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第1章〜高すぎる魔力〜

しばらく空いてしまってすいませんm(_ _)m

クラスの授業から始まります♪

「あのエドさんって種族は人間.....なんですよね?」

「あぁ」

「珍しいですね」

「そうか?」

「え、えっと」


「シリアを泣かしてるのはどこの誰だい?」

「ミーネ!」

「......誰だ?」

「さっきの自己紹介聞いてなかったのかなぁ?......まっ聞いてなさそうだねぇ.....あんたは」

「すまないな。」

「あたしはミーネ。ミーネ・リアンヌ」

「俺はエドワード・シュタイン.....エドって呼んでくれ」

「ならあたしのことはミーネかミネで頼むよ」

そう言ってミーネはニカッと笑う

「み、ミーネは種族はなんなの?」

「あたしは.......」

「シリア.....」

「エドさん?どうかしましたか?」

「いやいいよエド。あたしは天使....シリアが嫌わないならいいんだよ。」

「へっエドさん私、私、天使のお友達が出来ました!」

シリアはとても嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねる

「友達.....でよかったのか?ミーネよ」

「いいんだよ!エドよりシリアの方が好きだよあたしは」

「え、エドさんとも仲良くしてくださいぃぃ」

「シリアの頼みだったら仕方がないねぇ!」

「騒がしい日常が始まったみたいだ.....」

3人の前に人影が現れる。

「おいそこ3人まだ授業中なんだけど?」

聞いてきた女性はエイラという調合師だ。

「..........ちゃんと聞いてるぞ」

「ほう!エドワードは分かっていると?なら今私がやった調合式を前でやってみな。できてたらもう何も言わないよ。」

「......全てか?」

「ん.....?」

「全部で3つやっていただろう?」

「.........」

エイラは黙った。

「み、3つしてたの?」

「あぁ。上級ポーション用術式。中級ポーション用術式、初級用術式だろうなおそらく。」

「そうなんだ.....すごーーーい」

「うっ今回はエドに助けられそうな気がするよ。」

「はぁエドは聞いてそうだね.....他の2人は残って私の話を聞きなさいよ.....」

「ん......でも.......」

シリアは泣きそうな顔でこちらを見てくる。

「.....あぁ。待っていてやるからシリア泣きそうな顔をするな.....」

「ほんと!?」

「待ってくれなくてもいいぞ?私がシリアと帰るからな!」

「それじゃあ2人とも頑張れよ。」

「うん!」

「言われなくても頑張りますぅ」

「そうか。それはすまなかったな」


シリアとミーアの授業が終わるまで何をしようか.....まぁ図書室にでも行くか....


✡✡


ほう。なかなか大きい図書室だな......『図書室』というよりは【図書館】っていうふうにも見えるな.....


「おや?珍しいお客さんだね」

「.......すまない勝手に入って.....」


「構わないさ。ここはあまり人が来なくてね。そうだ君魔力測定と属性魔法を調べてあげるよ。こっちにきな。」


魔力測定か......心にぐさりとくるな。高校の頃厨二病だったなぁ懐かしい。しかし魔法が使えるなら使ってみたいものだ.....付いていこう....



✡✡

「まずあたしの自己紹介と行こうか。あたしは第56代魔王補佐を務める。マリア・シュリエルだよ。」


「始めましてマリアさん」


「そんじゃ始めますか。それではエドくんこの水晶玉に手を当ててみて?」


そう言われてエドワードは水晶玉に手を当てようとすると触れる直前でパリンっと音を立てて壊れた。


「えーっとーこれはどういう?」


「.........どうやら魔力が低いようだ......属性魔法は火と水と土だね。」


「そ、そうなんですか」


ここまで少ないと断言されるのはやはり心にグサッとくるものだ。


「ふふふ。そこまでおもむろにがっかりするな。そろそろ授業が終わるんじゃないか?」


「あっほんとですね。マリアさん有難う御座いました。」


うーシリアとミーア怒ってるかなぁ......



✡✡✡

......あたしはマリア・シュリエル。今凄いものを見た。つい嘘をついたのだ。

だって信じられるわけがないだろう。水晶玉が割れたのだ。通常ありえないことだ。あの生徒は一体何者なのか....

.....様子を見ることにするか.....


「......くくく。凄いものを見れたのぉ!マリア!ーーー!」


「全くだ......恐ろしいな。おそらく属性は『全属性』強敵になるな」


ハッとして前を見るとそこには.....


「ーーー様!ーーー殿!」


水晶が割れた事件をーーーとーーーとマリアが話しているとき当の本人は.....



「はぁはぁシリア、ミーアごめん.....」


「あっ良かったです〜先に帰っちゃったかと思いました.....」


「おいおい!心配させるなよな.....」


そう言うとシリアとミーアは安堵の息をついた。

その日は楽しく3人で帰った。


✡✡✡

「で、マリア。彼の種族は【本当に】人間だったのか?」


「それについてですが、ーーー様。彼は人間ではありません。」


「......では何だ?」


「.......」


「何なんだマリアちゃん」


「全種族が天敵。ヴァンパイアであります。」


「ヴァンパイア......生きていたのか.....」


「なるほどな.....俺が生きているならヴァンパイアが生きていてもおかしくはないか.....全属性持ちで魔力も桁違いなのか.....」


「......それに....これは本当かわかりませんがーーーとハーフという場合があります。」


「バカ言え!そんな種族は聞いたことがないぞ!ヴァンパイアとーーーとハーフと言うならば最強の......」


「落ち着けーーー。本当かまだわからんだろう?」


「だが.....」


「........探し出して見つかったのはこれだけなので信憑性は高いと思われます.....」



「........はぁとりあえずーーーもマリアも考えていてくれ。あいつは味方か....敵か」


「畏まりました。」


「あぁ」




エドワードの正体は何なのか!?

そしてマリアが〜〜様や〜〜殿と呼んでいた者は何者なのか!

次話【エドワード過去編part1】〜彼の正体は〜

次話も宜しくです(*´ω`*)

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