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リバースサーフェス ~この魔法の廃れた世界で 転生薬剤師さんが 魔導王(マグスロード)を目指します!~  作者: 吾妻 八雲
シーズン8 【試練の塔編】

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希望の光へようこそ!

感想やレビューもお待ちしています!

(例:「面白い!」だけなどでも結構です!)


「じゃあ、一度リバースレルムへ戻ろうか!」

ハーベルがレオンに提案すると、


「オッケー!」

レオンは帰る準備を始めた。


「ブリッツ!俺に着いてきてくれるか?」

「ああ、もちろんだぜ!」

「よっしゃ!」

「なんだ、そんなこと心配してたのか?」

「へへ•••実はな•••」

「霊獣は主人と一生一緒だぜ!」

「そっか、安心したよ!」

ハーベルはブリッツを抱き上げて肩に乗せると部屋を出た。


「ハーベル!ちょっといいかな?」

部屋の外には最終決戦の4人が待ち構えていた。


「カリード!どうしたの?」

「俺たち話し合ったんだけど、仲間にしてもらえないだろうか?」

「厚かましいとは思うけど、お願いいたします」

マリネールが頭を下げた。


みんなも頭を下げていた。


「ああ、もちろんだ!よろしく!」

「よろしく頼む!」

ハーベルとレオンはみんなと握手を交わした。


「僕は、リバースレルムで冒険者ギルドをやっているんだけど、手伝ってもらえるかな?」

レオンが提案すると、


「俺たちに任せな!」

ゲイルが名乗りを上げた。


「ハーベルは何をしているの?」

マリネールが聞くと、


「俺は、医療都市を作っているんだ!」

「病院とか?」

「うん、そうだよ!」


「では私は、ハーベルのところで手伝いをいたします」

マリネールがそう言うと、

「大歓迎だよ!」


「じゃあ、俺たち3人はレオンのところでお世話になることにするよ!」

「ああ、よろしく頼む!」

レオンも歓迎しているようだった。


「今、リバースレルムでは未曾有の危機に見舞われている!」

レオンが真剣な顔になった。


「実は、私のエリアでも大災害が•••」

「俺のエリアでもだ!」


「やはり、そうだったのか•••」

ハーベルは少し考え込んだ。


「前から考えていたんだけど、俺たちのエリアだけじゃなくて、他のエリアへも行き来をできるようにして、他のエリアの危機にも対応できるようにした方がいいんじゃないかな!」


「もちろん、それはありがたいが•••どうやって行き来を可能にするんだ?」

「ああ、簡単だよ!」

ハーベルがあっさりそう言って、チャンバー•アルチザンを取り出した。


「なんだこのキューブは?」

「チャンバー•アルチザンっていう神器なんだけど、好きな部屋を自由に作れるアイテムなんだ!その中に俺の「設定」スキルで転移所を作ったんだよ!」

「はあ•••」

カリードたちはピント来てないようだった。


「まあ、これを使えばすぐに移動できるってことだよ!」

レオンがそう言って、庭園まで移動すると、噴水近くにチャンバー•アルチザンを設置して見せた。


「すげえ•••」

テラシスが感心して周りを見ている。


「さあ、中へどうぞ!」

ハーベルが招き入れると、魔方陣と操作パネルが設置してあった。


「さあ、魔方陣へ入って!」

レオンがそう言うと、パネルを操作し始めた。


魔方陣が一瞬だけ強く輝いた。


「さあ、着いたよ!」

ハーベルがドアを開けると、【ルミナラ】の転移所だった。


「ハーベル、お帰り!」

ネルが走ってきてハーベルに飛びついた。


「マジか•••一瞬で地上に•••」

カリードが不思議そうに周りを見回している。


「こちらは、ネル!俺の妻だ!」

「ええ!ハーベル、結婚してるの?」

「うん、そうだよ!」

ハーベルとネルは並んで結婚指輪をみんなに見せた。


キラーン!


「う、眩しい•••」

マリネールとテラシスは羨ましさのあまりめまいがした。


「ちなみに、レオンも結婚してるよ!」

ハーベルがそう付け加えると、


「マジか•••」

カリードとゲイルも羨ましそうに言った。


「ネル、こちらマリネールさん、ここで手伝いをしてくれることになったから、いろいろ教えてあげてね!」

「うん、私はネルだよ、マリネールさんよろしくね!」

「こちらこそ!」

マリネールはネルと握手をした。


「じゃあ、僕たちは【ノクターニア】へ向かうよ!」

「うん、レオン、ありがとう!」


レオンは3人を連れて転移所へと歩きだしたのだった。

次回 シーズン9 【魔王大戦編】

   新たな力と決意へようこそ!


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頑張って続きを書いちゃいます!

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