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続編プロローグ
続編のプロローグの最初です。
続きは続編でお願いします!
「理由を聞いてもいいか?」
「階段から突き落とされました」
『息子さんが救急車で病院へ運ばれました』と学校から連絡が入り急いで病院へ駆けつけた。
幸い私の時と違い、数時間気を失っていただけで後遺症もないとのこと。
現在は息子に事故の経緯を聞いているところだ。
「そうじゃなくて突き落とされた原因を教えて欲しいんだ」
「僕が……有名作家メモリーの息子だから」
「……そうか。わたしのせいでお前に苦労をかけてすまない」
「こんなに曖昧な答えで納得されるんですか?もっと詳しく聞こうと思わないんですか?心配じゃないんですか?」
捲し立てるように喋る息子の目には、うっすらと涙がたまっていた。その理由は本人しかわからない何かがあるのだろう。
続編は主人公が変わるので別タイトルです。
興味ありましたら読んであげてください。
続編タイトル
幼馴染と恋人に裏切られた僕は、父さんの真似をして記憶喪失のフリをしながらスローライフを満喫する。ただ不良少女がいろいろ怖い
です。よろしくお願いします!