虚空の世界へようこそ!
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「行ってくるでござる!」
ボスの扉を開いて入っていった。
「カスラってあんな声だったんだ」
「あんまり話さないからね•••」
「剣」の宝玉を選んだ。
赤い剣士がカスラに突きで襲いかかる。
カスラは、それをクルっと回転しながら避けると、素早く手裏剣で牽制した。
鎧ですべてを弾き返されるが、その隙に赤い剣士の後ろへ回り込む。
剣士は後ろに切り返すが、素早くしゃがんで避けると、剣士の腰を両手で抱き締めた。
「エアリアル•ヴォルテックスストライク!」
赤い剣士ごと回転しながら上昇して、剣士を頭から地面に激突させた。
赤い剣士は、
「ご、ご、ごうかく、だ•••ガクン」
と消えてしまった。
「よっし、カスラ!」
「ハーベル、ここまでありがとな!」
クラリッサが、ハーベルを肘でつついた。
「クラリッサ、頑張って!」
「ああ、行ってくる!」
クラリッサが、ボスの扉を開いて、
「盾」の宝玉を選んだ。
「ストーンゴーレムか」
「フロスト•バインド!」
ストーンゴーレムの動きを足元を凍らせて止めると、
【EclipseRay-KC99】で闇と炎魔法の合成した黒炎の弾丸を連射した。
ゴーレムの身体に弾丸がめり込むと一気に黒い炎が立ち上ぼり丸焦げになってしまった。
「ごーごーごーかく•••」
「やった!クラリッサすごい!」
「あとこの3人だね!」
「ハーベル!行ってこい!」
「押忍!」
「出口で会おう!」
レオンがハーベルの肩に手を当てた。
「行ってきます!」
ハーベルは、「盾」を選ぶと、
ストーンゴーレムが現れた。
素早く両手を身体に前でクロスすると、一気に魔力を一点に集中させて、
「虚空波!」
一気に放った波動は、ストーンゴーレムにぶち当たると空間が歪んで一瞬で消えてしまった。
「あれ、どっか行っちゃった•••」
放送で、
「ごーかくです!」
と言われた。
「さすがだね!」
「よし」
次回 完敗の世界へようこそ!
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