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リバースサーフェス ~この魔法の廃れた世界で 転生薬剤師さんが 魔導王(マグスロード)を目指します!~  作者: 吾妻 八雲
シーズン9 【魔王大戦編】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

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時喰(ときぐい)の終焉へようこそ!

感想やレビューもお待ちしています!

(例:「面白い!」だけなどでも結構です!)


連続プレゼント企画 第1弾 イチオシレビューシェアキャンペーン「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」を実施します!

この機会に、Amazonギフト券5,000円分をゲットしよう!


■キャンペーン期間

2025年1月10日(金)~2025年1月29日(水)


アイオンは、魔王軍右翼の先頭付近に配置されていた。


アイオン ♀

時の吸血鬼クロノマンサー

真っ赤なドレスを着た美しい吸血鬼。

魔王軍で唯一時を操る能力を持っている。


「ああ、ハヴォック様の魔力が消えた?」

アイオンは驚きのあまり言葉を失った。


「ニキサー様の魔力も何か変だし、ダリアン様の魔力も弱まっている気がする•••」

アイオンは居ても立ってもいられなくなり、持ち場を離れてダリアンのもとへ飛んで行こうとしていた。


「おっと!待ちな!あんたの相手は私たちだよ!」

テラシスは砂の巨人の手でアイオンの行く手を阻んだ。


テラシス ♀ 【土の傀儡師】 

霊獣:アースベア バスティア

リバースサーフェス

黄金と白銀(存在)

(Aurum/Argent)

「オーラム•アージェント」

魔法属性は、全属性

元の職業は、部族長


「あら、私も忘れないでね!」

マリネールがホウキに乗って現れると、


マリネール ♀ 【水の魔導師】

霊獣:ペンギン ペルマー

リバースサーフェス

赤と青緑(存在)

(Scarlet/Emerald)

「スカーレット•エメラルド」

魔法属性は、全属性

元の職業は、海賊キャプテン


「あなた方と相手をしている暇はありません!」

アイオンは二人を無視して押し通ろうとした。


しかし、テラシスの砂の巨人の手がアイオンに掴みかかった。


アイオンは素早く交わして、

「さっさと、あなた方を倒してしまう方が早いでしょう!」

そうい言うと、青白い顔の真っ赤な眼をギラリと光らせた。


アイオンは死の軍団の使役者で、ガイコツ戦士やゾンビなどを引き連れていた。


「あの方たちを、食べておしまい!」

アイオンが優しい声でゾンビたちを魅了した。


ゾンビの軍団は、テラシスに向かって猛犬がエサに食らいつくかのように、次々と飛びかかっていった。


「げえー、気持ち悪いのがぞろぞろ来やがった!」

テラシスが眉を潜めた。


「私にお任せあれ!」

マリネールが【ドラゴニス】を大きく振り上げると、


【ドラコニス】UR

伝説のスタッフであらゆるドラゴンを呼び出すことができる。


マリネールの眼は、燃え上がる炎のように輝いていた。

「スカーレット•マグマドラゴン!」


凄まじい勢いで地面が裂けると、マグマと共に真っ赤な龍が勢いよく姿を現した。


「ゾンビどもを焼き尽くしなさい!」

マリネールがスタッフでカッコよくポーズを決めた。


マグマドラゴンが咆哮すると、そこらじゅうからマグマの柱が無数に突き出て、ゾンビどもを焼き尽くしていった。


「そのドラゴン、マジでカッコいいよな!」

テラシスが羨ましそうに言った。


「こんな雑魚では、勝負にならないようね!」

アイオンがそう言うと、

玄冥げんめい時換じかん!」

時の呪術を発動させた。


地面が轟音を響かせながら大きく裂けたかと思うと、冥府の入り口に立ったようなおぞましい寒気がした。


中から怨霊どもの声が響き渡り、その声をかき消すように、


「キュウォーーーーン!」

大きな咆哮が聞こえた。


冥府の裂け目からとてつもない大きさの白骨化した手が現れると、裂け目を押し広げた。


肉は爛れ、眼球は飛び出し、ひどく腐った悪臭を放ちながら、巨大な龍が姿を現した。


「あれって、ドラゴンゾンビ?」

マリネールは始めて見るドラゴンに少しワクワクしていた。


「キュウォーーーーン!」


ドラゴンゾンビはまた咆哮すると、爛れた口から気持ち悪い紫色の息を吐き出した。


辺り一面を覆い尽くすと、草木も含めて生きているものは全てが即死状態で、死に絶えていった。


「あの息、ヤバイぞ!」

テラシスがそれに気がつくと即座に砂の巨人の姿を現して、テラシスとマリネールを肩に乗せて立ち上がった。


マグマドラゴンは即死の息に飲み込まれて、骨だけになって倒れてしまった。


「ああ、マグマドラゴンが!」

マリネールが悲しそうに呟くと、


「大丈夫、さすがに砂は殺せないでしょ!」

テラシスが砂の巨人を操りながら言った。


「フフフ••••」


マリネールとテラシスは、背筋せすじに凄まじい悪寒が走った。


「あなた方が、ここへ逃げることは想定済みです!」

アイオンが二人のすぐ後ろに姿を現して首もとに、青白い肌の冷たい手を蛇のように這わせた。


「ゴクリ•••」

二人の身体は凍ったように身動き一つできなかった。


「では、頂きます!」

アイオンはそう言って、マリネールの首に美しい深紅の唇を近付けて、牙を突き立てた。


すると、マリネールの身体は一瞬で水となり消えてしまった。


「何!分身?」

アイオンは焦りが隠しきれなかった。


となりのテラシスも砂の分身でサラサラと砕けていった。


「甘いわね!」

マリネールがホウキの後ろにテラシスを乗せて空中から吐き捨てた。


「でも、地面はあなたのせいで降りられないし、このままでは、あなたを倒すのは難しそうね!」

「悔しいが、マリネールの言う通りだ!」

テラシスが砂の巨人を崩壊させた。


アイオンは、足場が崩れていくなかでコウモリに姿を変えると、羽ばたいてドラゴンゾンビの肩へと移動した。


それは、一瞬の出来事だった。


マリネールが、巨大な氷柱を発生させたかと思うと、一瞬で、テラシスの召喚したアイアンジャイアントが、それを叩き割って、アイスダストのように辺りを覆い尽くした。


「絶対零度!」


マリネールの極大魔法で、周りにあるすべてのものが、永遠の氷の監獄へと閉じもめられてしまった。


「終わったね!」

テラシスが優しくマリネールの肩に手を置いた。


「うん!」


マリネールはホウキを凍ったドラゴンゾンビの近くに降ろすと、


「コイツも凍ってるね!」

アイオンが凍り漬けになっていることを確認した。


「この、ドラゴンゾンビ、欲しかったけど•••まあ、仕方ないか•••」

マリネールは残念そうに呟いた。


「テラシス、あとはお願いします!」

マリネールがそう言うと、


「あいよ!」

テラシスが答えた。


「オーラム•アージェント!」

リバースサーフェスを解放すると、


「パーマフロスト•クラッシャー•アージェント!」


アイアンジャイアントが銀色に変化して腕に巨大な銀の塊を着けた。


そのまま高く飛び上がると、永久凍土のような、凍りついた大地を轟音と共に圧倒的な力で粉砕した。


全ては粉々なちりとなりまっさらな地面だけが残っていた。



「フフッ••••••••••」



時の吸血鬼クロノマンサーアイオン:灰燼かいじんに帰す•••





次回 深淵の囚人へようこそ!


続きの気になった方は、

ぜひともブックマークをお願いいたします。

最下部の⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!


連続プレゼント企画】第1弾 イチオシレビューシェアキャンペーン「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」を実施します!


お知らせ2025/01/10 11:04


いつも小説家になろうをご利用いただきありがとうございます。

この度、小説家になろうをご利用いただいている皆様に、お礼の気持ちとして連続プレゼント企画を実施いたします。


第1弾は『イチオシレビューシェアキャンペーン』です!

以下2つを実施いたします。

【A】#なろうで推し活イチオシレビュー祭

【B】新規登録キャンペーン


【A】#なろうで推し活イチオシレビュー祭

小説家になろうには、サイト内の下記3箇所に自分が書いたイチオシレビューをX(旧Twitter)にシェアするボタンがございます。


①イチオシレビュー投稿完了画面

②作品のイチオシレビュー一覧内にある自分が書いたイチオシレビュー横

③ユーザページ内の自分が書いたイチオシレビュー一覧


そこで今回、自分が書いたイチオシレビューをX(旧Twitter)でシェアして作品をみんなにおすすめするキャンペーン「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」を実施します!


小説家になろうに掲載されている作品に投稿したイチオシレビューを、シェアボタンを使用してX(旧Twitter)に投稿してください。

その際に「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」も記載してください。

ご自身が書いたイチオシレビューをX(旧Twitter)でシェアしてくださった方の中から抽選で45名様にAmazonギフト券5,000円分をプレゼントします。

シェアするイチオシレビューは過去に投稿したものでも、これから新しく投稿するものでもOK。

あなたの書いたイチオシレビューで、推し作品の魅力をみんなに広めましょう!



【B】新規登録キャンペーン

また、イチオシレビューを投稿するには小説家になろうのユーザ登録が必要です。

そのため同時キャンペーンとして「新規登録キャンペーン」も実施します!

これまでユーザ登録をしていなかった方を対象に、期間中に小説家になろうに新規登録して1件以上イチオシレビューを投稿してくださった方の中から抽選で5名様にAmazonギフト券5,000円分をプレゼントします。

「新規登録キャンペーン」ではX(旧Twitter)での投稿は必須ではなく、キャンペーン期間中に小説家になろうに新規登録してイチオシレビューを1件以上投稿した方はすべて抽選対象となります。


「新規登録キャンペーン」の対象となる方が「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」に参加されることも問題ございません。


※小説家になろうは1人の方が複数のアカウントを所持することを禁止しておりますのでご注意ください。

※本キャンペーンの対象は全年齢作品のみとなり、R18作品へのイチオシレビューは恐れ入りますが対象外となります。



■キャンペーン期間

2025年1月10日(金)~2025年1月29日(水)


■キャンペーン概要

以下の方を対象に抽選で合計50名様にAmazonギフト券5,000円分をプレゼントいたします。


【A】期間中にX(旧Twitter)に「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」を付けて自身が投稿したイチオシレビューをシェアしてくださったユーザ

【B】期間中に小説家になろうに新規登録をし、掲載作品を読んで1件以上イチオシレビューを投稿してくださったユーザ


■当選者発表

当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。

当選者には小説家になろう運営ヒナプロジェクトより以下の方法でご連絡いたします。


▼「#なろうで推し活イチオシレビュー祭」

イチオシレビューをシェアしてくださったX(旧Twitter)のアカウントのダイレクトメッセージへ小説家になろうの公式X(@syosetu)よりご連絡いたします。

▼新規登録キャンペーン

小説家になろう内のメッセージボックスへご連絡いたします。

プレゼント当選のご連絡は2025年2月頃を予定しております。


■イチオシレビューとは

小説家になろうにおける「イチオシレビュー」機能は、作品の推薦文や紹介文を投稿するための機能となります。

イチオシレビューについて


■キャンペーン注意事項

・小説家になろうの利用規約違反にあたるイチオシレビューの投稿者は抽選対象外となりますのでご注意ください。

・小説家になろうは1人の方が複数のアカウントを所持することを禁止しておりますのでご注意ください。

・本キャンペーンの対象は全年齢作品のみとなり、R18作品へのイチオシレビューは対象外となります。

・X(旧Twitter)でのシェアにおいて、非公開アカウントは対象外となります。

・当選連絡までに対象の投稿を削除された場合は無効となります。

・当選連絡の際にXにおいてフォローしていないアカウントからのダイレクトメッセージを受信できない設定になっている場合も無効となります。

・本キャンペーン参加者・当選者の情報は、小説家になろうのプライバシーポリシーに沿って取り扱います。

・本キャンペーンに際しまして、小説家になろう運営側が当選者の方に本名や電話番号、住所等をお聞きすることはございません。

・X(旧Twitter)でのご連絡は公式アカウント(@syosetu)からのみ行いますので、なりすまし等にはご注意ください。

・当選の可否については、お答えしかねます。あらかじめご了承ください。


皆様のご参加をお待ちしております!

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