第二章の完結へようこそ!
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「この辺りからあまり新しい魔物はいなさそうだな!」
「踏破を優先にして進むか?」
「了解」
ハーベルチームとレオンチームに別れて見つけた魔物はすべて狩り尽くす。
とにかく、マップを埋めるように進んでいった。
【2-40】
【No.22 エンバーマンモス】SR
【2-50】
【No.9 シャドウファング 】SR 10体
「この辺りから複数になってきたね」
「このくらいならまだ全然いけそうだけどね!」
【2-100】
【No.20 ウッドランドドラゴン】UR
「とうとう第二章も終わりか•••」
「長かったな!」
「ウッドランドドラゴンだって!」
「ここは、ハーベルと琥珀とクラリッサに任せるか!」
「私は、回復と防御を!」
「僕は、サポートに徹するよ!」
ウッドランドドラゴンが、部屋の周り
を樹木の枝と根で覆い尽くした。
すると、あらゆる方向から鋭い槍のようになって突き刺してきた。
「ヴォイド•シフト!」
ハーベルはネルと琥珀をレオンはクラリッサを掴んでウッドランドドラゴンの頭上に飛んだ。
「あぶね!」
「まだ、油断するな!」
ウッドランドドラゴンが、太いツルを触手のように伸ばしてみんなを追ってくる。
「ヴォイド•シフト!」
「ヴォイド•シフト!」
「ヴォイド•シフト!」
素早く避けているが、ハーベルの足がツルに捕まって大きくしなって地面に叩きつけられた。
ネルと琥珀はその前に手を離していたのでダメージは食らわなかった。
「ああ、ハーベル!」
土煙がだんだん晴れてくると、ハーベルがツルを握って額から血を流して立っていた。
「大丈夫か?ハーベル!」
レオンが叫ぶと、
「このくらいどうってことない!」
「はあーーーーーーーーー!」
構えを決めると一瞬で、
「黒炎拳!」
何発もの黒い魂のような塊を素早く放つと、
ウッドランドドラゴン目掛けて飛んでいった。
ウッドランドドラゴンは咆哮ですべて掻き消してしまった。
「なに!」
「ブリザード•スピアーズ!」
レオンが無数の氷の槍で応戦する。
槍が突き刺さった部分からウッドランドドラゴンの身体が凍り始めた。
さらに、咆哮して身体中に付いていた木の枝や根をすべて振り払って氷から逃れた。
「くそ!」
「オブシディアン•ブレイズ!」
クラリッサが巨大な漆黒の炎の球体を作り出し、ウッドランドドラゴン目掛けて放った。
さすがに避けきれずにまともに食らって勢いよく燃え上がる。
「止めよ!」
「エアロ•ヴォルテックス!」
ウッドランドドラゴンを大きな風の渦に閉じ込めると、炎が天井まで突き抜けて、一瞬で灰となってしまった。
「やった!」
「なんて奴•••」
「くそ!」
「はあ、はああ、はあ!」
「ああ、フィギュア出たけど•••」
「全然嬉しくねえ!」
「俺も!」
ハーベルもレオンも悔しくてたまらない様子だった。
「ルミナス•レストレーション!」
ネルはハーベルに回復をかけてあげた。
「二人ともどうかな?」
「ああ、10になってる!」
「私も最後のルミナス•レストレーションで上がったみたいです」
「よし、ミッションコンプリート!」
「やっと、師匠のところに戻れるね」
「結構長かったね•••」
次回 リバースサーフェスの世界へようこそ!
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頑張って続きを書いちゃいます!




