女子会へようこそ!
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メルキドの能力は、支配下に置いている者をある程度操ることができ、さらに見聞きした内容も何となくだが知ることができる。
「あのレオンという少年は要注意ですね、でも今はハーベルという少年の方が気になります」
メルキドは、ハーベルが作った銃がとても気に入っていた。
「ぜひあの技術をうちの魔導兵器にも転用したい•••」
「どうにか、こちらへ率いれることはできないものか••」
メルキドは、キーボードをカチカチ打ちながらそんな独り言を呟いていた。
その頃ハーベルたちは、
「リナ、俺たちダンジョンに行こうと思うんだけどMDパスって持ってる?」
「ええ、持ってるわ!」
「チッ、持ってるのかよ•••」
レオンはこっそり舌打ちした。
「よかった、じゃあ一緒にダンジョン行けるね!」
「ちなみに、ランクは?」
「【5ー20】ですよ」
「俺たちは、【4ー1】からだから物足りないかも•••」
「いいえ、一緒に踏破しましょう!」
「リナ、ありがとう!」
「そういえば、レオンとハーベルがいたら、もうテンペストロードって倒せんじゃねえの?」
「確かに!」
クラリッサが提案した。
「倒せるかもだけど、できれば俺一人で倒したいんだけど?」
「さすがに、一人は厳しいんじゃないかな?」
「そうよ、無理しないで!」
「ハーベル!俺と闘え!」
「レオン、いきなり何を言い出すの?」
「ああ、言い方が悪かった•••実力を知るためにってことだよ!」
「なんだ、びっくりした!」
「すいません、テンペストロードって何ですか?」
リナが不思議そうに尋ねると、
ネルが経緯を説明した。
「なるほど、そんなところに隠し扉があったんですね••」
「フィエッタを助けるために、ハーベルは一人で挑もうと思っているみたいなの•••」
「そういうことですか•••」
「レオン、分かった。よろしく頼む!」
「ネル、クラリッサ、リナごめん。
いきなりこんなことになっちゃって•••しばらくレオンに付き合ってもらうよ」
「分かった」
「了解」
「え、みんなで付き合わないの?」
「いや、二人だけでやるよ」
「あの二人のバトルに巻き込まれたらヤバそうだから」
クラリッサが息を飲んだ。
「じゃあ、リバース!」
「リバースサーフェス!」
二人はそれぞれのリフトへ入って閉じてしまった。
「しばらく掛かりそうだから、リナも来たことだし三人で女子会でもして待ってましょ!」
「お、いいね!」
「は、はあ•••」
「ハーベルと一度本気で闘いたいと思ってたんだよ!」
「実は、俺もだよ!」
「ハーベル、殺す気で来い!」
「ああ、行くぞ!」
「レメディア•ヴェノミスト!」
レオンがニヤリと笑って、
「ルミナス•シャドウ!」
次回 タイマンバトルへようこそ!
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