ!」

「いいじゃないか、自分ではなしたいって言ってるんだからさ」

「ううん•••」


「俺の設定スキルを色々試してみたんだけど、能力がチート過ぎてどうしたらいいか迷ってるんだ」


「例えば何がチートなの?」


「実は、他のスキルを獲得する方法見つけちゃったんだ」

「他のスキルを?」

「いや、さすがに無理でしょ!」


「このジュースのビンを見てて」


ハーベルは、「精製」、「破壊」、「分解」、「合成」、「構築」、「解析」と回復ポーションを作成した。


「ウソ、ウソ!」

「出来ちゃってるわね•••」


「まあ、分かったわ•••でもこれで十分よ、これ以上の事を明かす必要はないわ」

「そうだよ」

「でも•••」


「いやダメよ!詳しいことは言ってはダメ!」

「そうだぜ、ハーベルがいい奴だってことは十分分かったからな!」


「うん」


「それにしてもスゴいな、一度見ただけで完璧にやってしまうなんて•••」

「正直仲間でよかったわ」

「本当それな!」

「ありがとう」


「何でそこでお礼なのよ?」

「なんとなく•••」

「そう言うとこだよ、ハハハ」

「フフフ」


三人はそのあとも楽しそうに食事を終えた。

次回 水族館へようこそ!


続きの気になった方は、

ぜひともブックマークをお願いいたします。

最下部の⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

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