壊滅の世界へようこそ!
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「マリフィス様、次はどうしますか?」
「ハハハ、【ルミナラ】の王も殺したことだし、光の国でも制圧に行くか!」
マリフィスは上機嫌で話していた。
EE2のアジトは、サーフェスレルムの廃ビルの一室にあった。
「でも、またガルシアが出刃ってくるんじゃ?」
タオが心配そうに言った。
タオ ♀
リバースサーフェス
黄と青紫(存在)
(Amber /Amethyst)
「アンバー•アメジスト」
魔法属性は、土、水、闇属性
元の職業は、農家
「そうでござるな!おそらくまた戦うことになるでござるよ!」
フウマが眼を閉じたまま呟く、
フウマ ♂
リバースサーフェス
暁と黄昏(自然)
(Daybreak /Twilightus)
「デイブレイク•トワイライタス」
魔法属性は、光、闇、風属性
元の職業は、忍者
「ガルシアさんじゃ、こちらに勝ち目はないんじゃ?」
アルカも不安一杯の顔で怯えている。
アルカ ♀
リバースサーフェス
愛情と憎悪(感情)
(Lovient / Contempt)
「ラヴィエント•コンテンプト」
魔法属性は、光、闇、水属性
元の職業は、女子高生
「いや、今のマリフィス様がいれば問題ないっしょ!」
新入りのソランが軽いノリでリズムを刻みながら言った。
ソラン ♂
リバースサーフェス
騒音と静寂(現象)
(Sonic/Silence)
「ソニック•サイレンス」
魔法属性は、光、闇、風属性
元の職業は、DJ
「ソランの言う通り、私たちに抗うものはすべて重力に押し潰されればいいのです!」
ブラネスが空中に浮いて座禅を組ながら両手を天に掲げた。
ブラネス ♀
リバースサーフェス
浮力と重力(現象)
(Buoyant/Gravity)
「ボイアント•グラビティ」
魔法属性は、闇、土、水属性
元の職業は、天文学者
「お前たちなら、あんな奴ら眼じゃない!頼んだぞ!」
「はい!マスター!」
5人は声を揃えて叫んだ。
マリフィス ♂
リバースサーフェス
現実と非現実(現象)
(Factual / Illusion)
「ファクチャル•イリュージョン」
魔法属性は、光、闇、炎、土属性
元の職業は、精神科医
アイテム:【星月の指輪】
【悠久のエメラルド】
【霧の宝冠】
「このお宝があれば、無限の魔力と永遠の若さ、そして、闇魔法の強化が付くから、最強だ!ハハハ!」
マリフィスは高笑いをしながら、酒をあおっていた。
「あとの金目のものはお前たちで好きに分ければいい!」
「マスター!ありがとうございます」
みんなは、それぞれ好きなものを選んで持ち帰った。
「結局、マリフィス様のもとへ戻ってしまったでござる•••」
フウマはひとり部屋で瞑想しながら呟いた。
•••••••
「ガルシア!どうだ?」
レオンが急かすように言うと、
「はい!準備完了です!」
ガルシアがメンバーを連れてやってきた。
今回のパーティーはこちら、
レオン ♂ 【闇の王様】
リバースサーフェス
光と闇(自然)
(Luminous / Shadow)
「ルミナス•シャドウ」
魔法属性は、全属性
元の職業は、アサシン
クラリッサ ♀ 【風水師】
リバースサーフェス
幸運と悪運(法則)
(Luckshard / Misfortus)
「ラックシャード•ミスフォータス」
魔法属性は、闇、炎、水属性
元の職業は、占い師
ガルシア ♂ 【ギルド長】
リバースサーフェス
精神と肉体(自然)
(Psyche / Stamina)
「プシュケ•スタミナ」
魔法属性は、光、風、炎属性
元の職業は格闘家
アレクシア ♂ 【魔法剣士】
リバースサーフェス
上昇と下降(法則)
(Zenith /Nadir)
「ゼニス•ネイディア」
魔法属性は、炎、風、光属性
元の職業は、剣道師範
カスラ ♂ 【シーフ】
昼間と夜間(自然)
リバースサーフェス
(Horizon/ Nocturne)
「ホライゾン•ノクターン」
魔法属性は、闇、炎、風、水、土属性
元の職業は、ボディーガード
グリス ♂ 【ネクロマンサー】
生者と死者(存在)
(Vitalis/Mortis)
「ヴァイタリス•モーティス」
魔法属性は、闇、水、土属性
元の職業は、神父
「今回、アーリは留守番で頼む!」
「はい•••ガルシアさん!」
アーリは少し残念そうだった。
「じゃあ、このメンバーで向かうか!」
「はい!王様!」
みんなが声を揃えて叫んだ。
「マリフィスの隠れ家は分かるか?」
「いえまだ判明してません」
「そうか•••PSWに依頼してあるから、もうそろそろ判明してもいい頃だけど!」
クラリッサが少し不安気に言った。
「遅くなってごめん!」
「ああ、セノンさんから連絡が来た!」
クラリッサが喜んでいる。
「EE2のアジトは、サーフェスレルムの廃ビルみたい!」
「サーフェスレルムか、どうりで見つからないわけだ!」
カスラは机を叩いた。
「じゃあ、そこへ移動しよう!」
「はい!」
「戦闘時は、リバースレルムへ移動することを忘れずに!」
「了解!」
みんな気合いが入っている様子だった。
「レオン!ひとつ確認だけ!」
「何?クラリッサ!」
「マリフィスはぶっ殺すとして、他のメンバーはどうするの?」
「正直、仕留めてもいいと思っている!」
「そう、分かったわ•••」
「まあ、相手の出方次第でいいけどな!」
「うん!」
クラリッサは少し安堵した様子だった。
•••••••
「このビルみたいだな!」
「まずは、僕があいさつしてくるから、みんなはそれぞれ臨機応変に対応してくれ!」
「了解!」
そう言ってレオンが飛び立つと、
ビルの一室の外の空中にとどまって、
「ファントム•シフト•シャドウ!」
レオンが大声で詠唱すると、
巨大な漆黒の球体が現れ、ビルの一部分を包み込んだ。
そのまま一瞬で強制的にリバースレルムへ移動させてしまった。
「また、ムチャするなー!リバースサーフェス!」
クラリッサは、すく様リバースレルムへ移動した。
他のみんなもそれぞれ移動すると、
リバースレルムの大地に、ビルの一部が丸ごと放り出されていた。
「何?地震か?」
マリフィスは驚いて叩き起こされた。
「マリフィス様、大丈夫ですか?」
みんなが心配して集まってきた。
「あれ、リバースレルムに来てます?」
「あれ、本当だ!」
「おい!マリフィス!出てこい!」
レオンが大声で叫んだ!
「くそ、レオンか!」
マリフィスは舌打ちをした。
EE2のメンバーがぞろぞろと外へ出てくると、6人が待ち構えていた。
「マリフィス!今度こそ地獄へ送る!」
レオンが指を指して、親指を下へ向けた。
「ハハハ、お前のお友達のハーベルも地獄へお先に行ってるぞ!」
マリフィスが勝ち誇ったように言うと、
「バーカ!ハーベルがそんなに簡単に殺られるわけないだろ!」
クラリッサが、ベロを出して馬鹿にしながら言った。
「何!確かに止めを刺したはず!」
マリフィスは少し動揺しているようだった。
「まあ、そんなことはいい!」
レオンが身の毛もよだつような眼差しでマリフィスを睨み付けた。
マリフィスはゴクリと大きな音を立てて唾を飲み込むと、
「殺ってしまえ!」
「はい!マスター!」
それぞれが散らばって対になっていった。
次回 タオ VS グリスの世界へようこそ!
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頑張って続きを書いちゃいます!




