神様の息子の娘の娘の娘の娘の息子の息子の娘の娘のホニャララ
「……………」
子孫、だと?
『そうじゃ。儂の子孫じゃ儂の息子の娘の娘の娘の娘の息子の息子の娘の娘の――』
長いから良い……。
『じゃかましーッ! いいか、良く聞くのじゃ! 儂が読者ならば似たような言動をしてて、同じような姿見をしておったら、関係者と思うものじゃろう! 何故分かってるのにイライラせんといけんのじゃ。それによくある話じゃろ。神様がもとは魔族じゃというのも、たまたま残された儂の子孫がおるというのも』
ガミガミガミと効果音が付かんばかりに語り掛けてくる自称神を放っておいて俺は顔を正面へと戻す。そこには少しの時間で赤髪の少女は俺から距離を取っていた。
「誰だ、お前は……」
「おい大丈夫か」
話し掛けている奴を無視して再び振り返る。そしてそのまま少女の胸元に開いた傷跡に魔法を掛けた。手をかざして呪文を唱えただけだが、それっぽくして胸に触れてみる。掌から温かい感触とちょっとした膨らみを感じた。医療目的だ。決して他意はない。もみもみもみもみ。もみもみもみもみ。
「お、お主は……」
少女の雪と同じくらいに柔らかく淡い頬がほんのりと赤く染まっている。初心な反応を見る限り、きっと身内以外に触られた事が無かったに違い無い。グヘヘ、いい物をお持ちで。
『なんじゃか一気に品格が落ちたのう……』
それにしても、確かに髪型とか色を変えれば元のアイツと似ている所がある。クリクリとした活発そうな瞳に、全体的に整った顔立ち。この女の子が子孫だというのなら、アイツは処女じゃないのか……。
『違うのじゃ』
俺は今世紀一番驚いてるよ。お前に旦那さんがいたって事に。
「あ、あの……奴隷って、どういう……」
「―――貴様は一体誰だ」
「ひぃう! 」
子孫Aの弱弱しい質問の途中で、萎縮して辞めてしまう位の殺気が後ろから流れて来る。どうやら放置されすぎて怒ってしまったらしい。
「元勇者とでも言っておこうか。華麗で美麗で端麗な元勇者だ」
『自意識過剰じゃのう』
こいつまじで一回シメても許されるんじゃねえか。
けれどそんな俺達の舐め腐った空気に対して、赤髪少女は顔を不愉快気に歪ませる。……ってか。暗がりで若干見え辛かったんだがこいつ可愛いな。肩より少し下まで伸びきった赤い髪はまるで綺麗な炎を見ているかのようで、子孫Aの顔に負けず劣らず丸くしかしどこか気高さを感じるような顔つきをしていた。しかし胸は平均的といったところだろうか、いやしかし未来はありそうだ。少なくともうんkよりは。
『…………』
とてつもない殺気を感じる。何故か目の前にいる奴よりも遥かに後ろから。
「"元"勇者だと……? はッ。何を言い出すのかと思えば貴様が勇者であるなら、私は魔王だとでもいいたいのか」
「魔王だろうが勇者だろうが可愛ければどうでもいい」
「か、かわいいっ!? 」
『……お主、さりげなく口説くの上手いのう』
「ええい! そんな話をしにきたんじゃない! 私はその女に用があるのだ! 」
「残念だがどいてはやらん。こいつは俺の奴隷だ」
『もう確定事項なのかの……』
「そうか……。私の剣を受け止めるくらいだからな。貴様はそれなりに強いのだろう。いや、もしかしたらそこにいる女くらいには強いのかもしれんな。けれども敢えて言わせて貰おう。そこをどけ」
「そこにいる奴よりは強いな」
「例えだ例え! 真に受けるな! 少し照れるな! もういい。らちがあかない。私の名は……アンナ! 勇者アンナだ! 行くぞ」
アンナは何の変哲もない斜め斬りを放ってくる。けれども単純ながらも殺す事に躊躇いの無い。その普通の斬りはきっとたくさんの敵を屠り、数多の邪悪を払ってきたのだろう。風を薙ぎ、空を絶ってきたのだろう。
単純さこそ最も恐れる物だ。
だからこそ俺にとっては正直軽かった。
「ほらよ」
適当に弾く。
「ふぇ」
理解が出来ていない顔だ。あれほど凛々しかった表情は間の抜けた顔になっていて、ちょっとだけアホ可愛い。その呆けた隙に、彼女の腕を掴んでそのまま投げ飛ばした。
「きゃ、きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!?? 」
「おー。結構とんだなー」
物理法則とかガン無視して、アンナは空高く飛んで行った。星になったのだ。きっとうまく着地してくれるだろう。勇者なのだから簡単には死なないはずだ。きっと何度も何度も挑んでくれるに違いない。その時を思えばこの瞬間でなくてもいい。デザートは最後に取っておく派だ。
次はどうやって倒してやろうか。スライムの中にぶち込んでやるのもいいかもしれない。目の保養にもなる。運が良ければくっ殺が見れるかもしれない。
『可哀想に』
うんkが若干同情していた。うんkに同情されるってどんな気分なのだろうか、今度聞いてみよう。