召喚の間へようこそ!
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「Lv.1なの忘れてた!」
ハーベルがホコリをはらいながら言った。
「いきなり、ワンパンで殺られたかと思ったぞ!」
ブリッツがハラハラした感じで言うと、
「魔法の攻撃力ってレベルで決まるのかな?それとも、魔力量で決まるのかな?」
「ハーベル!そんなこと言ってる場合か!」
またドラゴンが右手で叩こうと手を振り上げた。
「グレイシャル•スピアー!」
ハーベルが唱えると、地面から鋭い氷の槍が突き出して、ドラゴンの右手を串刺しにして動きを止めた。
ドラゴンは右手が動かないのに気がつくと、左手でハーベルの頭を潰す勢いで振り下ろした。
それを、バックステップで間一髪のところで後ろへ回避すると、
「グレイシャル•スピアー!」
拳もろとも鋭い氷の槍で地面へと突き刺した。
「ウギャーー!」
ドラゴンは動けずに痛みで叫び出した。
「ご苦労さん!」
ハーベルはそう言って飛び上がると、
「グレイシャル•ハンマー!」
氷の大きなハンマーでドラゴンの頭を叩きつけて気絶させてしまった。
「ハーベル!止めは刺さないのか?」
「ああ、必要ないだろ?」
ハーベルがそう言って、ブリッツを抱き上げて肩へ乗せた。
「よっし!合格!次へ!」
どこからともなく声が聞こえると、次の階への扉が開いた。
「ブリッツ!回復お願いできるか?魔法3発しかまだ打てないんだ!」
「オッケー!任せな!」
ブリッツの額の虹色の宝石がキラリと光り、可愛い顔で笑うと、ハーベルの身体を虹色の光が覆って傷が消えていった。
「ああ、楽になったありがとう!」
ブリッツの首もとを撫でてあげた。
••••••••
その頃レオンもシャドウ•クエストの召喚の試練の間へと来ていた。
レオンは、霊獣のレイブンシャドウのミーシアを仲間にしていた。
「ミーシア!どんな攻撃が使える?」
「レオン!」
ミーシアがレオンの肩に止まった。
「影抜いの魔法と爪の攻撃が得意よ!」
「使えそうだな!」
「僕は、魔法3発か!」
レオンはそう言って考えながらドラゴンの待つ部屋へとやって来た。
「ギャオーーーー!」
ドラゴンが右手で凪払おうと振り下ろした。
レオンは顎に手を当てて考え中のポーズのまま、素早くドラゴンの右手の上に移動していた。
「うーん」
ドラゴンがレオンを振り払おうと右手を振ると、
レオンはさっきのポーズのまま、後ろにクルっと、伸身宙返りで降り立った。
「なるほど、身体能力はそのままなのか•••」
ドラゴンがブンブン両手を振り回しながら襲ってくるが、すべて一瞬で回避しながら、
「ミーシア!今だ!」
「あい来た!シェード•スネア!」
ミーシアが魔法を発動すると、ドラゴンの影を真っ黒な虎バサミが食い付いて放さなかった。
「上出来!エボンレイ!」
レオンが唱えると、漆黒の光線が放たれ、暴れるドラゴンの眉間を撃ち抜いた。
ドラゴンは凄い音を立てて倒れると、ピクピクしたかと思うと、動かなくなった。
「魔法の威力は下がっているけど、精度はそのままだな!」
レオンはミーシアを腕に止まらせると、頭を撫でてあげた。
「身体能力がそのままなら、魔力量増強のために少し身体を浮かせておくか!」
レオンはそう言うと、風の魔法で床から1cmほど身体を浮かせた。
レオン ♂ Lv.1
魔力:1050
トライアルトークン:500
霊獣:レイブンシャドウ(名前:ミーシア)
魔力:500
魔法属性は、全属性
スキルは、
「解析」「分解」「破壊」
「精製」「合成」「構築」
魔法属性
光:2 闇:2 炎:2
水:1 風:1 土:1
ジョブ属性
魔:1 剣:1 拳:1
召:2 シ:1 狩:1
武器属性
杖:1 剣:1 ナ:1
書:1 短:1 弓:1
次回 ジリ貧の世界へようこそ!
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頑張って続きを書いちゃいます!




