ゾンビの世界へようこそ!
感想やレビューもお待ちしています!
40階層、50階層まではソロでの攻略で今まで通りだったが、50階層のボスで条件が加わった。
10人のレイドでのみ挑戦が可能となっていた。
「なんか嫌な予感がする•••」
「まあ、行くしかない!」
ボスはゾンビナイトの群れだった。
「げえ、ゾンビだ•••」
みんなは嫌そうな顔をしているが、ハーベルとグリスだけは興味津々だった。
「ゾンビを倒したら僕に任せて下さい」
グリスがボソッと言った。
ハーベルは初めてゾンビを見たのと、グリスのネクロマンシーに興味があった。
「とにかくぶっ倒すのです!」
アレクシアが、大声で指揮を取った。
それぞれゾンビナイトの相手を始めた。
「ここは光属性が活きる!」
「よし!」
「僕とハーベルとネルとガルシアで攻撃するから他はサポートよろしく!」
レオンがみんなに指示を出した。
ハーベルとガルシアは、正拳突きの構えを同時に取ると、
「閃光拳!」
同時に正拳突きを放つとドでかい光線と小さめの光線が一直線に放たれて、ゾンビナイトの二筋分が一掃されていた。
「なんじゃそれ!」
タクトがあまりの豪快さに目が飛び出て腰を抜かしていた。
なぜか気があったのか、ハーベルとガルシアはがっしり手を握っていた。
「ふんっ!」
くは、やられた!ガルシアの奴!
「ハーベル、次来るぞ!」
「ネル、銃で光魔法の弾丸で攻撃するんだ!」
「はい!」
レオンは悔し紛れに、
「サンクティファイド•レイン!」
聖水の雨を降らせて大方倒してしまった。
残りはグリスのネクロマンシーによって甦ったゾンビナイト同士が戦って全滅させて行った。
「この辺でしょうか?」
「みんなスゴいな!」
タクトは驚いてばかりだった。
「やっと半分だね!」
「あとまだ20日あるから余裕かな?」
「そう上手く行くといいけど•••」
アーリが意味ありげに呟いた。
60階層までは、パーティー可能に変更されていた。
「こちらもこの5人でパーティーのまま行こうではないか!」
アレクシアが残りの4人に提案した。
「どっちでもいい!」
「別に構わん!」
「よかろう」
「いいよ」
アレクシアの提案は当たりだった。
この辺りから群や高レベルの魔物も出るようになってきたので、パーティーの方が効率的だった。
次回 レイドの罠へようこそ!
続きの気になった方は、
ぜひともブックマークをお願いいたします。
最下部の⭐5もつけていただけると幸いです。
頑張って続きを書いちゃいます!




