敗者復活戦
こんにちは、スノーフレークです‼
更新遅くなってすみません。
皆様、こんな中学生が書いたクソ小説を読んでくださりありがとうございます‼
これからもよろしくお願いします‼
後悔を胸に抱えたまま、敗者復活戦の会場へと向かう。
「もーみーじー!」
私の友達の佐々木葉流が、後ろから私の肩を叩いた。相変わらず葉流は元気だなぁ…。。
「敗者復活戦の対戦相手は私でーす‼お互い頑張ろうねっ!」
と葉流が言った。
「葉流と勝負できて嬉しいっ!楽しみながら勝負しようね!負けないぞ~?」
私も言葉を返す。
「私だって負けないからね?」
微笑みながら葉流が言った。
葉流と喋りながら自分達の位置へ行った。
敗者復活戦会場の雰囲気は、少し緩くて楽だった。全員が揃ってもまだ話し声や笑い声が聞こえる会場に、心なしか安心感を持つ。
先生が声を張り上げて
「静かに!」
と言った。
瞬間、空気が引き締まるのを感じた。
水を打ったように静かになった会場。先生が大きく息を吸う音だけが聞こえる。息を吸う音は、いきなり止み、次の瞬間、その口から音が漏れる。
「めぐりあいて」
その瞬間、私は反射的に1枚の札を叩いていた。
「パシッ」
乾いた音が会場全体に響き渡るのを感じた。私、札をとれたんだ…‼ 途端に沸き上がってくる自信。こんなに簡単にモチベーションが戻ってくるとは、我ながら単純だな。
「わぁ、もみじ凄いね」
葉流が楽しそうに言った。
先生はまた
「はーい、静かにして」
と言った。再び静まり返る。
「来ぬ人を」
また私の手は1枚の札を叩いていた。そんなことが何回も続き、結局いつの間にか私は勝っていた。
葉流は、笑顔で
「さすが紅葉~‼おめでとう、2回戦も楽しんできてね!」
と言った。
私とは大違いだ。




