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2023 俳句ノート

柿食えば

作者: 名無しのオプ=アート

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柿食えば

(かじ)り跡に

月の(よだり)


 一目瞭然の破調なので、どうしようかという感じです。

 「(よだれ)」ではなく、「(よだり)」を使ったくらいでしょうか。


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柿食えば

月の(よだれ)

(かじ)り跡


 柿を齧った後に、月の光を受けただけのことを詠んだ句です。


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柿食えば

(のみ)を打つ音

月にまで


 「(のみ)と言えば(つち)」なので、「月」というわけではありませんが。


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柿食えば

月影に浮く

(かじ)り跡


柿食えば

月光の下

(かじ)り跡


柿食えば

(かじ)り跡

浮かばせる


柿食えば

(のみ)()響く

月にまで


柿食えば

月まで遠く

(のみ)の音


柿食えば

月まで届く

硬い音

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