一話 地獄の約束
愛咲ワールドという不思議な世界の赤星県朱府市に住む主人公の赤冨銘兎は幼馴染の秋山さんとの約束を思い出し、彼は時計で今の時間を確認しようとしていた
「なんか今日約束をしていたような。友人の秋山さんと約束をしていたような。約束事は覚えているんだけど集合時間は何時集合だったっけ?」
彼はベットに横になりながら友人の秋山音瓊との集合時間を忘れたようだった。その時彼は一瞬思い出した。
「もしかして10時だったっけ?」
彼は一度時計を見た。
「まだ9時30分か。」
彼は時計を見て少し安堵した。そして彼はこう考えていた。
「秋山さん多分絶対に約束の時間までに集合しないとやばいんだよな。残り30分はあるけど秋山さんは約束の時間を守らないと悪魔になるし、集合時間は10時だし15分経った9時45分ぐらいに家を出るか」
彼はこう考えているが実は集合時間は9時40分で残り10分しかない。しかし彼は気づいていない。
彼は前に遅れてしまった時のことを思い出していた。
「先週は約束した集合時間より5分ほど遅れたんだよな。そしたら秋山さんは俺に「バスケの練習を手伝って」と放ったんだよな。俺はあの時気づかなかったけど今思うとあの一言が地獄の伝言ということに気づいたんだよな。秋山さんは身長2メートルは確実に超えているし。俺は身長1.4メートルに少し届いていないんだよな。それに秋山さん小学校の時からバスケの練習をしていてその時呼ばれていたニックネームは『ポイント大量生産機』で秋山さんにボールを渡すと離れていてもスリーポイントを出すし、ゴール近くだと手を伸ばして相手が取れない高さにしてポイントを取るし、秋山さんとバスケの練習をすると超人的な跳躍力か秋山さんの身長を縮めないと全敗するんだよな。今回は遅れないようにしないと。あんな地獄はもうごめんだ」
なぜ彼がこう考えていたのには数日前のこと
(数日前の夜のこと)
彼はスマホでネットサーフィンをしていた。
「うぁっ また政治の事件かよ。何回起こせば済むんだ?政治家はしっかりと働いているのか」
そう彼は考えていると彼のスマホから着信音が鳴った。
彼は不思議に思い電話先を見てみると秋山さんからだった。彼は不思議に思った。
「なんでねぬのやつこんな時間に電話を?」
彼は不思議に思いながら電話に出ることにした。
「ねぬ どうしたんだ?こんな時間に?」
彼は秋山さんにこう尋ねると
「明日 ちょっと私の家に来てくれない?ちょっと助けてほしいことがあって」
秋山さんがこう言っていると彼はなぜこう言っていたのかは知っていた。
「ねぬ また何か無くしたの?5日前も同じことを言っていたような気がするけど」
彼はこう尋ねてみると秋山さんは
「そうだけど?」
と返事を返してきた。
彼はこう思った
「またかよ」
そしたら秋山さんはこう言った
「集合時間は10時ね。集合場所は私の家ね」
彼は「そうですか」と軽く言って電話を切った。
そして彼はゲームを始めた。時間はもうすぐ日付が変わる前だった。
そして次の日
彼は起きて時間を見てみると
「えっと?9時50分か二度寝しよう」
彼はもう一度寝ようとした時衝撃が走った。
「はっ?9時50分?」
彼はもう一度時計を見ると時間は9時50分だった。
彼は焦った
「やばい 遅れる。7時に寝たのが原因だったのかな?まっゲームは楽しいし!」
彼は急いで玄関に向かった。服も着替える暇も無く。
そして彼は自家用車で秋山さんの家に向かった。
その時彼に不幸が起こった。なんと目の前で車とトラックによる衝突事故が起こった。時間は9時55分である。
彼はこう思っていた
「遅刻するわこれ」
そして彼は遠周りをすることにした。時間は10時ぴったりである。彼は落ち込んだ
「秋山さんに殺されるのかな?」
彼はこう考えていると秋山さんの家に着いた。時間は10時5分である。
彼は急いで車から降り、インターフォンを押した。
その時 秋山さんの家から大きな足音がした。彼は震えだした。
「ねぬじゃないよな。あのやばいねぬじゃないよな」
そう彼が思っていたら玄関の扉が開き出てきたのはねぬだった。彼はショックを受けた。
「終わった」
彼がこう思っていながら秋山さんを見るとなにか怒っているようだ。そして秋山さんはこう言った。
「ハ、ハハッ。めいと 遅刻は良くないよ。私もう無くしていた物見つかっちゃったけど?それにパジャマ姿で来たの?さっきまで寝ていたでしょ(怒)私はめいとと一緒に探したかったなぁ(泣)」
彼はこう思った。
「5分間で見つかったってあの時はわからなかったけど今はわかって見つかったって。女の勘か?怖いなぁ」
そしたら秋山さんはこう言った
「遅刻する人には罰を受けないといけないね」
彼はこう言った
「遅刻っていうか。事故に出会ったっていうか」
秋山さんはキレながらこう言った。
「早く起きなかったのが悪いんじゃないの?服も着替えていないし、朝食も食べていないし、多分歯も磨いていないでしょ?」
彼はコクリと頷いた。
秋山さんはこう言った。
「一度歯だけは磨いてきて、汚いから」
彼はこう言った
「服は着替えてきて…何か食べてきて…」
秋山さんは「だめ。歯磨きだけ」と言った。
彼は「分かったよ」と言い一度家に帰って歯だけ磨いてもう一度秋山さんの家に着いた。
そして彼が秋山さんに「歯だけ磨いてきたけど」と伝えると秋山さんは彼にこう言った。
「裏庭に来て」
彼は死んだような顔でこう思った。
「秋山さんの裏庭ってバスケットコートがあるんだろ?それも自作で。もしかして」
彼は裏庭に着くと秋山さんが手招きをした。
彼は「終わった」と思っていた。
彼の思っていたことは当たった。
秋山さんは彼にこう言った
「バスケの試合をしましょう 一対一で」
彼は逃げることもできず試合に付き合うことにした。
そして一試合目が終わった。
「ねぬ対めいと 100対1」
彼は死にかけていた。その時秋山さんはこう言った。
「私の約束に遅刻する人にはもっとお仕置きをしないといけないね。今から10試合するよ。めいとお前は水を飲んじゃいけないからね」
彼はこう思った
「これじゃあ ただの体罰じゃねぇか」
そして地獄のバスケの一対一の試合が始まった。
彼は朝食を食べていないことからボールを取ることができずめまいが凄くなり何回も自分の汗を飲み物代わりとした。そしてすべての試合が終わったときの点数が
「ねぬ対めいと 15000対1」
もう彼はこう思った
「地獄だ。あいつは悪魔だ。人間じゃない。」
そして秋山さんは彼にこう言った
「次 遅刻したらわかったよね?」
彼は「わかりました」と言い、家に帰った。
そして彼は一度洗面台に向かった。そして蛇口をひねり水を出すとがぶ飲みした。
彼は幸せな感じだった。
「水が飲めないのはきつすぎるけどめっちゃうまいなこの水 ここは天国だ」
彼はあの日のことをこう思った。
「あんなの普通に考えてみてたら体罰だろあれ」
そう思っているとスマホから着信音の音が聞こえた。
彼は不思議に思いスマホを見てみると…
「あっ…秋山さん?どうしたんだろう?もしやもう遅刻しているのか」
彼は秋山さんから電話が来ていることに驚き、怖くなってきたがいつもはこんな時には電話が来ないのに電話が来ていることが不思議に思い、電話に出ることにした。
「秋山さん。どうしたの?集合時間は10時でしょ?」
彼はこう尋ねてみると秋山さんは驚いていた
「はっ?集合時間は9時40分ですけど?」
彼は秋山さんの言ったことに驚いた。
「えっ?嘘はついていないよね?」
彼が秋山さんにこう尋ねてみると
「昨日のこと忘れたの?集合時間は(9:40)って約束したじゃん」
秋山さんはこう返してきたため彼は一度思い出してみようと思い
「そうだった?一度思い出してみるから電話切るね」
彼は秋山さんからの電話を切った。
彼は秋山さんと昨日約束したかを思い出してみた。
「昨日のこと…昨日のこと」
そしたら彼はとあることを思い出した
「もしかして昨日の夜の10時か11時くらいの電話のことか?」
彼は一度昨日のことを思い出してみた
昨日の夜10時30分ごろ
彼は暇で床でごろごろしていた。
「暇だぁ 床気持ちよすぎる」
その時彼のスマホから着信音が聞こえた
「誰だろう?」
彼は不思議に思いスマホを見てみると
「あっ秋山さん?こんな時間にどうしたんだ?」
彼は秋山さんの電話に出ることにした。
「どうしたんだ?こんな時間に?」
彼はこう尋ねてみると
「めいとって明日暇?」
彼は秋山さんの一言にちょっとキレかけた
「暇だけど?(毎日のように暇ですが何か?)」
彼がこう言うと
「明日 私の家に来てくれない?」
彼は先週のことが一瞬思い浮かんだがまた同じ事が起こりパニックになった
「えっ?秋山さんの家に?どうしたの?」
彼がこう言うと
「ちょっと 私、物を家で失くしちゃって一緒に探してくれないかな?って思っているんだけど?」
彼は「いつものことか」と思った。
「まっ いいけど?」
「それだったら集合時間を決めよう 何時ぐらいがいい?」
「何時でもいいけど?」
「それだったら正午前には探し終えたいから…」
「けど 明日の10時まで雨予報だけど?10時くらい?」
「雨だったら10時ね。もし晴れていたら20分前の(9:40)にしてほしいんだけど?いいかな?」
「まっ 晴れていたら(9:40)でいいよ」
「ちょっとまとめるよ。明日の集合場所は私の家。集合時間は、晴れていたら(9:40)で雨だったら(10:00)だよ。分かった?」
「分かったって」
「じゃあ 明日会おうね」
「OK」
そして彼は電話を切った
彼はこう思った
「明日雨にならないかな?」
彼に衝撃が走った
「昨日約束していたわ。時間は(9:32)。外の天気は…」
彼はカーテンを開けてみると外は快晴だった
「晴れているやん。(9:40)までに秋山さんの家に向かわないといけないのか(クソっ)」
彼は外の天気が雨どころか雲一つない快晴だったことにとてもキレながら急いで秋山さんの家に向かう準備をした。
彼はこう考えた
「探し物をするなら今日はバスケの練習はない。ゆっくり行こう」
しかし先週のことをもう一度思い出してみた。
「先週も探し物だったよな。俺は、少し遅れて秋山さんの家に着いたら秋山さんが”もう見つかったんだけど?”と言う時怖い顔をして”バスケの練習に手伝ってくれないかな?”と言って俺は死にかけたよな」
彼はまた衝撃が走った
「遅れると地獄だ。急いで向かわないと」
彼は家の玄関の扉を開けてこう思った
「今日は遅刻はしない(こう思ったの学生だった時以来だな)」
そして玄関の扉を閉めると走って向かった
彼は運転免許も車・自転車も持っているのに走って向かった。
彼は時間を見てみた。
「(9:35)か。残り5分だとぎりぎりだぞ。」
彼はもっとスピードを出そうとしたが秋山さんの家に向かう道は右左と曲がっていかないといけなく、もっと出すことはできなかった。
そして彼は曲がる道が何回も続いていることにイライラしながら走り続けると秋山さんの家に向かう道の最後の坂があった。
この坂を走っていけばすぐに秋山さんの家に着くが彼はショックを受けていた
「この坂1.5㎞あるんだよな 時間も(9:38)。足が持つかな?」
そしたら時間が(9:39)になった。
彼はとても焦り猛スピードで走った
彼は間に合うのか?
彼はなぜ姉に恐れているのか?それと姉のどの部分が化け物級なのか?
※この物語の赤冨銘兎・怜那・星矢・永羅という名前は 自分の持っているぬいぐるみにつけた名前「めい・れい・せい・えい」から来ています。この物語に出てくるキャラクターはフィクションですよ。