完敗の世界へようこそ!
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「ハーベルも行ったし、ガルシアちょっといいか!」
「なんだ!」
「ハーベルにちょっかいかけるのやめてくれないかな!」
「ちょっかい?」
「ああ、お前ハーベルを殺したがっている気持ちと育てたい気持ちが攻めぎあってるだろ?」
「お前もか?」
「だから、ここで僕が勝ったら、もうちょっかい出さないと誓え!」
「まあ、お前には何にもできないけどな!」
「そうかな?」
「お前には、まだ見えていない!」
「何がだよ?」
「今はまだ早すぎる!そのうちお前も殺してやるから、それまでおとなしくしときな!」
ガルシアの表情が豹変した。
レオンは素早く飛び退いた。
「行くぜ!」
レオンが、
「グレイシャル•グリップ!」
ガルシアを氷で固定した。
ガルシアはものともせず氷を力ずくで砕き構えをとった。
「閃光拳!」
「はっ、はっ、はっ、はっ•••」
連射してきた。
「ヴォイド•シフト!」
レオンは次々と光線を瞬間移動で避けていく。
「ふん!」
ガルシアは、首をゴリゴリ鳴らしながら首を一周させた。
今度はボクシングスタイルで構える。
「魔法だけじゃ埒が明かないか!」
「ふん!」
ガルシアが気合いを入れると、身体のそれぞれの部位の筋肉がガンガン膨らんで2倍ぐらいにサイズアップした。
「チッ、化け物が!」
「エクリプス•ミラージュ!」
レオンは自分の幻影をいくつも作り出した。
「私には、効かんよ!」
「プシュケ•ミラージュ!」
「プシュケ?」
ガルシアは変わった呪文を唱えると、
レオンの幻影が一瞬で消えて、レオンは何をしていたか一瞬分からなくなってしまった。
レオンが頭を振ると、
「これで仕舞いだ!」
ガルシアが目の前にいてドでかい拳がレオンの顔面目掛けて飛んできていた。
「ヴォイド•シフト!」
間一髪で避けたが、まだ頭がフラフラする。
「くそ、何しやがった•••」
「メテオ•ストライク!」
ガルシア目掛けて隕石が降ってきた。
「おいおい、アイツら何してるんだよ!こっちが死んじまうだろが!」
ガルシアは全身を魔力防御で固めた。
「アイツ、魔力防御だけでメテオを受け止める気か?」
レオンは近くにいたタクトたちをシールドで守っていた。
ガルシアに隕石が直撃してきたが両手で隕石を受け止めて、
「はっーーーーーーーーー!」
凄まじい気合いを入れて拳で殴ると、
隕石はどこかへ飛んでいってしまった。
「はあ?嘘だろ!メテオだぞ!」
あの力、メチャクチャだ、正体は分からなかったけど、今の僕じゃ相手にならないことは理解した。
「ああ、負けた!降参!」
「やっと、理解したか!」
「ああメチャクチャだな、その力」
「だから、お前にはまだ早いと言った•••」
「今は諦めるけど、必ずリベンジしてやるからな!」
「いつでも来な!返り討ちにしてやるよ!」
レオンは諦めたのか横になって眠ってしまった。
次回 瞬殺の世界へようこそ!
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