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シーツとピストル

作者: 七星銀河



つまらない女を相手に嫉妬をし、私は十字架を背負った。




虚ろな瞳で相手を見つめ『いなくなれ』と願い引鉄を引いた。




まるで魔法使いにでもなったかのように、願いは叶った。




女は雨の路上に倒れ、もう動かなかった。





私でない女を抱いた男には謝罪と服従を要求した。




『キスしなさい』




ベッドでの全身への淫らな舌這いが、震えるほど気持ち良かった。




深紅に染まったシーツとピストル。




最愛の貴方は、もういない。





END.

Thank You!


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