第一章〜彼女の心境そして新たな敵〜
遅くなってしまってすいませんm(_ _)m
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〜過去〜
「........行くか。」
『どこに行くつもりじゃ?』
「今までありがとう。神さんとやら。俺はそれだけでもーーーーーー・ーーートムという名前で良かったと思うよ。」
『......構わんが、お主は本当に行くのか?ーーーーーーに』
「あぁ。このーーーーーーに終演を。」
『わしは止めんよ。お主がしたいようにすれば良いのじゃ。』
「神さんもし俺が帰ってこなかったら、頼むよ。」
『......わかっておるよ。あの約束のことじゃろ。』
「うん。それじゃあ行くね。またーーーーーーーで!会おうね」
『....』
少年は出ていく。一人取り残された【神さん】と呼ばれた老人。果たしてーーーーーーとは何なのか。
『......わしは....わしは止められなかった......無謀だ。ーーーーーーに挑むなど....誰かわしとあの子を助けてくれ。』
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〜ミーアの部屋〜
何だったんだ?今の夢は......夢なのか?それとも現実......あの様なところは見たことがないから違うか?
「.....考えても仕方ないな。所々聞こえなかったし。アルとシリアにも聞いてみるか。」
するとドンドンと音がなる。
「何だ?アルの昨日の仕返しか?私はそれどころじゃなかったのによ!」
「ごめん入るね。ミーア!」
しかし入ってきたのはミーアだった。いつも落ち着いているシリアが慌てているのでつい私は事情を聞いてしまった。
「し、シリア?どうかしたの?」
すると聞いた瞬間にシリアが泣き出してしまった。
「!?どうしたの?本当に!」
「ごめんなさいね。シリアちゃん知らないならいいのよ?」
「せ、先生?どうかしたんですか?」
「うーん。言っていいのかわからないんだけど。アル君が昨日の夜からいないのよ。」
「え?」
待って待って。アルがいない?いや夕方はいた。どういうことだ?
「夕方は一緒にいたのよね?今探してるんだけどどこにもいないのよ。」
「せ、先生。」
するとシリアがこういった。
「アル君はこの学園を恨んでいる事はないですか?」
「?え?どういう事だ。シリア。」
「......この学園を恨んでいるとしたらこの学園を作った初代学園長リンラル・トルランが潰したと言われるエルフの森じゃないかな。まぁもう1500年前だから違うだろうけどねw」
「......そっか...もうそんなになるんだ。」
「悪魔は長生きだからな。すべてを知ってるんだな。シリア。」
「うん.....少なくともミーア(あなた)よりは。」
「......な、なぁシリア!私達もアルを探そうぜ!」
「え......ぜ、絶対反対すると思ってた......」
「なんでだよ!」
「先生も助かるわ。アル君....どこに行ったのかしら。」
「でもね先生。何でアル君がいないって分かったんですか?」
「........」
「え........?」
「.......悪魔族は厄介だと聞くけどどうやら噂通りね。アル君はエルフ族の生き残りだと聞いたのよ。だからその魔力を貰おうと思ったのよ。」
「本性はそれですか。」
「えぇ。でも聞かれたからには生きては居られないわよ?」
「おや随分舐められたものですね。一応私王家なんですよ。シリア。シリア・フューラー」
「王家か。面倒だがここで消しておくのが懸命ね........」
「........ねぇ?私忘れてない?」
「天使と悪魔が協力していいのかい?」
「あたしはシリアを信じる。このミーア・キャンベルの名にかけて!」
「あら、それは怖いわねぇ.....それではこのガキたちの始末を行いますわ♡見ていてくださいね。ドリュー様ぁぁぁぁぁ」
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