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リバースサーフェス ~この魔法の廃れた世界で 転生薬剤師さんが 魔導王(マグスロード)を目指します!~  作者: 吾妻 八雲
シーズン9 【魔王大戦編】

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雷鳴轟く戦場へようこそ!


ガルシアは、精霊界軍の先頭に立って進軍をしていた。


ガルシア ♂ 【ギルド長】

リバースサーフェス

精神と肉体(自然)

(Psyche / Stamina)

「プシュケ•スタミナ」

魔法属性は、光、風、炎属性

元の職業は格闘家


「ガルシアさん、ここは俺たちに任せてください!」

ソランとブラネスが補佐についてきていた。


ソラン ♂

リバースサーフェス

騒音と静寂(現象)

(Sonic/Silence)

「ソニック•サイレンス」

魔法属性は、光、闇、風属性

元の職業は、DJ


ブラネス ♀

リバースサーフェス

浮力と重力(現象)

(Buoyant/Gravity)

「ボイアント•グラビティ」

魔法属性は、闇、土、水属性

元の職業は、天文学者


「雑魚は、私たちが片付けておきますわ!」

ブラネスが上品に言った。


「よし、やってみろ!」

ガルシアが二人の肩を押した。


「Yo, the game's on, no time to play,

俺のソニックで、お前たちをsway.

Feel the rush, the ultimate thrill,

このバトルで、お前たちをkill.」

ソランがラップを刻み始めた。


「Yo, yo, chill, take it slow,

ソニック•サイレンスで、cool and iconic.

ゆっくり進んで、no need to rush,

リズムに乗って、feel the hush.」

さらに、ラップに乗せて能力を解放した。


「Yo, the final blow, coming at you,

エコーニック•レゾナンスで、お前たちをthrough.

Feel the impact, the ultimate might,

このバトルで、お前たちをnight.」

ソランが詠唱すると、空中に大きなスピーカーのようなものが現れた。


そこから魔王軍に向かって広範囲に凄まじい爆音と共に超音波が放たれた。


前方にいた魔王軍の兵士たちは、耳から血を流して頭を押さえながら、バタバタと倒れていった。


「ソラン、やりますね!」

ブラネスが褒め称えると、


「ボイアント•グラビティ!」

ブラネスもリバースサーフェスを解放した。


「私の魔法も、生易しくなくてよ!」

ブラネスは空中に座禅をしながら浮いていた。


ブラネスが目を閉じて、両手で天をあおぎ、深呼吸をした。


「グラヴィトニック•クラッシュ!」

ブラネスが詠唱すると、


魔王軍の上空にもくもくと、ものすごい量の分厚い雲が現れたかと思うと、


雲の中から巨大な拳が何本も現れて、魔王軍を次々と、押し潰していった。


まさに、地獄絵図のように血の海と化していた。


「あらあら、失礼いたしました!」

ブラネスは貴婦人のように微笑んでいた。


「二人ともやるではないか!」

ガルシアも上機嫌で誉めていた。


ガルシアは、精神を統一させて身体の前で腕を交差させた。

「奥義!雷霆らいてい瞬閃しゅんせん!」


ガルシアの身体全体からイカズチがほとばしり、魔王軍目掛けて、雷の鷹が無数に飛びかかっていった。


その鷹に少しでも触れた魔王軍の兵士たちは、丸焦げの炭カスになっていった。


「ちょっと待ったーー!」

ガルシアの前に大声で叫びながら、屈強な戦士が飛び込んできた。


「お主たち、やりたい放題、してくれたな!」

魔王軍を率いていたハヴォックだった。


ハヴォック ♂

悪魔将軍アークジェネラル

不屈の戦士で魔王軍の中でも、戦闘では右に出るものはいない。


「うるせえ、おっさんだな!」

ソランが前に出ようとすると、ガルシアが制止した。


「それ以上前に出るな!」

ガルシアがそう言うと、


「よく気がついた、お主なかなかやるようだな!もう一歩出ていれば、我の間合いに入っていたのだがな!」

ハヴォックが巨大な両手斧をブンっと一振りした。


「ソラン、危なかったわね!」

ブラネスが少し怯えながら、ソランの肩に手を置いた。


「ゴクリ•••」

ソランはガルシアの機転で命拾いした。


「お主の名を聞かせてもらおう!」

ハヴォックが尋ねた。


「私は、ガルシアと言うものだ!して、貴殿の名は?」

ガルシアが聞き返した。


「我は、ハヴォックと申す!お主、我の軍門に下れ!」

ハヴォックがガルシアに提案した。


「バカ言うな!」

ソランが横からしゃしゃり出た。


「その通り!私の主はただ一人、レオン様に決まっている!」

ガルシアはきっぱりと断った。


「そうか、それは残念無念!いや、忠義に厚いことは、大変結構!お主とは、何か通ずるものを感じたのでな!」

ハヴォックは本当に残念そうだった。


「では、殺るとするかね!」

ガルシアの眼は獲物を狩る獣のように鋭く輝いていた。


「それしかないようだな!」

ハヴォックが戦闘態勢に入った。


次回 ガルシア VS ハヴォック ガチンコ勝負へようこそ!


続きの気になった方は、

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