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リバースサーフェス ~この魔法の廃れた世界で 転生薬剤師さんが 魔導王(マグスロード)を目指します!~  作者: 吾妻 八雲
シーズン1 【MD試験編】 

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合格者説明会へようこそ!

感想やレビューもお待ちしています!


全員が席に着くと、ドアから紫色の長い髪の綺麗な女性が入ってきた。


「皆さん、試験お疲れ様でした。

私が、この千年迷宮を管理している

セノンと申します。

よろしくお願いします。」


「これから、MDパスをお渡し致します。順位は

1位 ガルシア(0.1秒)

2位 レオン(3秒)

3位 ハーベル(12秒)

でした。今回は優秀で合格者9名ともに賞金が出ます」


ウノンが順にパスを渡してくれた。


「MDパスは、再発行できませんので失くさないようにしてください。

任務については、すべてメールにて連絡を入れますので見逃さないようにお願いします。

ちなみに、3回無断欠席すると、パスは没収となり二度と手に入らないのでご注意ください。

パスをスマホに連携することも可能ですので強くお勧めします」


「あと3種の神器を渡しておきます。

こちらも一般には入手不可能となりますので失くさないようにお願いします」


「3種の神器とは、

1、無限収納バック(男性用)

  無限収納ポシェット(女性用)

2、魔力駆動によるスカイバイク

  またはスカイモービル

  (カスタマイズ可能)

3、テルミットシール

となります」


「それぞれの使用方法につきましてはスマホの説明書をお読みください」


「次に千年迷宮についての説明になります。

MDパスがあればいつでも千年迷宮へアクセスが可能です。

入口は【PSW Detective Agency】の各支社にある地下研究施設よりご入場ください。

先ほどのテルミットシールを貼ったスマホであれば各支社へ一瞬で転移が可能です」


「千年迷宮内での事柄はすべて自己責任でお願いします。

殺人、強奪、戦闘何でもアリとなっていますのでご注意ください。

万が一、迷宮内で死亡した場合は、午前0時のリフレッシュ時にキレイさっぱり処分されて、この世界の記憶からも抹消されますのでご心配には及びません」


「迷宮内でゲットしたお宝に関しては、すべて発見された方に所有権がありますが、先ほども申したように他者からの強奪もあり得ることをお忘れなく、アイテムはすべて無限収納バックへ入れるとスマホに登録されます。

さらに、スマホ内のアプリで売却やオークションへの出品も可能ですのでご活用ください」


「アイテムのランクには、

N.R.SR.SSR.SSSR.ZR.ZZR.ZZZR.URの9段階が存在します。

ちなみに、URをウルトラレアだと勘違いされている方も多いようですが、正確にはユニークレアとなり、同じものは2つと存在しません。

高い階層へ行けばその分危険度に合わせてレア度の高いものがドロップする確率が上がります。

ちなみに、パーティー、レイド時の分配方法については試験中と同様です」


「千年迷宮は、第十章からなる1,000階層にも及ぶ巨大なダンジョンとなります。

一度踏破した章、階層へはいつでも挑戦可能ですが、必ず10階層ごとのセーフティゾーンからのスタートとなりますのでご注意ください。

試験中と異なり逆に降りていくことも可能です。

リタイヤに関しても試験中と同様です。命は大切にしてください•••」


「ダンジョン内に設置された建物類は、基本そのまま使用が可能ですが、必ずスマホから設置申請を上げてください。

申請のないものは午前0時のリフレッシュ時にすべて破壊されてしまいますのでご注意ください」


「説明は以上となります。

細かい質問に関してはメールにてお願いします。」


「ああー長かったな!」

「ちょっと疲れました•••」

「もう、解散でいいのか?」


「ああ、ハーベルさんのみセノンさんのところへお願いします!」

「ハーベル、呼び出し食らってる•••」


「ああ•••」

「みんな待っててくれる?」

「当然だろ、行ってこいよ!」

レオンがそう言って送り出してくれた。


「セノンさん、ハーベルです」

「ああ、ごめんなさいね疲れてるのに!」


「いいえ、何ですか?」

「あなたのアイテムについてなんだけど•••やっぱりお母さん?」

「はい、シオンさんにお借りしました」

「やっぱり•••」


「別に違反とかではないから心配しないで!確認だけね!」

「は、はい•••」


「そうなるともう3種の神器は必要ないわね?テルミットシールくらいかな使えるのは•••」


「それなんですが、俺は無属性なので自分のスマホでもう設定で使えるようにしてしまったんですよ•••」


「そうだったの•••ううん、そうなるとメリットが全くないわね•••」

「いえ、十分ですよ!」


「でも、こっちの気が収まらないわ、そうだ何か欲しいアイテムや武器はないかしら?」

「特にないですが、強いて言えば格闘武器くらいですかね•••」


「格闘武器か•••確かここに•••」

ハーベルはあまり期待せずに待っていた。


「あった、このフェニックスクローなんかどうかな?」

ハーベルは、フェニックスクローを受けとるとスマホで鑑定してみた。


【フェニックスクロー】UR

伝説の不死鳥の爪を加工した格闘用の武器で、スキル「死者の生還」が付いている。

「死者の生還」は、1年に1回だけ死者を復活させることができる。ただし、死亡して72時間以内に使用する必要がある。


「こんなメチャクチャなアイテムもらえませんよ!URって•••生き返るってゾンビじゃないですよね•••」


「使ったことないから分からないけど、ゾンビではないでしょ•••たぶん

•••でも1年に1回っていう条件が微妙で使いどころが難しいのよね。

もし使ってしまって1年以内にどうしても生き返らせたい人が死んじゃうかも知れないと思うとホイホイ使えないでしょ?」


「まあ、確かに•••でも先のことより今が大事だと思いますが•••」


「ありがとうございました」

ハーベルは丁寧にお辞儀をした。


「じゃあ、気をつけてね!困ったことがあったらいつでも来なさい!」

「はい!」


「ああ、こんなアイテム使えないよ•••URなんてすぐに強奪されて終わりだよ•••」


ハーベルはとりあえずスマホのカメラで撮影して、スキルだけ保存しておこうと思った。


「ええーと、スキルリストは?」


「はあ?なにこれ•••」


【スキルリスト】

「威嚇(小)」

「精製」

「破壊」

「分解」

「合成」

「構築」

「解析」

「威嚇(大)」

「覇気」

「統率」

「毒霧」

「気合」

「挑発」

「弓術」

「集中」

「蘇生」

「ネクロマンシー」

「召喚」

「忍術」

「体術」

「手裏剣」

「クナイ」

「高速移動」

「ジャンプ力強化」

「身体強化」

「魔力操作強化」

「魔力増強」

「毒耐性」

「麻痺耐性」

「麻酔耐性」

「炎耐性」

「水耐性」

「土耐性」

「風耐性」

「光耐性」

「闇耐性」

「とんずら」

「脅迫」

「剣技(片手剣)」

「身体防御強化」

「横取り」

「武器召喚」

「誘導」

剣技レイピア

「死者の生還」


ハーベルのスマホのスキルリストが、大変なことになっていた。


「ああ、今まで見たスキルが全部リストに載ってるんだ•••ヤバイ•••」


「とりあえず、死者の生還だけ覚えておいて後はじっくり考えよう•••」


「みんなお待たせ!」

「ハーベルお帰り!」


「レオンと話したんだけど、一緒に師匠のところでしばらく修行していくことになったよ」

「やった!また一緒に修行できるね」

レオンと肘をぶつけて拳を合わせた。


「ハーベル、よろしくな!」

「うん!」


次回 シーズン2 【リバースサーフェス覚醒編】

   表裏能力の世界へようこそ!


続きの気になった方は、

ぜひともブックマークをお願いいたします。

最下部の⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

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