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水洗トイレとともに異世界に飛ばされたら、美麗な騎士様に拾われました。  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


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39/206

39:出発前のあれやこれ。

 



 エアリスくんの執務室に到着して、先ずは冒険者登録を行うことになった。

 先ずは住む場所じゃ? って思ったけど、そんなにすぐに住む場所を用意は出来ないから、取り敢えずは騎士団舎内の来客用の部屋を拠点にして、住居探しなどしたほうがいいと言われた。

 そりゃそうか。ってことで、先ずは冒険者だ。


「この書類に記入するんですが、私が代筆しますね」

「おねげぇしゃっす!」


 ステータス開示して、必要項目を書き込んでもらった。

 名前のところだけは、漢字で自筆。フリガナはエアリスくんが。ほんとありがとうございますです。


「冒険者ギルドに向かうついでに、預かっていた荷物の配達もしましょうね」


 ちょっと忘れかけてたけど、そういや山脈の直ぐ側の村のおばちゃんから預かってたんだった。


「ぬあっ、ありがとう。助かりますっ」


 その他、女性的に必要そうなものは、ゼファーさんの奥さんに明日頼むことに。

 急にそんなこと頼んで大丈夫かなぁと思っていたら、そういうのがとても好きな奥様とのことで、ガッツリ甘えることにした。


「とりあえずは、軍資金の用意だよね」


 ガサガサと荷物を漁って、お金になりそうなものはどれかな? とエアリスくんに聞いたら、滅茶苦茶怒られた。

 理由は、売ったら元の世界との繋がりが消えることになるから。


「どんなに思い入れがないものでも、後々後悔した人をたくさん見てきました。どうしても譲りたい相手ができたとかではない限りは、手元に置いて置くことをおすすめします」

「そっか……うん。そうだね」


 流石にペットボトルはゴミなだけだけど、マグボトルは貰い物だし、ビジネスバッグも結構愛用してた。元の世界にいても簡単には手放さないものではあった。

 もうちょっとちゃんと大切にしよう。

 

「軍資金ですが、騎士団長が算出して無期限貸出をしてくれるそうなので、そのうちパンッティラが届けに来るかと思います」

「パンチラちゃん、来るんだ」

「あの感じではありますが、仕事は真面目ですので……」

 

 困り顔のエアリスくんに、つい本音が漏れてしまったと謝ると、くすくすと笑われてしまった。


 兎にも角にもお届けものをしてから、冒険者登録に向かうことになった。


「さて、先ずはお届けものからだぁ! ってことでお願いしますっ!」

「はい。では参りましょうか」


 エアリスくんがなにやら書類数枚にサインをして、呼び出した騎士さんに渡していた。

 なんだか急ぎらしいが、私についてきて本来の仕事は大丈夫なんだろうか?




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◇◆◇ 書籍化情報 ◇◆◇


「お前を愛することはない」と言われたので「そうなの?私もよ」と言い返しておきました。 〜氷の貴公子様と紡ぐ溺愛結婚生活〜
書籍表紙


美麗すぎてヨダレものの表紙絵を描いてくださったのは、『シラノ』様っ!
脳内妄想だった氷たちが、こんなにも美しく再現されるとか、運使い果たしたかもしれない……

あ! この作品も、もりもりに加筆しています。(笛路比)
おデートとか諸々ね。ラブなストーリーを主に。コミックシーモア様は限定SSもあるよ☆
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

各種電子書籍サイトで販売されていますので、一例としてリンクボタンも置いておきます。


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